平成23年7月29日
予算監視・効率化チーム
チームが各四半期ごとに計画の進捗状況について確認し、計画に照らして遅延のおそれがある経費については、計画作成対象経費の所管局課からその原因を聴取したうえで、計画どおりの執行に努めるよう促した結果、概ね計画どおりの執行ができたものと認められる。
なお、一定程度進捗率の低かった事業のうち、いくつかの事業に関しては、第3四半期までに発生した未執行額について、特別な理由がない限り執行を行わないことをチームとして要請し、不要不急な予算執行の防止に努めた。
今後も引き続き不要不急な予算執行を防止するため、計画に応じた執行を促していく。
監視対象である23の補助金等について、概ね計画どおりの執行ができたものと認められる。
なお、交付内定手続きが計画より遅れた補助金等についても、補助金等の所管局課からその原因を聴取し、計画どおりの執行に努めるよう促した結果、事業を実施するための期間が確保されたことから、事業の進捗に影響は生じなかった。
今後も引き続き事業実施期間を十分確保するため、実施計画に応じた適時の交付決定等を促していく。
審査対象である15件の補助金等の全てについて、特段の問題はなかった。今後も引き続き、予算執行の必要性、効率性、公平性及び透明性等の観点を踏まえて審査を実施していく。
事前審査の対象となった契約案件のうち、大部分は指摘事項・改善点等はなかったものの、一部に指摘事項・改善点等の指摘を受けたものがあった。
今後は、これらの審査結果を広く省内に周知し、より一層調達に係る必要性、効率性、公平性、透明性、競争性等の確保に努めていく。
全63件の意見が寄せられたものの、予算執行に関する意見が6件と少なかったのは、今取組に対する目的や窓口の周知が不十分だったためと思われる。さらに多くの意見が寄せられるよう、今取組の周知方法などの改善に向けて引き続き検討していく。
今後も引き続き予算執行の効率化等に向けた職員の意識向上に資する取組を積極的に行っていく。
さらに多くの意見が寄せられるよう、今取組の周知方法などの改善に向けて引き続き検討を行っていく。
年度を通じて、いずれの事項についても計画どおり公表してきており、平成23年度においても引き続き計画に沿った公表を進めていく。
チームリーダーの指示の下、以下のテーマについて検討した。
以上のことから、当省の予算監視・効率化の取組全体については、概ね順調に実施されたものと考えられる。そのなかで、顕著な成果として特筆される事項は次のとおり。
今回の結果を踏まえつつ、平成23年度において、より適切な予算執行を行うため、職員ひとりひとりが常に無駄排除の意識を持ち、不要不急な執行を行うことがないよう、引き続き職員の意識醸成に努めていく。
大臣官房会計課財務企画班
-- 登録:平成23年08月 --