参考 文部科学省における国際戦略検討会の開催について

平成17年4月1日
国際統括官決定

1.趣旨

 社会・経済のグローバル化・ボーダレス化の進展に伴い、あらゆる行政分野において、国内施策と国際施策の境界があいまいになりつつある。
 また、特に冷戦終結に伴い、文化や思想などを通じて国際環境を望ましい方向に導く「魅了する力」へと、我が国の影響力の示し方が急速に変化しつつある。
 このような時代認識の下、文部科学省としても、従来個別の分野ごとに行われてきた国際関係施策について、文部科学省全体を見据えた戦略を持ち、重点的・効果的に実施していく必要性が高まっている。
 このため、文部科学省における国際戦略の具体的内容を議論することを目的として、国際戦略検討会を開催することとする。

2.検討事項

  • (1)国益に即した文部科学省の国際戦略の理念、原則
  • (2)我が国の魅力の発信、対日理解の促進のための基本的方策
  • (3)国際機関の有効活用方法 等

3.実施方法

 別紙の学識経験者等の協力を得て検討を行うが、別紙以外の者にも協力を求めるほか、関係者の意見を聞くことができるものとする。

4.その他

 この検討会に関する庶務は、大臣官房国際課において処理する。

別紙 文部科学省における国際戦略検討会委員

(五十音順)

  北澤 宏一 科学技術振興機構理事
座長 黒川 清 日本学術会議議長
  西野 文雄 政策研究大学院大学教授
  根木 昭 東京芸術大学教授
  野口 和彦 三菱総合研究所参与
  長谷川 眞理子 早稲田大学政治経済学部教授
  御厨 貴 東京大学先端科学技術研究センター教授
  山本 良一 東京大学生産技術研究所教授
  米澤 彰純 大学評価・学位授与機構評価研究部助教授

 その他、会議の議論に応じて有識者を招聘し、意見を聞くことができることとする。

お問合せ先

大臣官房国際課

-- 登録:平成21年以前 --