2014年9月12日(金)、下村博文文部科学大臣はラオスに出張し、第2回ASEAN+3教育大臣会合及び第2回EAS(東アジア首脳会議)教育大臣会合に出席しました。
両会議では、ASEAN+3及びEAS地域の発展のために教育で協力することの重要性が確認され、共同声明が採択されました。
日本の教育分野における取組として、「スーパーグローバル大学創成支援」、「大学の世界展開力強化事業」や「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の紹介をしました。また、日本が提案して設置された、高等教育の流動性を高め、大学間交流を促進と高等教育の質保証を推進するための「高等教育の流動性・質保証に関するワーキング・グループ」によって、ASEAN+3諸国との協力関係を更に発展させるとともに、域内における質を伴う学生交流の促進につながることを期待する旨発言しました。11月にユネスコと日本政府共催で、日本で開催される、「ESDに関するユネスコ世界会議」を紹介し、各国からの参加を呼び掛けました。
別途、ラオス、ミャンマー、マレーシア、オーストラリアの大臣等との会談も行いました。
次回会合は、2016年にマレーシアで開催することも発表されました。
※EAS=ASEAN10ヵ国、日中韓、豪州、NZ、インド、米国、ロシア
ASEAN+3教育大臣会合での発言の様子
マレーシアとの会談の様子