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宇宙開発利用

3)実験用静止通信衛星「あやめ2号」(ECS-b)

第二章 日本の人工衛星の発展2.通信衛星

1.実施に至った経緯

 実験用静止通信衛星「あやめ」(ECS)が第3段との衝突で軌道投入に失敗したため、予備機として打ち上げられることになった。

2.プロジェクトの目的と目標

 ECSと同様、将来の通信衛星に必要な技術を確立するため、ミリ波帯などを用いた静止通信システムの実験および電波伝搬特性の調査を行うと共に静止衛星打上げ技術、追跡管制技術並びに姿勢制御技術などの確立をはかることを目的としていた。

3.実施内容

 予定のトランスファ軌道に投入されたが、アポジモータ点火コマンドを送信したところ通信が途絶した。アポジモータの異常燃焼によって破損したと考えられている。

  • 打上げ:1980年(昭和55年)2月22日、N-Ⅰロケット6号機により種子島宇宙センターから打上げ。
  • 質量:約130kg

4.成果

 所期の通信実験において成果を上げることはできなかったが、アポジモータの開発に貴重な経験となった。

お問合せ先

研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付

(研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付)

-- 登録:平成23年02月 --