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北極域研究加速プロジェクト(ArCSⅡ:Arctic Challenge for Sustainability Ⅱ)

 北極域は、温暖化の影響が最も顕著に現れている地域であり、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の「1.5℃特別報告書」においても、世界の年間平均より2~3倍高い昇温が指摘されています。海氷の急速な減少や氷床融解の加速など、北極域の自然環境の急激な変化は、北極域にとどまらず、地球全体の環境や生態系に大きな影響を与えることが科学的に指摘されており、将来への深刻な懸念が国際的に共有されています。
 また、北極域の海氷の減少は、北極海航路の利活用や海底資源開発などによって経済活動の飛躍的な拡大につながることが期待されており、北極圏国だけでなく、多くの非北極圏国が強い関心を抱いています。しかしながら、このような開発等の経済活動の拡大は、復元力に乏しい北極域の環境や生態系に不可逆的なダメージを与えるのみならず、全球的な環境変化を拡大させるリスクも有するものです。
 本プロジェクトでは、持続可能な社会の実現を目的として、北極域の環境変化の実態把握とプロセス解明、気象気候予測の高度化などの先進的な研究を推進することにより、北極の急激な環境変化が我が国を含む人間社会に与える影響を評価し、研究成果の社会実装を目指すとともに、北極における国際的なルール形成のための法政策的な対応の基礎となる科学的知見を国内外のステークホルダーに提供することを目指します。

事業の募集について(募集期間令和2年2月13日~令和2年3月13日)

お問合せ先

研究開発局海洋地球課

電話番号:03-5253-4111(内線4144・4451)、03-6734-4144(直通)