海洋分野における研究開発

深海地球ドリリング計画推進

科学的な深海掘削の取組は、1959年に米国が提唱したマントル到達を目標とする「モホール計画」から始まりました。現在、我が国と米国が主導して実施している国際深海科学掘削計画(IODP:International Ocean Discovery Program)はモホール計画を起源とした国際研究協力プロジェクトであり、2020年9月時点で23か国が参加しています。我が国が提供する地球深部探査船「ちきゅう」と米国が提供する掘削船「ジョイデス・レゾリューション号」、欧州が提供する特定任務掘削船の複数の掘削船を用いて各地の海底を掘削することにより、地球環境変動の解明、地球内部構造の解明及び地殻内生物圏の探求に挑戦しています。

深海掘削の模式図
深海掘削の模式図(提供:海洋研究開発機構)

IODPの組織構成
IODPの組織構成(提供:海洋研究開発機構)

<参考>

国立研究開発法人海洋研究開発機構研究プラットフォーム運用開発部門  (※研究プラットフォーム運用開発部門のホームページへリンク)

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研究開発局海洋地球課

-- 登録:平成26年01月 --