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海洋分野における研究開発

東北マリンサイエンス拠点形成事業

 東北地方太平洋沖地震とこれに伴い発生した津波により、多量のガレキの堆積や藻場の喪失など海の中が壊滅的な打撃を受けました。東北地方の太平洋沿岸から沖合にかけて、漁場を含む海洋生態系が大きく変化し、水産業にも大きな被害が出ています。文部科学省では、水産業の復興支援を目的として、被災地域の海洋生態系の調査研究と、地元の水産資源を生かした新たな産業を作り出すための技術開発を実施しています。
 海洋生態系の調査研究については、東北大学、東京大学、海洋研究開発機構が中心となって、水温・塩分といった海洋環境や魚介類の生息状況、海底のガレキの分布状況等を調査し、地元の漁業関係者に調査結果を提供しています。また、得られたデータを総合的に解析して海洋生態系の変化メカニズムを解明することにより、科学的知見に基づいた新たな漁業モデルの提案を目指しています。
 また、大学等の技術シーズを活用して被災地域に新たな産業を振興するため、大学や研究機関と地元企業等とが連携し、高品質な海藻類の生産や未利用資源由来の新素材やバイオエタノール等の開発、水産物の品質や鮮度を保つ冷凍・解凍方法などの技術の実用化・産業化を目指しています。

東北マリンサイエンス拠点の構成と各拠点が実施する課題 
東北マリンサイエンス拠点の構成と各拠点が実施する課題(提供:東北マリンサイエンス拠点形成事業)

東北海洋生態系調査研究船 
東北海洋生態系調査研究船「新青丸」(提供:海洋研究開発機構)

 

<参考>

東北マリンサイエンス拠点形成事業「海洋生態系の調査研究」 (※東北マリンサイエンス拠点形成事業のホームページへリンク)

お問合せ先

研究開発局海洋地球課

-- 登録:平成26年01月 --