令和7年10月21日、RA協議会の年次大会において、「研究支援サービス・パートナーシップ認定制度(A-PRAS)」の関連セッションを開催しました。
本セッションでは、A-PRASの制度紹介、A-PRAS認定事業者からの研究支援サービスの事業・活動紹介を行った上で、
現在政府で検討されている第7期 科学技術・イノベーション基本計画の中で、研究力強化に向けて重要な論点の一つとなっている
「研究者の研究に専念する時間の確保」および 「URA等の研究開発マネジメント人材のキャリアパス」 の2つのテーマにおいて、
研究支援サービスおよびA-PRASがどのように貢献し、どのような未来を築けるかを、会場からの質疑を交えながらパネルディスカッション形式で議論しました。(100名程度の聴講者に参加いただきました)
認定事業者からは、研究者の時間確保に直接的・間接的に貢献している具体例や、URAのキャリアの魅力を高め、より多くの優秀な人材を惹きつけるための提言などが挙げられました。
また、研究者およびURA職員がコア業務に集中できるよう、業務の一部を研究支援サービス等へアウトソーシングするために、競争的研究費のより柔軟な活用を期待する意見も出されました。
文部科学省ではこのような意見を踏まえ、研究支援サービスに資する取組の検討を進めていくとともに、引き続きA-PRAS制度を活用した産学官のステイクホルダーによるディスカッションの場を設けていく予定です。
