研究開発評価システム改革の方向性について(審議のまとめ)

 研究開発評価は、国民に対する説明責任を果たし、柔軟かつ競争的で開かれた研究開発環境の創出、研究開発の重点的・効率的な推進及び質の向上、研究者の意欲の向上、より良い政策・施策の形成等を図る上で極めて重要であり、文部科学省では、「国の研究開発評価に関する大綱的指針」及び「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」に則り評価を行うとともに、その見直しを行い、研究開発評価の取組みの定着やその改善を進めてきた。

 一方で、研究開発は、研究分野の深化、大規模化、融合化等の方向に加え、社会的・経済的な要請や国民への成果還元のために、より効果的・効率的な推進が求められ、それに伴い評価対象がより複雑なものへと拡大している中、評価の水準も高度なものが必要となっており、評価システムの一層の発展が求められている。

 このため、科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会研究評価部会の下に「研究開発評価システム改革検討作業部会」を設置し、評価システム改革の課題とその改善方策について検討することとする。

 

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