次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT:Exploration and Development of Global Entrepreneurship for NEXT generation)は、前身のEDGEプログラムに採択された大学をはじめ、これまで各地の大学で取り組まれてきたアントレプレナーシップ教育の成果や課題を踏まえ、大学等の研究開発成果を基にした起業や新事業創出に挑戦する人材の育成、関係者・関係機関によるベンチャー・エコシステムの構築を目的として、平成29年度~令和3年度の5年間にわたって実施した事業です。
補助事業終了年度の翌年度に当たる令和4年度、全5コンソーシアムに対して終了評価を行いましたので公表します。
・総合評価(個別の評価項目を勘案して評価する)
・個別の評価項目
1. 目標達成度(EDGE-NEXTコンソーシアムとして、設定した目標を達成できたか、採択の審査結果通知の留意事項等について対応できているか)
2. 取組状況(コンソーシアムの構築、プログラムの整備、ベンチャー・エコシステムの形成、人材育成)
3. 計画・改善手法の妥当性(資金計画、PDCA)
4. 今後の見通し(継続性、波及効果)
プログラム名称(コンソーシアム名) |
主幹機関 |
協働機関 |
総合評価 |
“EARTH on EDGE” |
東北大学 |
北海道大学、小樽商科大学、京都大学、神戸大学、宮城大学 |
A |
産官学グローバル連携によるEDGE NEXTプログラム |
東京大学 |
筑波大学、お茶の水女子大学、静岡大学 |
A |
Tokai-EDGE(Tongali)プログラム |
名古屋大学 |
岐阜大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、三重大学 |
S |
多様性と創造的協働に基づくアントレプレナー育成プログラム |
九州大学 |
奈良先端科学技術大学院大学、大阪府立大学、 立命館大学 |
A |
EDGE-NEXT 人材育成のための共創エコシステムの形成 |
早稲田大学 |
山形大学、滋賀医科大学、東京理科大学、多摩美術大学 |
S |
<総合評価について>
S:優れたアントレプレナーシップ教育提供コンソーシアムのロールモデルとなる取組みであり、今後のイノベーション・エコシステムの持続的発展も大いに期待できる。
A:アントレプレナーシップ教育提供コンソーシアムのロールモデルとなる取組みであり、今後のイノベーション・エコシステムの持続的発展も期待できる。
B:アントレプレナーシップ教育提供コンソーシアムのロールモデルとなるためには課題が残されており、今後のイノベーション・エコシステムの持続的発展に向けては相当の努力が必要である。
C:アントレプレナーシップ教育提供コンソーシアムのロールモデルとしては実現可能性が低く、今後のイノベーション・エコシステムの持続的発展は困難である。
<参考>
科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課