人づくりなどに資する国際交流・協力の推進を通じて豊かな国際社会の構築の一翼を担う。このため、2施策によってその目的の達成を目指す。
大臣官房国際課(永山 賀久)
豊かな国際社会の構築に資するための国際交流・協力の推進に向けた取組は、想定通り達成された。
○(施策目標14-1)
モニタリングとしたため、モニタリング結果を参照。
○(施策目標14-2)
新興諸国への国際教育協力の在り方について検討する国際協力推進会議を開催し、産学官の関係者からなるオールジャパンによる国際教育協力等についての提言を「南米諸国との国際教育協力に関する審議のまとめ」として取りまとめ、産業界や大学等の関係機関に配付・周知すると共に文部科学省HPに掲載した。また、国際機関が実施する事業に拠出等を行い、国際的な取組にも貢献した。
また、国際機関及び関係機関等を通じた国際的な取組への貢献については、国際連合大学において修士に加え、新たに博士課程の教育を実施する人材育成プログラムが開設されるなど、十分な進捗が得られた。
さらにユネスコの事業については、提案された事業をおおむね計画通りに実施していると報告を受けており、活動に対する評価も高いことから、計画どおりに実施されたものと判断できる。
<達成目標1>
「国際協力推進会議」で設置が提案された「国際教育協力に関する関係省庁連絡会議」において、アフリカ人の若者に日本の大学への留学と日本企業でのインターンの機会を提供する構想等、各省庁が連携する国際教育協力の具体的な実施方策について検討する。
・平成26年度概算要求において、事業成果を考慮した上で、積算単価を再検証するなど、経費削減に努める。
<達成目標2>
引き続き、OECDや国連大学が実施する事業への参加・協力を通じ、国際比較が可能な事業形成や国際的な人材育成等に貢献する。
ESDの推進拠点となるユネスコスクールの数の増加のための取組を引き続き推進していくとともに、その質の向上を図っていく。また、平成26年11月に日本で開催されるESDに関するユネスコ世界会議に向け、関係省庁で緊密に連携し、円滑に準備等を進めていく。
大臣官房政策課評価室
-- 登録:平成25年12月 --