成長を牽引する若手研究人材の総合育成・支援イニシアティブ
平成23年度「元気な日本復活特別枠」要望額:484億円
(平成22年度予算額:348億円)
成長の原動力である若手研究人材に対し、挑戦の原資と取り巻く環境の両面からサポート をすることで、新しい視点と柔軟な発想を生み出す若手研究人材を最大限活かし、世界に誇る「元気な日本」の復活を導く。
成長の原動力である若手研究人材が諸外国に比べて活かされていない現状((1)量の先細り問題、(2)内向き思考、(3)劣悪な環境)の打開に向けて、若手研究人材を挑戦の原資と取り巻く環境の2軸から総合的・体系的にサポートする。
「新成長戦略」(平成22年6月18日閣議決定)において、「若者が希望を持って科学の道を選べるように、自立的研究環境と多様なキャリアパスを整備」、「理工系博士課程修了者の完全雇用を達成することを目指す」、「安心して子どもを産み育てられる環境を実現することは、女性が働き続けることを可能にするのみならず、女性の能力を発揮する機会を飛躍的に増加」、「科学・技術人材の育成を進め、彼らが活躍する道を社会に広げていく」こと等が掲げられており、本事業は、その実現に資するものであり、文部科学省として本事業を行う必要性は高い。
計画のとおり実施していくことが適当。特に、科研費の一部基金化など「研究費の複数年度執行」の仕組みの導入の検討や研究マネジメント人材の大学等における養成・定着の支援等、研究活動時間の確保に資する政策の実施が重要。
大臣官房政策課評価室
-- 登録:平成22年09月 --