2.ロジック・モデル及び外部要因について

2.ロジック・モデルの作成

 本評価では,若年者雇用における課題が,文部科学省の職業意識の形成支援に関する各施策の実施を通じて「若年者層の勤労観・職業観を育成し,真に自立し,社会に貢献する人材を育成する。」という目標に至るまでの流れを論理的に構造化するとともに,目標達成に対して,各施策がどの程度貢献しているか検証可能なロジック・モデルを作成した。
 本ロジック・モデル作成に当たっては,予算投入により行われる行政活動及びその活動により直接産出される結果を,あわせて「アウトプット」として示した。また,施策の効果が発現する時期の違いにより,アウトカムを短期的アウトカム,中長期的アウトカムに分けて示した。基本的に短期的アウトカムが現れたことにより,中長期的アウトカムにつながるが,すべての施策について,これら2つのアウトカムが想定されるわけではない。

-- 登録:平成21年以前 --