2.ロジック・モデル及び外部要因について

2.ロジック・モデルの作成

 本評価では,少子化社会における課題が,文部科学省の子育て支援サービスに関する各施策の実施を通じて「仕事と育児の両立を支援する環境づくり・地域で子どもを育み,安心して子育てできる環境づくり」という目標に至るまでの流れを論理的に構造化するとともに,目標達成に対して,各施策がどの程度貢献しているか検証可能なロジック・モデルを作成した。
 本ロジック・モデル作成に当たっては,予算投入により行われる行政活動及びその活動により直接産出される結果を,併せて「アウトプット」として示した。また,施策の効果が発現する時期の違いにより,アウトカムを短期的アウトカム,中期的アウトカム,さらに継続的に目指すものを長期的アウトカムとして分けて示した。なお,基本的に短期的アウトカムが現れたことにより,中期的アウトカムにつながるが,すべての施策について,これら3つのアウトカムが想定されるわけではない。

-- 登録:平成21年以前 --