新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けて、文部科学大臣メッセージを発表しました。
新型コロナウイルス感染症の影響が全国的に拡大し、学校においても感染者の発生が継続しています。こうした中、感染者やその家族、完治した人や感染症に関わる人に対する接し方について、あらためて子どもたちに考えてほしいという思いから、本プロジェクトを発足しました。子どもたちが感染症に対する不安から陥りやすい差別や偏見などについて考えるきっかけとなるような啓発動画や関連資料などを作成し、公開していきますので、学校での指導に活用いただきたいと考えています。
日本赤十字社が発信している「3つの感染症」の考え方を参考に、感染症に対する不安から陥りやすい差別や偏見などについて考える動画 (約6分間) です。子どもたちが考えた結果を適切な行動に結びつけられるよう、ワークシートや授業用教材など、指導に活用できる関連資料もあわせて公開します。また、授業内容を保護者にも共有し、協力を促す保護者向けのプリントや、学校掲示用のポスターデータなどについても制作し、啓発活動を展開していきます。
今般、新型インフルエンザ等対策特別措置法が改正され、感染者やその家族、医療従事者等への偏見や差別を防止するための規定が設けられました。その内容を周知するため、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室が作成したリーフレットを掲載致します。