令和3年5月の医師法等改正により、医学生等が臨床実習開始前に受ける共用試験が令和5年度から公的化されることを受けて、学生が医業を行う診療参加型臨床実習の実現が求められています。
一方、近年、我が国は国際社会における研究実績の相対的低下が指摘されており、大学病院等保健分野の大学等教員については、職務の中で研究を行う時間の割合が大幅に減少していることから、研究実績向上のため、研究時間を確保し研究の質を高めることが必要です。
このような中、令和6年4月から、労働基準法等に基づく時間外・休日労働時間の上限が医師にも適用されることとなり、大学病院で勤務する医師は、教育・研究の充実を図るとともに、労働時間の短縮に取り組むことが求められています。
本事業では、診療参加型臨床実習の充実や保健分野における研究の質の向上等の課題に対応するため、大学・大学病院における、より効率的で質の高い臨床教育・研究実施のための新たな体制を構築する優れた取組を支援し、これを持続的な業務改善につなげることで、医師の働き方改革に貢献することを目的としています。
各選定大学の事業ウェブサイト、事業構想等が記載された申請書等を一覧にまとめ掲載しています。
選定大学の取組状況をより広く知っていただくために御活用ください。
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