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日本ユネスコ国内委員会

ユネスコが設ける褒章

 ユネスコでは、加盟国又は任意の者により拠出・寄附された資金を元に、ユネスコの各分野の活動で著名な功績を上げた個人又は団体に褒章を付与しています。主として次のようなものがあります。これらの多くは公募制であり、ユネスコが定める規定によって厳正に審査され、受賞者が決定されます。

【ユネスコ本部等が公募する主な褒章】
 (各賞の詳細については、ユネスコ本部のホームページ等を御参照ください。)
 (現在応募中の褒章は「お知らせ」を御覧ください。)

1. フェリックス・ウーフェ=ボワニ賞(the Férix Houphouët-Boigny Peace Prize) 

 国連憲章及びユネスコ憲章と一致する、平和の促進・希求・維持の分野において多大なる貢献をした生存する個人又は活動を継続している公的機関及び民間団体をたたえる目的の下に授与される。

2. ユネスコ平和教育賞(UNESCO Prize for Peace Education) 

 ユネスコ憲章と国連憲章の精神に則って、平和のために世論を喚起し良心に訴えかけるような際立った活動をたたえることにより、"人の心の中に平和のとりでを築く"ための諸活動を促進することを目的とし、下記の事柄において数年にわたり、際立って国際的に認められた活動を行っているもの。 
○  平和のために良心に訴えること
○  世論の支持を得ることによって地域的あるいは国際的なレベルで平和の教育を強く推進するような活動プログラムを実施していること
○  平和の推進に貢献する重要な活動を開始すること
○  人権や国際理解を推進するような教育的活動を行っていること
○  メディア、その他の有効なチャネルを用いて平和に関する問題について世論を喚起していること
○  人の心の中に平和のとりでを築くために必要だと思われるその他の活動を行っていること

3. ユネスコ国際識字賞(3賞/5件) 

 識字及びその関連分野における傑出した活動を賞する。ユネスコは、国連識字の10年(2003年~2012年)の調整機関として、あらゆる領域、あらゆる教育段階における識字の推進を優先課題としているが、本賞は、成人教育、とりわけ女性の教育レベルを向上させることを目的とする。

4. 知的障害のある児童生徒への教育のためのユネスコ・クウェート賞(UNESCO/Emir of Kuwait Prize for Research and Training in Special Needs Education for Children with Mental Retardation) 

 知的障害のある児童生徒への教育関連分野において活動している個人、グループ、組織の業績をたたえることにより、知的障害のある児童生徒への教育現状の改善を促進する。

5. ユネスコ人権教育賞(UNESCO Prize for Human Rights Education) 

 人権教育の発展を目的とした活動を表彰し、人権教育の分野における新しい教育的主導権を促進することを目的とし、ユネスコ加盟国に国籍を有する者、あるいはユネスコ加盟国に本部を置く組織、団体のうち、人権教育の発展に特筆すべき貢献をしたものに与えられる。

6. ユネスコ科学賞(UNESCO Science Prize) 

 特に科学・科学技術研究及び教育の分野又は工学技術・産業開発の分野において科学及び科学技術の応用を通じ、加盟途上国の開発に顕著な貢献をした個人又は団体を賞する。

7. 科学普及のためのカリンガ賞(Kalinga Prize for Popularization of Science) 

 著述家、編集者、講師、テレビラジオ番組製作責任者、又は映画制作者として、科学技術を分かりやすく広く社会に提供することに貢献し、公共の福祉の向上、諸国家の文化的遺産の充実及び人類が直面する課題の解決のために努めたものに与えられる。

8. 微生物学のためのカルロス・フィンレイ賞(Carlos Finlay Prize for Microbiology) 

 微生物学(免疫学、分子生物学、遺伝学その他を含む)の分野において顕著な貢献をたたえることにより、更なる研究開発とその応用を促進することを目的とし、個人研究者、民間企業又は政府機関に属する研究者及び研究団体に与えられる。

9. 青年科学者のためのジェイヴド・フセイン賞(Javed Husain Prize for Young Scientists) 

 自然科学、社会科学、科学技術分野における若い科学者による優れた理論研究又は応用研究を表彰する。

10. ユネスコとロレアルが共同で実施する賞及びフェローシップ 

 ユネスコはロレアルと共同で、女性科学者対象の賞とフェローシップを付与しています。ユネスコとロレアル(本社:フランス)は、「ユネスコ-ロレアル女性科学者賞」と「生命科学分野若手女性科学者フェローシップ」、日本ユネスコ国内委員会と日本ロレアルは「ユネスコ-ロレアル女性科学者賞日本奨励賞」を付与している。

【ユネスコ-ロレアル女性科学者賞】

 生命科学の発展に多大な貢献のあった女性科学者の業績をたたえ、その研究活動を広く世界に知らしめ、女性科学者の地位を高めることを目的として創設された。
 同プロジェクトは、生命科学の発展に寄与した女性科学者の業績をたたえ、その研究活動を広く世界に知らしめると同時に女性科学者の地位を高めることを目的として「ロレアル女性科学賞」を設けており、既に多大な業績を上げている5大陸5人の研究者に贈賞している。なお、同賞の創設は1998年で、1999年から「ロレアル・ヘレナ・ルビンスタイン賞」として「女性科学者のためのユネスコ・ロレアル・プロジェクト」に組み込まれ、2001年度から新たに名称を「ユネスコ-ロレアル女性科学者賞」に改称している。
 毎年、4月~5月に日本ユネスコ国内委員会HPにおいて募集される。2008年度の選考委員として、内閣特別顧問黒川清氏が任命された。

【ユネスコ-ロレアル生命科学分野の若手女性研究者のためのフェローシップ】

 世界の若手研究者による生命科学分野の研究促進のため、ユネスコとロレアルが15名に対して、フェローシップを提供する。募集対象は、生命科学分野の研究、若しくは関連する生物学、生命化学、生命工学、農学、医学、薬学、生理学の分野の博士課程以降の研究を行っている35歳以下の若手女性研究者。研究場所として、最低海外1か国を選択し、海外での研究活動促進、研究の国際ネットワークの構築、培った経験を自国で共有し役立たせることを目的としている。2年間で最高40,000ドルが支給され、各地域大陸より3名ずつ、合計15名の若手女性研究者へ授与される。
 毎年5月~8月にかけて、日本ユネスコ国内委員会HPにおいて募集される。

【日本ロレアル-日本ユネスコ国内委員会による賞】

ユネスコ-ロレアル女性科学者 日本奨励賞(※日本ロレアル株式会社ホームページへリンク)
 日本ロレアルにより2005年11月に、日本ユネスコ国内委員会協力の下、創設された賞である。日本の女性科学者が、国内の教育・研究機関で研究活動を継続することを目的としている。対象者は、物質科学・生命化学の分野で、博士課程(後期課程)又は、博士課程(後期課程)進学予定の女性科学者。授賞式には、賞状と賞金100万円が贈られる。
 毎年11月~2月にかけて日本ユネスコ国内委員会HPにおいて募集される。

11. アラブ文化シャルジャー賞(Sharjah Prize for Arab Culture) 

 芸術、学問、又は普及振興活動・作品を通じて、アラブ文化の普及及び促進に大きく貢献した2個人又は団体(アラブ諸国とそれ以外の国から1名ずつ)をたたえるために創設された賞で、世界各地においてアラブ文化の振興を図り、またアラブの無形文化遺産の保護・再生に関して多大な貢献をした著名な個人、団体、又は機関に与えられる。

12. IMC(国際音楽評議会)・ユネスコ国際音楽賞(IMC-UNESCO International Music Prize) 

 音楽の発展及び質の向上に貢献し、平和、相互理解、国際協力に役立つ活動を行った音楽家や音楽施設を表彰するもので、長年にわたって、顕著で公的に認められた活動を行った個人の演奏家若しくは団体(分野を問わない)、音楽、音楽の多様性、文化的権利の促進において、地域若しくは国際社会で主要な役割を果たした者、それぞれの分野で永続的に貢献し、音楽の多様性と文化的権利の促進に関する継続的な関心を実証している、国際的に著名な者に付与される。

13. 文化遺産保護のためのユネスコアジア・太平洋遺産賞(UNESCO Asia-Pacific Heritage Awards for Cultural Heritage Conservation) 

 アジア太平洋地域の文化遺産(居住用、商業用、文化的、宗教的、産業的、(公共的)機関の建造物、庭園、橋梁等)のうち、築50年以上が経過するもの、かつ、現在、民間により所有あるいは貸出されているもので、民間主導あるいは官民の協力により最近10年間の間に保全・修繕が完了した民間セクター、官民共同事業における個人若しくは組織に付与される。

14. 文化景観保護と管理に関するメリナ・メルクーリ国際賞(Melina Mercouri International Prize for the Safeguarding and Management of Cultural Landscape) 

 世界の主な文化的景観の保全と強化の取組の顕著な例(私的若しくは公的機関で働く個人若しくは団体)を表彰する。

15. 寛容と非暴力の推進に関するユネスコマダンジート・シン賞(the UNESCO-Madanjeet SinghPrize for the Promotion of Tolerance and Non-Violence) 

 寛容と非暴力の精神の普及に向けた新たな努力を奨励するため、寛容と非暴力の精神の推進を目的とした科学、芸術、文化若しくはコミュニケーションの分野の顕著な活動を表彰する。



 日本ユネスコ国内委員会では、これらの募集が正式に届いた場合には、直ちに「お知らせ」に掲載することとしていますので、逐次御確認ください。また、ユネスコ本部等のホームページでも、これらの賞の応募要領等が掲載されています。(隔年又は不定期に募集が行われるものがあるので御注意ください。)

 また、これらの賞には、褒章を受けたい者等が直接ユネスコ本部等に応募するもののほか、日本ユネスコ国内委員会の推薦を通じて五応募いただくものがありますが、直接ユネスコ本部等に応募するものであっても、ユネスコから当委員会に問合せ等がなされることがありますので、いずれの場合でも当委員会に御通報ください。

 なお、国内委員会の推薦が必要な賞については、委員会の議に付すことになりますので、応募の意図のある方は、お早めに御一報ください。(国内委員会の議に付すための十分な日程が確保できない、国内委員会としての推薦を検討するために必要とする書類等が御提出いただけない等の場合には、推薦をお断りする場合がありますので御了承ください。)

-- 登録:平成21年以前 --