教委135-1-3 ESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)レビューフォーラム概要

1.日時

平成29年3月6日(月曜日)~7日(火曜日)
本フォーラムはユネスコ平和と持続可能な開発ウィーク(3月6日~10日)の一環として開催。3月9日、10日の2日間は「第3回グローバルシチズンシップ教育(GCED)フォーラム」が開催され、中間日の8日にはジョイントイベントが実施された。

2.場所

カナダ・オタワ Shaw Centre

3.主催

ユネスコ、カナダ・ユネスコ国内委員会

4.出席者

全GAPキーパートナー(約80名)を含むESD実践者 計約200名
<我が国からの出席者>
木曽功 千葉科学大学学長(元日本政府ユネスコ代表部大使)
門司健次郎 在カナダ日本国大使(元日本政府ユネスコ代表部大使)
及川幸彦 日本ユネスコ国内委員会委員
文部科学省/日本ユネスコ国内委員会事務局
※その他、GAPキーパートナー登録団体、ユネスコ/日本ESD賞受賞団体等が出席

5.目的

(1)SDGsターゲット4.7の実施戦略についての議論
(2)ESD及びGCEDについての好事例や経験の共有
(3)ESD及びGCEDについて、教授法及び実践についての最新の潮流及びイノベーションについて学ぶ機会の確保を通じ、参加者間での双方向のやりとり、ネットワーキング、自由討議を最大化する

6.成果物

Scaling up Education for Sustainable Development:2017 Mid-term Report on the implementation of the GAP on ESD” (GAP中間レポート(案))
Education for Sustainable Development Goals:Learning Objectives

7.結果概要

【開会式】
○カナダ・ユネスコ国内委員会会長、ユネスコ本部・チョイ部長他とともに、木曽千葉科学大学学長(元ユネスコ代表部大使)がDESDの提唱国として開会挨拶。

【全体会合】
○教員、GAPの反省、ESDの将来等といったESDに関するテーマごとに参加型の議論が行われた。

【並行セッション】
○公募で選ばれた16の並行セッションを実施。学校現場におけるSDGsの重要性についての実践発表や、ESDの具体的教授法等。
○我が国は、ドイツ連邦教育省、ケニア教育省と、”How can policy support ESD practice?”と題するセッションを主催。参加者40名程度。

【ブース展示】
○公募で選ばれた合計42のブース展示を、1週間を通じて実施。
○我が国からは、日本に拠点を置くGAPキーパートナー(文部科学省/日本ユネスコ国内委員会、ACCU、五井平和財団、岡山市、RCE中部)の合計5団体合同でブースを設置。
○文部科学省/日本ユネスコ国内委員会からは、我が国におけるESDの取組に関する施策説明及び我が国のESDの特徴に関するリーフレット及びポスターを作成し配布するとともに、「ESD推進の手引」英語版を配布。
○他に、ジャパンアートマイル、ユネスコ/日本ESD賞受賞者のブースあり。

【ESD及びGCEDジョイントセッション(3月8日)】
○参加者:ESD及びGCED双方の関係者 計400人
○ボコバ・ユネスコ事務局長、カナダ連邦政府環境・気候変動担当大臣、カナダ・オンタリオ州教育大臣、国連SDGs実施担当特別アドバイザー(第71回国連総会議長代理)他より開会挨拶。
○MGIEPの指名による、ユース参加者と教育実践者・研究者・政策決定者等多様な背景を持つ参加者が平等な立場から議論するTAGe (Talking Across Generations)を、教員の役割をテーマに実施。ボコバ事務局長を含め40名程度が登壇。日本からは、GAPキーパートナーである五井平和財団の宮崎雅美氏が参加。


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