教委懇28.1-7 「ESD実践の手引(仮称)」作成に向けての検討状況

「ESD実践の手引(仮称)」作成に向けての検討状況

○日本ユネスコ国内委員会教育小委員会ESD特別分科会報告書において、全ての学校におけるESDの実践を推進するため、ESDを各教科、総合的な学習の時間等において具体的にどのように実践すればよいのかや、その準備の進め方等のイメージを示す「ESD実践の手引(仮称)」の作成について提言。

○上記提言を受け、本年度内を目途に、各学校の教員に対して指導助言を行う教育委員会の指導主事または学校管理職を対象とした「ESD推進の手引」を作成予定。

○現時点での構成事務局案は以下のとおり。

1.本手引き作成の趣旨

2.ESDの推進が求められる背景と指導による効果
持続可能性に係る地球規模の諸課題、国際的な教育目標におけるESDの扱い、学習指導要領におけるESDの視点等について

3.優良事例を手がかりとした、各学校における取組に対する指導助言上のポイント
地球環境問題の解決について話し合う事例に基づき、ねらいの設定、指導案の作成、ふりかえり、学校運営、地域や大学、企業との連携について、留意点を記載

4.ESD実践の研修実施におけるポイント
  教育センターが実施したESD実践研修の優良事例を参考に、研修の企画・実施に関する留意点を記載

5.ESDを理解する上での留意事項
Q&A形式によるESDの理解増進

6.参考資料
関連文書、関係用語集、ユネスコの紹介等

※ 別途、教職員を対象とした手引の作成についても検討中。

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国際統括官付