日本ユネスコ国内委員会第495回運営・第96回普及活動合同小委員会(平成27年2月19日開催)の概要

平成27年3月13日
文部科学省国際統括官付


 運営小委員会においては、「『多様化の時代におけるユネスコ活動の活性化についての提言』(平成26年3月31日)を受けたユネスコ活動の活性化について」及び教育小委員会の審議結果の報告を踏まえ「ESDの今後の推進について」を審議した。
 さらに、第136回日本ユネスコ国内委員会に諮る議題案を審議し決定した。
 また、普及活動小委員会においては、ユネスコ70周年を迎えた、各地域ユネスコ協会の活動について報告がなされた。


 教育小委員会の審議結果の概要は、以下のとおり。

 2月13日(金)、教育小委員会を開催し、ESDユネスコ世界会議についての報告及び今後のESDの推進方策について議論。今後より一層、ESDを浸透させ、実践力を高めるための方策として、「ESDに取り組んだことによる子供の変容について明確にすることが重要」「教員の役割が大きくなっており、教員を応援する仕組みや発信する仕組みが必要」「大学でのESDの取組の拡充させるべき」等の意見が出された。また、今後は教育小委員会の下部組織として「ESD特別分科会」を設置し、ESD世界会議のフォローアップとして、ESDのさらなる推進に向けた取組について検討を行うことが決定した。
 なお、教育小委員会委員の互選により、同委員長には見上一幸委員長代理が、委員長代理には阿部宏史委員が選出された。

【会議開催実績】
平成27年2月13日(第133回教育小委員会)

(了)

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