第490回運営小委員会(平成25年8月28日開催)の概要

 運営小委員会においては、「我が国におけるユネスコ活動の活性化」等について集中的に審議し、この審議結果の報告の骨子案を作成した。
 また、第37回ユネスコ総会で審議される次期中期戦略(37C/4)案及び事業・予算(37C/5)案等の対応方針に関する文部科学大臣の諮問及び第37回ユネスコ総会における基本的方針等に関する外務大臣の諮問への答申案について、各小委員会の審議結果も踏まえ、審議した。
 さらに、各専門小委員会の委員長から、第132回日本ユネスコ国内委員会以降の各専門小委員会での審議結果の報告があったほか、第133回日本ユネスコ国内委員会に諮る議題案を審議し決定した。

【会議開催実績】

 平成25年3月26日(第488回)
 平成25年6月4日(第489回)
  (普及活動小委員会と合同開催)
 平成25年8月28日(第490回)


各専門小委員会での審議結果の概要は、以下のとおり。

○ 教育小委員会

「我が国におけるユネスコ活動の活性化」に関する検討事項のうち、「学校教育・社会教育等を通じたESDの一層の推進」について集中的に審議を行い、その結果をまとめた骨子案を、第490回運営小委員会で報告した。

【会議開催実績】

 平成25年5月9日(第129回)
 平成25年7月18日(第130回)
 平成25年8月19日(第131回)

○ 自然科学小委員会及び人文・社会科学小委員会

 平成25年6月に開催されたMAB国際調整理事会の報告がされたほか、サステイナビリティ・サイエンスの今後の進め方について議論がされ、推進の必要性や具体的な活動につながるような検討が必要であるとの意見が出された。

【会議開催実績】

 平成25年7月30日(第121回自然科学小委員会及び人文・社会科学小委員会懇談会)
 平成25年20~23日(第112回人文・社会科学小委員会(持ち回り審議))

○ 文化活動小委員会及びコミュニケーション小委員会

 平成25年6月の世界遺産委員会に先立って開催された「国際世界遺産ユースフォーラム」について、若者たちのユネスコ活動への参加を促すよい機会であり、類似のフォーラムの活用や国内における開催を検討すべきとの意見が出された。
 文化多様性条約について、実務的な問題は理解するものの、世界の文化政策の流れに乗る意味でも、我が国も加入に向けて積極的に準備を進めるべきとの意見が出された。
 また、デジタルアーカイブや、教育及びトレーニングプログラムの取組はヨーロッパが大変進んでおり、今後日本でも取り組んでいく必要があるとの意見が出された。

【会議開催実績】

 平成25年7月19日(第122回文化活動小委員会及びコミュニケーション小委員会懇談会)
 平成25年8月21~23日(第959コミュニケーション小委員会(持ち回り審議))

○ 普及活動小委員会

「我が国におけるユネスコ活動の活性化」について議論をし、若者、企業等の幅広い層をユネスコ活動に巻き込んでいくことの重要性について再確認した。また、そのためのプラットフォームの構築が必要である旨の意見が出された。

【会議開催実績】

 平成25年6月4日(運営小委員会と合同で第94回、同日に単独で第95回)

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