世界ドーピング防止機構(WADA)について

WADA(世界ドーピング防止機構(本部はカナダ・モントリオール)は,1999年に国際オリンピック委員会(IOC)から独立して設立されました。世界各国におけるドーピングの根絶と公正なドーピング防止活動の促進を目的として,国際的なドーピング検査基準の統一やドーピング違反に対する制裁手続の統一等を行うための国際的な機関です。

WADAについて

1 設立の趣旨 世界各国におけるドーピングの根絶と公正なドーピング防止活動の促進を目的として,国際的なドーピング検査基準の統一やドーピング違反に対する制裁手続の統一等を行うための国際的な機関として各国政府側とスポーツ界側とが協力し,国際オリンピック委員会(IOC)から独立した「世界ドーピング防止機構(WADA)」を設立。
2 設立年月日  1999(平成11)年11月10日
3 本部    モントリオール(カナダ):2002年4月1日以降
4 会長        Mr. Witold BANKA (ポーランド)
5 理事        各国政府,国際オリンピック委員会(IOC),国際競技団体(IF)等により構成。なお,政府代表から地域(5大陸)ごとに理事・執行委員が選出されることとなっており,我が国はアジア地域の代表として理事・執行委員に就任。
6 主要事業
(1) 世界ドーピング防止規程(The World Anti-Doping Code)の策定・改定・履行  (国際的なドーピング検査基準や制裁手続等の統一)
(2) 競技会外検査(抜き打ちドーピング検査)の実施
(3) 分析設備の科学的・技術的基準の統一(分析機関の認定)
(4) ドーピング防止教育の普及
(5) RADO(地域ドーピング防止組織)発展の促進
(6) 各種競技大会へ独立オブザーバー(検査体制等を監視する者)の派遣  等

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スポーツ庁参事官(国際担当)

(スポーツ庁参事官(国際担当))