大会後の運営管理に関する検討ワーキングチーム(第8回)

1.日時

平成28年9月27日(火曜日)16時00分~16時22分

2.場所

文部科学省16階16F3会議室

3.議題

大会後の運営管理に関する論点整理(案)について

4.出席者

文部科学省/水落文部科学副大臣(座長)
スポーツ庁/髙橋次長(事務局長)
内閣官房/中川総括審議官,芦立総括調整統括官
JSC/池田理事
東京都/岡﨑次長

5.配布資料

6.議事概要

<議題 大会後の運営管理に関する論点整理(案)について>
   
  [配布資料に基づき、事務局より説明]
○ ワーキングチームでは、これまでの会議で関係者からヒアリングを行い、スタジアムの運営管理のあり方、収益向上方策について検討を行ってきた。

  ○ 論点整理の案は、その際の発言をもとに論点として考えられる事項を選択肢として提示する形でまとめている。
     
  ○ 今後、民間事業者との対話を繰り返しつつ募集要項等をまとめていくことになるが、その中でこれらの論点について検討していく必要がある。

  [意見等]
  ○ これまでの議論がきちんと整理されている。各スタジアムは様々な地域の受益を考えている。
      例えば、味の素スタジアム(東京都)では、地元住民参加のスポーツイベントを積極的に誘致している。エコパスタジアム(静岡県)では、健康づくり、文化・レクリエーション及び自然と親しむ場として運営し、アマチュアスポーツは利用料金を低額に設定している。横浜スタジアムでは、市民球場としての位置づけから、アマチュア野球の優先利用や小中学生野球教室等を開催している。
      公立スタジアムは地域にあってのものである。旧国立競技場は地元の学校の大会等に利用されていた実績もあり、このような都民・国民の便益が今後とも維持されることが必要だ。

  ○ 1.に書かれている前提条件の整理の議論をどのように進めるか。その中で、東京都スポーツクラスターとの関係、地域住民の便益をどのように生み出すのか、そのバランスをとりつつ、民間事業化を図っていくのは大きな課題だ。
      検討に時間が必要だが、昨年の関係閣僚会議で民間事業化を行う方針が決まっているので、更に検討を深めていきたい。

  ○ いただいた意見を踏まえて、今後検討を進めることとし、論点整理の案については、原案のとおりとりまとめとさせていただく。(異議なしの声)
      それでは、次回の関係閣僚会議において、水落座長から報告を行うよう準備することとする。

<その他>
  ○ 秋以降の検討の進め方については、昨年12月の関係閣僚会議において、「論点整理及び整備プロセスの進捗を踏まえて、更なる議論の方向性を検討」、「必要に応じて、議論の進捗状況につき関係閣僚会議において点検」とされていることを踏まえ、今後のワーキングチームの進め方について、事務局から以下のとおり提案し、了解された。
 
    1.今後は、スポーツ庁(事務局)及びJSC(事業主体)を中心として、論点整理を踏まえ、以下のとおり作業を行う。

      (1) 論点整理1.新国立競技場で行われる「スポーツの振興のため必要な業務」等について、陸上競技・サッカー・ラグビー等の競技団体と意見交換を行う。

      (2) 上記(1)を踏まえ、論点整理2.民営事業化について、民間運営関連事業会社等から意見を聴取しつつ、民間運営の手法(コンセッション等)に関する研究を行う。

      (3) あわせて、論点整理3.関連する事項について、東京都等との意見交換を行う。

    2.これらについて、定期的に適宜ワーキングチームに報告し、ワーキングチームにおいて検討を進めていく。

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(スポーツ庁政策課)