スポーツ政策の推進に関する円卓会議(第1回) 議事要旨

1.日時

平成30年12月26日(水曜日)13時30分~14時00分

2.場所

スポーツ庁長官室

3.議題

  1. (1)スポーツ庁長官挨拶
  2. (2)会議運営、スポーツ・インテグリティの確保について(※非公開)
  3. (3)中央競技団体のガバナンスの確保に向けた取組について
  4. (4)その他

4.出席者

委員

(スポーツ庁)鈴木大地 長官
(独立行政法人日本スポーツ振興センター)大東和美 理事長
(公益財団法人日本スポーツ協会)伊藤雅俊 会長
(公益財団法人日本オリンピック委員会)竹田恆和 会長
(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会)鳥原光憲 会長

5.議事要旨

(1)スポーツ庁長官挨拶
  鈴木スポーツ庁長官から、会議の設置の趣旨や競技団体の適正なガバナンスの確保に向けた所見について発言があった。
 

(2)会議運営、スポーツ・インテグリティの確保について
  円卓会議を運営する上での取扱い等に関しては、資料1-1(「スポーツ政策の推進に関する円卓会議の設置について(案)」)、資料1-2(「スポーツ政策の推進に関する円卓会議の作業部会の設置手続き等について(案)」)及び資料1-3(「スポーツ政策の推進に関する円卓会議の公開について(案)」)の各資料について、構成員の了承を得た。
  さらに、資料2(「スポーツ・インテグリティの確保に向けたアクションプラン」)等についてスポーツ庁から説明を行った後に、資料3(「「スポーツ・インテグリティ作業部会」の設置について(案)」)について、構成員の了承を得た。
  続いて、概要以下のとおり意見交換等が行われた。
 

(構成員からの主な意見)
○「スポーツ団体ガバナンスコード」を検討するに当たっては、スポーツ界の実務を理解している者をはじめ、幅広い関係者から意見を聴取し、参考としていただきたい。
○スポーツ団体の中には人的・財政的基盤が脆弱なところも少なくないため、ガバナンスコード検討の際は、組織育成の観点から実効性のある対応が可能となるような配慮をお願いしたい。
○ガバナンスコードの制定に当たっては、人的・財政的基盤が脆弱な団体へも配慮し、実態を踏まえたステップアップ型目標設定を取り入れるなど、自律性・実効性のあるものとなるよう検討をお願いしたい。
○統括団体という立場から、今以上に、中央競技団体のガバナンス強化に努めていきたい。スポーツ団体の実情も踏まえながら、スポーツ界が歩調を合わせ、アスリートを守り、主体的にガバナンスを構築するために力を注いでいきたい。

  構成員の意見を受けて、スポーツ庁長官からは、体制が脆弱な団体へ配慮しつつ、アクションプランの実現に努める旨発言があった。
 

(3)中央競技団体のガバナンスの確保に向けた取組について
  鈴木スポーツ庁長官、大東日本スポーツ振興センター理事長、統括3団体を代表して伊藤日本スポーツ協会会長が、資料4(「中央競技団体のガバナンスの確保に向けた取組について(案)」)に基づき、それぞれの取組について説明を行い、合意の上、各構成員が署名した。
中央競技団体のガバナンス確保に向けた取組について、各構成員が署名したもの

※別紙1~3は、スポーツ政策の推進に関する円卓会議(第1回) の資料4 (PDF)にてご確認いただけます。

(4)その他
  次回日程はスポーツ団体ガバナンスコードの制定や適合性審査に向けた準備状況等を踏まえて設定することとなった。

お問合せ先

スポーツ庁政策課

スポーツ庁参事官(民間スポーツ担当)付