大学横断的かつ競技横断的統括組織(大学スポーツ協会(UNIVAS))設立準備委員会作業部会(第3回) 議事要旨

1.日時

2018年9月19日(水曜日)10時~13時

2.場所

東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル7階

デロイトトーマツグループ セミナールーム

3.議題

  1. 開会
  2. 日本版NCAAの組織整備(案)について
  3. スポンサープログラム及び賛助制度(案)について
  4. 各テーマの進捗報告
  5. 今後のスケジュールについて
  6. 閉会

4.出席者

委員

伊坂主査、小林(勝)主査、友添主査、藤本主査、川原主査、三宅主査、戸田主査、佐藤主査、池田(純)主査、境田主査、小林(至)主査、佐野主査、尾崎主査、池田(敦)主査、木藤主査

スポーツ庁

増井参事官、川合参事官、福本企画官

(文部科学省)
平野高等教育局大学振興課大学改革推進室長

5.議事要旨

【開会】
〇事務局より、配布資料等の確認があった。また、配布資料について補足説明された。
〇続いて事務局より、本日の作業部会の進め方について説明があった。

【日本版NCAAの組織整備(案)について】(資料1、2、3、4)
〇木藤主査より、「定款」、「組織図」並びに「事業計画」の修正案について説明があった。
〇質疑応答後、「資料2 定款(案)」、「資料3 組織図(案)」並びに「資料4 事業計画(案)」を第2回設立準備委員会において資料として付議することについて委員に諮り、了承された。

(質疑応答)
〇(友添主査)大学の定義についてゆるやかな定義を定めるとのことだが、「学校教育法」と書いた場合、海上保安大学校、防衛大学校が除外される。これらは有力な大学でスポーツが非常に盛んな為、例外規程のようなもので含めるのか。定義で学校教育法と定めてしまうと漏れる大学があるのではないか。この点、検討しても良いのではと思う。
⇒(木藤主査)例えば学校教育法という文言を抜いて大学及び短期大学、あるいはそれに類するような学校、といったことは考えられると思う。検討したい。
〇(友添主査)米国でも陸軍や海軍は大学のカンファレンスに入っているか、入っていなくても独立で各大学と試合をしていたと思う。

〇(池田敦司主査)厳密化する必要があるかわからないが、「競技スポーツ」という単語の定義は求められるだろうか。何をもって競技スポーツと呼ぶのか。
⇒(木藤主査)競技スポーツで一般的にイメージされるものでまずは良いかと思う。おそらく今後新しいスポーツが出てくることを考えれば、あまり厳密に何の種目までと特定することはやめたほうが良いと思う。元々日本版NCAAということでアスレティックス、定款の会員の規定に該当する運動競技が当面の対象ということをイメージしている。

〇(小林勝法主査)資料3の組織図の委員会の構成に関して、NCAAは大学基準協会のような機能も必要だと思う。NCAAが各大学や学連に課す基準やガイドラインをきちんと守っているか評価することと、加盟判定など常に基準について検討しつつ認証評価などをする機能がどこかで必要ではないかと思う。

〇(小林勝法主査)資料4の事業計画書の個別事業について、以下の意見を述べたい。
(2):タイトルの文言が更新されていない(以前のまま)。前回も申し上げたが、一般学生を巻き込んで大学全体の動きにしていかないとスポンサーなどがつきにくいと思う。
(5):大学スポーツの振興で、一般学生や同窓生、地域住民なども盛り込んで欲しい。
(11):31年度の事業概要で、海外の大学とのマッチング、定期交流戦の開催とあるが、例えば日米大学野球のような伝統的なものもいくつかあり、FISU(国際大学スポーツ連盟)が世界大学選手権を開いている。ユニバーシアードで行われていない種目に関しては、ユニバーシアードの中間年に世界各地で開いていて、例えば日本では今年空手道の試合が神戸で開かれたりしているが、JOCのユニバーシアード委員会との調整も必要になるかと思う。
(13):新しく加わった項目とのことだが、事業が何も書かれていない為、色々と検討いただきたいが、大学スポーツ国際デー(大学スポーツの国際デー)が9/20にあり、各国で催し物が行われているので日本も同調して行うことや、サークルやレクリエーションスポーツに関する事業も入れていただきたい。
⇒(木藤主査)認証評価について、組織図ではこれに代わるものとして表彰委員会を設け、まずは評価できる取組を表彰しようということで検討が進められている。将来的にこれが発展してガバナンスをきちんとしているかのモニタリングのようなことにも発展できるかと思うが、まずは表彰ということに落とし込んでいる。その他のところは「総合推進委員会」で機能させていくことをイメージしているが、特に出したほうが良ければ検討したい。
⇒(木藤主査)一般学生をどう巻き込むかについて、一般学生のどういった活動を対象にするのかを検討する必要があると思うが、今まで学生アスリートと少し狭い対象をイメージしていたところを、やや広げたという点が今回の修正案である。具体的には定款の第4条の事業で学生アスリートとなっていた箇所を大学スポーツに取り組む学生と広げたことが一つある。また、競技スポーツだけに限らずレクリエーションといったものも将来的には検討して良いのではということで(13)に競技スポーツをはじめとするスポーツの振興、ここは競技スポーツに特化せず加えたということがある。ただし残念ながらまだ具体的な事業に踏み込めていない。
⇒(木藤主査)国際的な展開について、例えばユニバーシアードに関係するJOCと何か交渉しているところではない。むしろ米国のNCAAと交流ができればという案は伺っている。特に大会レギュレーションのテーマでそういう検討があるということで加えたもの。世界大会等をイメージしたものでは今のところない。

〇(小林勝法主査)以前も申し上げたが、新しい大会を作ることも良いが、スクラップアンドビルドも必要だと思う。ますます過密になって学生が大変な思いをするのではと思うので、既存のものがあればそれを生かすことも考えて欲しい。
⇒(木藤主査)大会を検討するテーマのグループで検討いただきたいと思う。

〇(藤本主査)一般学生をどう巻き込むかということについて、どこで線引きするかということがあるかと思うが、例えば私が関わっているある競技団体では、70~80の大学がいわゆるインカレに出場するが、半分がいわゆるサークルであり、つまり大学が存在を把握して部長を置いているかと言われるとそうではないものである。先程レクリエーションをどう捉えるかといった時に大学スポーツの定義の中で大学の教育、研究または社会貢献の一環として行われる学生の競技スポーツ、では行われない学生の競技スポーツがあるのかなど、そういった視点での議論も必要ではないか。
〇(藤本主査)資料3の組織図で、今日の議論でもスポンサーの件等あるが、例えばマーケティングの様な部署が言葉としてはないが、組織図に落とし込むことは難しい為、機能としてこの中にあるのであれば説明したほうが良いのではないかと思う。日本版NCAAをしっかりブランディングしていく、スポンサーとも協力していくことを考えていくとマーケティングの部署、全体で見渡せる部署も必要ではないか。
⇒(木藤主査)1点目の定義にも書かれている大学の教育、研究または社会貢献の一環として、要するに大学の管理下に置くかということになるが、前回も説明したが全ての大学における学生のスポーツ活動を大学の管理下に置くとなると色々な問題が起こるだろうと想定している。その為学生が自由にサークルを作れるという一つの選択肢も残しながら、大学が責任を持って管理する学生スポーツの部門があっても良いのでは、ということで議論が進んできたと理解している。回答としては、サークル活動全てを含む必要はないという定義になっている。
⇒ (木藤主査)組織図上のマーケティングということに関しては、公事業運営担当のところでマーケティングはカバーできるという理解である。事業運営委員会の中でやっていく。マーケティングという名称を組織図上で位置付けるかについてはもう少し整理してからと考えている。

〇(藤本主査)マーケティング=お金という時代でもないと思うので、早めに検討いただけるなら念頭に入れて今後検討してほしい。

〇(伊坂主査)資料3組織図で、「各地域ブロック代表」のもとに「スポーツ教育部会」と「地域連携・国際交流部会」が置かれているが、「スポーツ教育部会」というとニュアンスが捉えにくいようなイメージがあり、例えばスポーツ振興なのか、教育というのは学生が地域の子を育てるイメージなのか、文言について検討いただきたい。
⇒(木藤主査)事業内容の(2)のスポーツの価値やスポーツを行う意義のところで、インテグリティ教育のようなものを元々イメージしている。ただし、文言に関しては検討したい。

【スポンサープログラム及び賛助制度(案)について】(資料1、5)
〇池田敦司主査より、スポンサープログラム及び賛助制度(案)について説明があった。

(質疑応答)
〇(川原主査)p2-3の正会員の中央学生競技団体、JOC、JSCと記載があるが、JSCではなくJSPOではないか。
〇(友添主査)JSPOには学生の競技団体は加盟権がない。その点はいかがか。NFが入っているその下部組織が入っているだけで、JSPO自体の中には学連は加盟していない。
⇒(池田敦司主査)確認の上、正しい表記に修正する。

〇(三宅主査)オフィシャルパートナーとオフィシャルスポンサーの契約年数が5年間となっているが、5年間の理由はあるか。
⇒(池田敦司主査)数字の根拠を明確に説明することはできない。ただし、スポンサーから援助いただく場合に長ければ長いほうがありがたい、という気持ちを込めた5年である。世間相場からいうと2年、3年という議論がでると思う。ただ、数字の整合性を定められるものではない為、この後の修正案に下限を設定しておくことや、具体的商談においては個々の金額の変更もしくは年数の変更も善処する。あくまでも商談の中で、どこで握れるかが肝になる為、そのためのバッファ、汎用性を持たせる考えであります。
〇(戸田主査)5年間というのはおそらく根拠はないと思うが、願いだけは込められていると思う。1~2年だと新しく設立する団体ということで基盤が確立しないと見通しも立たないという意味で、1~2年という前提だと経営環境が非常に不安定になって事業も安定できないという意味で、少なくても最初であるので少し長い目で育てていただきたいという意味も込めて5年間なのではないか。その辺りを強く推していただいてそれが最終的に3年、4年になったりするのではと思うが、願いだけはぜひ伝えてほしいと思う。

〇(藤本主査)オフィシャルパートナーの「複数社共生」は良いと思う。私の担当はキャリア支援だが、体育会学生あるいはスポーツ系学生のキャリア支援は民間の取組がかなり進んでおり、多数の業者が存在する。1社に縛られるとかえって学生にとっての不利益に繋がる可能性がある為、複数社のカテゴリーであるとありがたい。

〇(友添主査)こういう形でやっていくことは必要だと思う。例えば、いくつかのパターンがあり、いきなり100万円が最低額なのか、20万程度なのか、あるいは50万だったら払えるといった企業をオフリミットしてしまう可能性があるので、いくつかバッファを持たせたほうが良いのでは。1社で100万円払ってくれるところがあれば5社で20万ずつ集めるよりずっと事務的な作業量は少なく助かるわけだが、100万円を払うということは企業にとって最初は冒険だと思う。
〇(友添主査)私は公益財団法人の執行理事をしており寄付を募ることがあるが、ボールの認定をしてほしいという申し出がある。そのボールの認定、お墨付きをNCAAが与えて、1個につきいくら、数を捌くと1個にマーク1つを出せば100円、といった単価をつけていけばかなり数が捌けた時に、年額100万円を超える収入が入ってくる場合がある。こういった要望というのは企業の中には潜在的に多いと思う。つまり、日本版NCAAのいわば認定商品になるとか、あるいは日本版NCAAが商品の質を保証すると、木藤参与のところと関係してくると思うが、品質を審査したり管理したりする審査部門を設定していかなければならないが、こういう収入は結構入ってくるし、捨てたものではないと思う。
〇(友添主査)手間暇かけて小さいお金を集めるとか、1回でドンととるのかという違いはあるが、最初は手間暇惜しまずにお金を集めていく手立てを考えるといくつかのパターンを組んで向こうの要望に応えるものを準備するというアイディアも少し入れてみてはどうか。
⇒(池田敦司主査)おっしゃる通り。需要に対して何を応えてあげられて、それに対していくら頂くかという世界なので、今回なぜこのスポンサー部会を我々がやっているのかということだと思う。
〇(池田敦司主査)業界で見ると大手広告代理店に丸投げをすることが多いパターンだが、その場合はスポンサーの需要がダイレクトに聞けない為、決まりきった商品しか売れない。ニーズが合わなかったら、売れない。売上上がらない、というリスクに陥ることがある。それを避け、スポンサーとより良好な関係を長く築こうというためにあえて自主型で作っているということであります。基本的にはオンデマンド型のカスタマーサービスという領域だというふうに理解していただきたい。あくまで今日の案は一つの雛形、プロトタイプであり、応用をしていくための基本形であります。今日は応用面が表現されていないということで理解されにくかったかもしれないが、次回にはこの点もわかるように提案したい。

【各主査からの進捗報告】
〇各主査より、各テーマの進捗について説明があった。

(質疑応答)
〇(事務局)学業充実のテーマをこれから検討していただくにあたり、多少参考になればと思う。テーマ2(p13)で大会・試合日程調整の制度案を構想いただいているが、NCAAから欠席フォローのグッドプラクティスと書いてあるので配慮していただいていると思うが、対外的に進める際にいわゆる欠席配慮に対して矢印があるが、ここには当然学習時間を確保する上での補講といったものが伴うだとか、また試験に関しては追試、レポートによる学習評価、こういったものが伴って単位制度に抵触しないことなど、誤解を招かないようにお願いしたい。
〇(事務局)テーマ3(p17-18)でGPAに関して使っている大学と使っていない大学があるということ、使っている大学についても4点法を使っている大学と3.5点でやっている大学と色々なパターンがある。そういった中でどこまでを加盟要件として求めていくのか、また場合によっては考え方、換算のルールといったものも示さないとそれだけが理由で入ってこない大学があると残念だと思うので、こういった大学の多様性にも留意の上検討いただきたい。
〇(事務局)実態としてありえると思うが、4年と5年の2パターン作成する中で、特に5年になると標準修業年度を超えていくことになる。あり得ることだがいわゆる学費負担者といった方も含めてある程度こういう枠組みがあるということを理解させて進めないと、4年で気が付いた時にどうして卒業できていないのか、ということになってもいけないので、広報などをしっかりしないといけないと思う。
〇(事務局)ハラスメント(p27)で、窓口を設けて学外で相談に応じる体制を作るということは、色々な大学も取り組んでいる一方で、まだ学外の機関に相談をしてそれを受け取る体制が中々できていない大学がある。この仕組みを始める時に大学にこういった窓口をしっかり設けて、学内のハラスメント体制と連携をしていくのだということの理解を得ていかないと、大学からするとよくわからないが気が付いたら第三者が問題に入ってきた、といった捉え方をされないような意思疎通がしっかりできた形で始められたら良いと思う。

〇(木藤主査)前回出ていた国立大学の中期計画であるとかAD局をどういうふうに位置付けるかについて回答があればお願いしたい。
⇒(事務局)前回国立大学においてこの活動をどのように捉えたら良いのかという質問があった。私は直接の担当ではない部分もあるが、聞いたことも含めて話したい。
⇒(事務局)大前提として、大学スポーツをどう定義するかはここで議論が色々あるところだが、伝統的には大学のいわゆる正課外の教育であり、これを支える厚生補導という形で大学が携わるということで教育の一環として捉えられてきたことがあったわけだが、今まさに大学スポーツが多様な価値があって、多様な活動と関係してきうるということを踏まえて、今回定款では「教育、研究または社会貢献活動の一環として」という形でかなり広く読めるような位置付けになっている。大学スポーツをどのように捉えるべきなのかということについて、伝統的な考え方を紹介したが、それに囚われる必要は必ずしもないわけで、各大学において適切に判断していただきたい。
⇒(事務局)その上で国立大学の中期計画の関係についての質問だが、まず大前提として国立大学の中期目標・中期計画には大学の全ての活動を網羅的に記載する必要があるというものではない。その為これに書くか書かないかというのは任意である。加盟については直接影響しないというのが私どもの理解である。そもそも目安があって中期計画でいうと原則100項目を下回るということ、また各法人の属性に応じてまた全学的な観点から重要に値する事項に関して記載する、ということになっているということに留意の上、私どもからはどういうことを記載するのかという項目をおススメして各大学それに従って作ってもらっている。例えば教育研究の向上に関する事項から業務の効率改善に関する事項等々示しているが、先に申し上げた通り各大学で自大学における活動を記載するのであればどこに該当するのかということは各大学の判断で記載していただきたい。
⇒(事務局)2つ目のいわゆるAD局など大学の中のスポーツの部局の設置について、制度的にもどのように受け止めれば良いのかということだが、大学、国公私通じて申し上げれば、大学の設置基準にこういう組織は置かなければならない、という決め事がある。例えば事務組織を事務を処理するために置かなければならない、もしくは厚生補導のための組織を置かなければならない、といったような設置基準上求められる最低基準としての要件はあるが、これ以外のものは任意に置けるので、大学の判断で置いていただければ構わないし、国立大学法人にあっても法人の内部組織は法律で定められたもの以外は各大学の判断で置き得るということになっているので、そのような自由度の中で適切に対応していただきたい。

〇(小林勝法主査)大会レギュレーションについて、NCAAに加盟している学連が大会を開く時に関する基準規則、ガイドラインを決めるのはここだと思っている。NCAAができた時にもこれまで通り学連はそれぞれにインカレや学生選手権を開いて良いのか、あるいはNCAAカップやNCAAチャンピオンといった言葉が時々出てくるが、米国のようにNCAAチャンピオンを主催しているのはNCAAで、各種目のNCAAチャンピオンを決めている。それについて日本はどうするのか。学連が主催するにしても、NCAAが共催で入るのか、後援で入るのか、もし共催で入った場合にはスポンサーがバッティングしてしまう。学連がこれまで持っているスポンサーとNCAAのスポンサーが権利と義務の関係の整理や肖像権の問題もあるし、大会運営の安心安全の確保、事故が起きた時の対応マニュアルの整備だとかを統一の基準で作るということを決めていただくのはここだと思っている。今後どのように大会が運営されていくのかイメージができないと、我々の検討もしにくい面があるので、どのように検討が進められているのか教えてほしい。
⇒(池田純主査)基本的には日本版NCAAが大会を主催することよりも既存の大会に対してポイント制度等で共催や後援に近くなると個人的に考えている。それに対して安全安心などをどういうふうに前提要件として課していくのかは今後このグループの横断的な検討になっていくと思う。
⇒(池田純主査)一方で、先に申し上げた通り表彰と大会と2つに分けて考えている。表彰という部分がまず先にくる、それが今申し上げた既存の大会に対してポイントを付与していくということになると思うので、主には競技成績に対してポイントを付与していくことになると思う。
⇒(池田純主査)それとは別に大会ではなく大学のスポーツ全般に関して色々な取り組みを表彰していく、ということが同時並行で進んでいく為、その分の表彰に関してはイベント的なものは主催になるが、既存の大会に対しての競技ポイントの付与に関しては、日本版NCAAは主催ではなく既存のあるものに対して乗っかっていくようなイメージになると思う。その辺りの色々な項目は各グループの検討が終わった後に横断的な検討になると思う。

〇(戸田主査)大会関連でNFなどと競合しないという前提で検討してきたが、今NFや学連がやっているところは基本的にはいじらないという認識でいる。それに一緒に後援や共催といった形で乗っかっていく、そうなるとあくまで主催はNFや学連の為、そちらのルールや方法に則ってやるというふうに認識しているが違うか。
〇(戸田主査)NCAA独自で大会をやる場合、NFや学連とは違った形でやる必要があるように思う。例えば、2.5軍、3、4軍は試合に出られない。そういった学生は大学で部活動としてスポーツをやりたくて参加をして自己実現のために学業も成り立たせながら自分のキャリアもやりながらそういうことも考えながら人生設計も考えて自己実現に向かって進んでいく、という教育として大学スポーツをやっている。そういう学生だけが集まれる、クラスマッチ的な大会をブロックで大学の施設が空いている時に、あるいは国立の施設などを利用してお金をかけずにやれたらということと、大学ごとではなく講習会や交流会のような形で実技などをやり、その中でチームを組んでお互いに交流会のようなNCAAカップのようなものにして、今まであまりなかったような流動的でしかも教育的配慮があって学生が自己実現できるようなイベント行事のようなものを作っていくほうが新しい大学スポーツとして特徴を出していけたらと思っている。
⇒(池田純主査)1つ目についてはその通りである。既存の大会についてはポイントで最終的には年間を通しての表彰で、NCAAカップと呼ぶかどうかは今後の検討になると思うが、共催、後援といった立ち位置で既存のものを邪魔せずやっていくものが表彰である。
⇒(池田純主査)2つ目について、アイディアをありがとうございます。野球でいうとフェニックスリーグ的なもの、宮崎で2軍の若手が1軍のクライマックスシリーズに係る頃に出場機会がない選手が切磋琢磨する機会として行われているが、そういったものも含めて、p30の理念に基づいた形で、今ある大会を棄損しない形で新たな国際的なものなのかフェニックスリーグ的なものかわからないが、どういうものをやるとこの理念が発展して大学スポーツが発展して日本版NCAAの存在意義、価値と新しい大会を作る意味等々を今後していく。ただしあくまでも中長期的になると思う。すぐ何かできるわけでもないしこれから色々な学連やNFにヒアリングしながら一緒に作っていくものだと思うので、特に盛り上がるといった観点ではなく、理念の発展のために新しい大会をやるべきかやるべきでないかということを検討したい。

【日本版NCAAとしての情報の取り扱いに関して】(資料1)
〇小林(至)主査より、「シェアードサービスの概要」について説明があった。
〇境田主査より、「個別データの管理・活用方針」について説明があった。
〇川原主査より、「事故情報の集約化」について説明があった。

(質疑応答)
〇(友添主査)主査会でどこまで決定権があるのか、各部会で議論されてきたことがそのまま成案としていくのか、良くわかっていない。それぞれ部会の提案が飲み込まれていくような形になるが、例えば境田先生の提案のところでp49のリサーチコーディネーションセンター(RCC)の役割に研究計画の策定、研究協力大学の募集、企業との連携、参加大学への資金の配分、スポーツに関する研究所など素晴らしいアイディアと思うが、学会との兼ね合いをどうするのか、ということが1点ある。これは学会の仕事であり、日本体育学会やスポーツ科学の個別学会が充実しているわけで、日本体育スポーツ健康科学学術連合もあり、これらは現在オリンピックのプレコングレスに備えてその対応の議論をやっていて、トップアスリート対象の研究で言えば、JISSも同じようなことをやっている。
〇(友添主査)p48のところでスポーツ健康科学やスポーツ工学でロボティクスやVR、ARあるいはマネジメントなどは複雑に分かれてくるが、こういった科学領域を持っている大学は日本で限られた大学であり、地方の先生方を束ねていく役割ということであれば意味があるかもしれないが、学会の中の課題研究でやっている。
〇(友添主査)不要だということではなく将来的にこういったことが必要になってくると思うが、テーマ10は「個別データ管理・活用」を検討するテーマであり、尚且つ大事な点はNCAAはできるだけスリムにスタートする、資金の問題なども出ているので身丈にあった活動を、小さく始めて大きく育てていくというふうに思っておかないと、金額的にも、将来の工程表で何年後にはこれをやっていこうという二本立てのプランニングをしていくほうが現実的ではないかと思っている。他の主査の意見を賜れればと思う。

〇(境田主査)学会をどう使うか使わないのかといった議論や風呂敷が大きいのではないかといった意見も伺った上であえてこの提案書を作成した理由は、多くの大学に日本版NCAAに参画してもらいたいと思った時に、どの大学でもスポーツに関する研究をされている様々な研究者がいるはずで、そういった人がNCAAで私の技術や研究成果を活用してもらいたいといった形で、日本版NCAAにコミットしてもらえれば、これはとても良いきっかけになるのではないかと思ったからです。風呂敷が大きすぎるということも考えたが、大学の学長の立場になると、自分の大学のなかの優れた研究成果を日本版NCAAで活用してもらいたいと考えるのではないか。また、そのスポーツ科学研究を実施することにより外部資金も獲得できるという可能性も考えるのではないかと思ったわけです。AI、IoT、ビッグデータの時代では、サイバー空間を活用し、様々な科学技術が融合しながら新しい価値を生み出すわけですが、できれば、日本版NCAAにおいても、魅力的な研究成果がたくさんあって様々な価値を生み出せる可能性が感じられれば、多くの企業にとっても魅力的なはずで、おそらく投資の対象にもなるでしょうそのようなメリットを考えながら、先ほど説明した提案書を作成したわけです。
〇(友添主査)趣旨は非常に良くわかるし、異論はない。ただし、個別の大学を考えた時に例えばSGUなどそれぞれの大学における個別で固有の研究領域は、他大学との競争下で研究上の競争をしている中で、既存の具体的な今のシステムとどのように共存していくかを考えた時に、既存のシステムそのものと競合しないような形でまずはやっていくということが基本的にはNCAAをスタートする際のスタートラインだと思う。当方の早稲田大学でいうと、研究の内容はその大学にとって命である部分があるので、これをどこまでオープンにして公開していくかは中々厳しい問題があると思う。

〇(川原主査)ここにある研究はオリジナリティの高い個人の研究ではなく、現場の予防にどうやって役立てるかを色々なところが協力して実施する研究であり、NCAAでなくてはできないと思う。NCAAの強みは大学に研究者がいるし、スポーツ現場も入っているということである。予防に繋げるには色々なデータをとって前向きにケガの発生がどういう条件でおこるのかをみる必要がある。そういう時に競技を超えて大学を超えて被験者を集め、大学間で協力して研究しないとできないものがある。NCAAはコーディネーターの役割をして、実行は学会などに任せても良い。スポーツ現場をリクルートして研究者のネットワークを作ってそれを束ねて研究を進めるという役割はNCAAが正に果たせる、他にはできない役割かと思う。

〇(境田主査)今後は、超薄型ウェアラブルや高感度センサーなど最先端のデバイスを使うとともにIoTの技術などもうまく使っていければ、今までにないような画期的なサービスを学生に対して提供できる可能性があります。そのためには人間の体のメカニズムというものが徹底的に理解されなければならない。単に肩の関節が動いているという視覚からの情報のみを分析するだけではなく、なぜその人は、いま、その肩の動きをするに至ったのかという身体のメカニズム全体を理解しなければいけない。そのためには、医学研究のみならず、工学、情報科学、薬理学や栄養学など様々な分野の研究者が連携・協力しなければならないわけです。

〇(友添主査)理解した。ディスカッションして謎が解けていくし、先端研究のレベルでやっていくのかと思ったので、むしろそれは臨床的なところで尚且つ還元を重視していくのであれば必要であるし、小さく生んで大きく育てていく、将来的には先端研究に入っていって良いと思うが、最初から先端研究をしていくことは厳しいだろうということで発言した。

〇(川原主査)現場のデータを収集する際に色々な先端技術も活用できるので、学会を超えた学術的なものも活用できる、正に大学の強みではないかと思う。(アスリート、体育会学生を被験者とした集合的なデータは、現在中々とれていない。NCAAができることによってそれが集まることができる、という前提でよろしいか。)その通り。

〇(境田主査)外部資金の獲得と書いているが、今後のマーケティングとかぶるところがあり、ここをどういうふうに制度設計していくのが良いか、詰めないといけないと思っている。

〇(事務局)リサーチコーディネーションセンターの業務は、定款上は事業の第4条の5の大学スポーツの振興ならびに学生アスリートの学業安全研究に関する研究調査、ここで読めるという理解でよろしいか。それとも新たに立てる必要があるのか。
〇(事務局)(13)の競技スポーツをはじめとするスポーツの振興という表現は、定款の目的とかぶるというか抽象的すぎるので、少し工夫が必要ではないかと思う。

〇(伊坂主査)アスリートがここの目的にあるように我が国の力強い発展と卓越性、先進を受けてデータを解析してスポーツの中でそういったことを活用できる、その卓越性を持てる臨床研究が発展する、そういうことをイメージすれば、非常に内容と合うと思う。その場合、事業運営委員会の中にデータ活用学術連携促進部会でいくのか、研究が入らなくて良いのか、ネーミングを検討いただきたい。

(これまでの議論全体の質疑応答)
〇(小林勝法主査)学研災とスポーツ安全保険のデータ示していただき大変分かりやすかったが、学研災は適用範囲が基本的に大学敷地内だが通学もカバーされるし私の理解ではクラブ活動の合宿などもカバーされるので、大会もいけると思う。また、特約が色々あり、特約をつけると色々なところまでカバーできるのではないかと思う。そういう細かい情報、細かい要件をぜひ示していただけるとそれだけでは足りないものがスポーツ安全保険でカバーできるということがわかり、スポーツ安全保険も法人責任保険ができ、文化的な団体でも構わないので、そうすると団体が主催している行事の賠償責任もここでカバーできる。その為、学連向きだと思う。また、指導者個人の保険加入も考えるとのことで、中高の部活などでも導入がされていると思うので、詳細を調べて教えて欲しい。

〇(尾崎主査)保険加入状況の数字を念のため確認したいが、加盟率の大学数、加入者の学生数、日本中に大学は760~770あるかと思うが、1100大学というものはどのように数えているものか。それに応じて学生数も母数が多すぎると思うが。

〇(川原主査)保険会社にまとめてもらったデータなので、確認が必要。おそらく短大、高専が含まれているのではないか。また、スポーツ安全保険は団体で登録していて、大学と紐づいていなかったりするので、その為かも知れない。日本版NCAAが発足した時に調査する必要がある。

〇(戸田主査)学生自身がケガをしてということは当然あるが、学研災でもまだ手当として不十分ではないか、将来的にはもう少ししっかり保険設計をしてよりNCAAに加盟している学生については、もう少しアップした手当ができるよう検討して欲しい。
〇(戸田主査)また、指導者が責任を問われた場合や会場を貸していた大学に過失があったなどがあると損害賠償が問われることがある。そういう部分の保険が充実するとこれから加入する大学やすべからくの指導者が一括で安く入れるなどの制度設計をしてもらえると加盟する大学のメリット、指導者のメリットになり、指導者や大学へのサポートにもなるのでは、と思う。

【スポーツ庁からの報告】(机上配布資料)
〇増井参事官より、「日本版NCAAについて(案)」の説明があった。

(質疑応答)
〇(友添主査)良い案だと思う。設立理念については議論する時間がなかったように思う。この会議体も何回かの会議体を引き継いで現在に至っているわけで、「文武両道」という言葉は使わないでいこうと議論をして、決議をしたことがあったように記憶している。「武」という言葉はまずいだろうとその時の会議での議論があった。米国などのナショナルスタンダードを見るとフィジカリー・エデュケイテッド・パーソンあるいはフィジカルリテラシーに卓越した人という言い方で、おそらくスポーツマンという言い方は最近控え気味でスポーツパーソンだという言い方をしていて、文武両道の「武」の意味が例えば矛を止めるということで必ずしも一定の意味を含んでいるとは限らないが、仮に何の言葉が良いかアイディア出せと言われると出てこないが、この言葉は一応使わないでおこうということと、女性にとっての立場から言うと少し問題があるという議論をしたということは確認しておかなければと思い発言した。

〇(藤本主査)設立理念について、セールスシートではもう少し具体的内容にブレークダウンして示した方がいい。資料p5に「2025年には運動部を持つ全ての大学が加盟する組織にしたい」とある。理想としてはわかるが、日本版NCAAはメンバーシップ制組織なので、ビジョンとミッションを掲げてそれに賛同する大学や団体が加盟してくる。そういう意味では、最初の理念はもう少ししっかり謳ったほうがいい。セールスシートは、あくまでもメンバーシップであることを押さえて作ったほうが学長などに説明する時にわかりやすいのではないか。あまりにも抽象的な表現では、そのビジョンとミッションに賛同するかの判断が難しくなる。前段の理念を充実させることで説得力も高まるし、この日本版NCAAが何を目指すかが明確に伝わるのではと思う。
〇(戸田主査)文武両道の卓越した人材は注意書きもあるが、これまで議論した中で必ずしもこの下に書いてあるような精神的、身体的にも優れ、世界を舞台に活躍できる人材のことを指すとすれば、大学で運動部活動をやっている学生のほとんどが該当しないということになる。そうすると、トップ中のトップアスリートだけをイメージさせるような問題ではなく、人材育成、大学の教育の一環として人材育成をするという意味のスタンスがわかる表現にしたほうが良いのではと思う。私も文武両道という表現は気になる。また、卓越した人材は、いわゆる運動をやっている普通の学生は必ずしも卓越していなくても多様な価値ということがあり、必ずしもトップアスリートのようにいくだけでなく、自己啓発し自分がなりたい自分になるために今スポーツを楽しんでいる学生もいるでしょうし、友達同士と交流したくて人間形成のためにやっている学生もいるだろうし、競技力向上でトップアスリートを目指している学生全て含むので、ここで限定されることは困るということと、文武両道という言葉はなかなかイメージが沸きにくい為、学生が白けてしまうのではないかという懸念があり、適切ではないのではと思う。例えば教育教法の前文や目的の人材育成の部分をもってきたり、スポーツ教法の考え方を入れたりして修正されたほうが良いのでは。

〇(池田敦司主査)このような資料の必要性はわかっているし、理念、ビジョンも掲げたほうが良いと思うが、例えばp4はいつの年度を想定して書いているのか。また、p5は急にリアルになって2019年に20億の総収入というのは来年であり、とてもギャップを感じている。中期の話が出ていて、具体論がほとんどなくいきなり総収入が来年20億円というギャップに違和感がある。総収入は事業規模のことなのか。逆に20億を出すのであれば、来年何が具現化するのか、ということがある程度ないと、リアリティがないし参加に対してのアクションにならないのではと感じる。20億は謳わないといけないのか。

〇(伊坂主査)大学加盟のメリットで、外部資金の獲得でたくさん外部資金が獲得できて嬉しいと思う。資金も活用できると書いてあるが、大学が加盟すると外部資金がもらえるというイメージになるが、そういう意図で良いのか。外部資金に関わることになればということになると思うが、セールストークのようなものなのか、具体的にイメージがあるのか、整理が必要かと思い少し気になった。

〇(小林勝法主査)文武両道の文言について、「文武徳三道」ではいかがか。教育基本法では、教育は人格の完成を目指すとしている。そして知育・徳育・体育という三育論もあり、徳育は文にも徳にも徳育が含まれるという考え方もできるかもしれないが、学校教育法では大学は道徳の能力の展開を目指すということもあり、法律上道徳という言葉が出てくるのは大学だけである。小中学校で道徳の時間、科目があるが、法律上載っていない。ですので、大学の特徴でもあるので、徳というものを加えたらいかが、と提案する。

〇(川原主査)競技団体の加盟メリットについて、安全安心のところに医療関係者の試合への派遣と書かれているが、できれば良いがなかなかすぐには難しいのではないか。
〇(川原主査)大学の加盟メリットについて、研究推進のところにデータベースを活用して、と書かれているが、ゆくゆくはできると思うが、データベースがあってそれを活用して研究するというよりも、研究することによってデータが出てくる、ということではないだろうか。

〇(事務局)いただいた意見に関しては、事務局で修正含めて検討したい。資料として早めに固めて幹部に了解を取った上で、早くて10月頃から大学の説明会など営業に回る予定なので、今回司会を務めていただく3先生方には相談したいと思うが、ある程度事務局や3先生へ一任していただけるとありがたい。
〇(事務局)文武両道に関しては、この文言に特段こだわっているわけではなく、わかりやすい言葉が何かというところで、古い言い方であると思ったが、事務局でもアイディアがなかった為、これに代わるキャッチーな、新しい造語でも良いかもしれないが、こちらはPR資料なので定款に書くわけでないし、わかりやすいワード、こんな人というアイディアがあればぜひいただけるとありがたい。卓越した、など文言について意見があったが、そういった人材育成を目指すが、あくまで理念であるので、もちろん卓越した人材になりたいということで頑張っている学生も当然対象になるので、あくまでそういった人材だけを育成するということではなく、そういったことを目指して努力する学生も含めて、実態上そういったことになるかと思う。
〇(事務局)20億円の記載に関して、ミニマムの事務局の人員体制などコストから積み上げていくと、このような額でなくてももう少し小規模なスタートでも大丈夫だが、企業を回る際に、我々の幹部含めて回る予定なので、着地はどうなるかわからないがある程度高みを目指している。余ったお金を全部初年度に使う必要はないので、内部留保、余剰金として中で使っていけば良いので、出だしとしてはこの金額を目標として掲げたい。
〇(事務局)メリットについて、初年度からフルセットでできるものではないと認識している。中長期で整備していくものもある。ただし、見せ方としてはそういうところを目指していくというところを言っていかないと、最初から初年度できることだけの手堅い資料にしてはPRになりにくいのではと思うので、完成形、目指すところをきちんと書いておいた上で、大学や企業に働きかけていくということが良いと思い、そういった資料ということでご理解いただきたい。

〇(小林至主査)設立理念のところで、学産官連携協議会で趣意書を作ったと思う。これが理念の参考になるのでは。

〇(作業部会員)設立理念、社会的意義、メリットの関連性がよくわからない。理念、社会的意義についてもほとんどやられており、全く新しいものではない。新しいということが日本版NCAAの一番の売り物だというものがどれかよくわからず、もっと明確にするべき。同時にメリットの3つをうまく繋がっていくとわかりやすい。よく言われているのが明治政府の云々で、天下に広めると言った場合に、五箇条の御誓文ではないが、こんなこと・こんなこと、これにお金を使うんだ、皆さん納得してくれますか?というような考え方が一つあるかと思う。理念、社会的意義、メリットの発想は良いと思うが、整理されたら良いと思う。

【今後のスケジュールについて】
〇川合参事官より、今後のスケジュールについて説明があった。
〇続いて川合参事官より、各分野の世話役について説明があった。

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スポーツ庁 参事官(地域振興担当)付

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電話番号:03-5253-4111(内線:3932)
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