初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第300号

[目次]

□【お知らせ】平成29年度「新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)」の公募について
□【お知らせ】<高校生コース>新高校1年生アカデミック(テイクオフ)の募集締切は4月21日(金曜日)です!
□【発行】月刊誌について
□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク95

□【お知らせ】平成29年度「新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)」の公募について

〔大臣官房国際課国際交流企画室〕

  2016年5月、日本は10年ぶりとなるG7教育大臣会合を岡山県倉敷市において開催。G7各国大臣等やOECD、ユネスコの代表等が参加しました。会合においては、今、世界が置かれている経済的・社会的な状況や、子供たちが今後置かれることになる新しい時代を見据え、1.教育の新しい役割、2.その役割を果たすための具体的な教えや学びの向上・改善策、3.新たな国際協働の在り方、の3点について議論が行われ、会合の最後に成果文書として「倉敷宣言」が採択され、G7各国間での教育に関する理念・課題の共有や国際協働の重要性が確認されました。
  これを踏まえ、文部科学省は、「倉敷宣言」にあげられた教育課題について、G7各国間の比較研究や調査分析を行った上で、初等中等教育機関の教員をG7各国の教育現場に短期に派遣し、教育実践活動等を通じて各国の豊かな経験を相互に学び合い、教育分野におけるG7各国間の関係強化を図る委託事業「新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)」を新たに実施します。
  平成29年度は、「倉敷宣言」にあげられた教育課題のうち、1.多文化共生社会の構築に向けた教育、2.イノベーション創出に向けた教育(STEM(理工系)教育等)、をテーマとして、以下のとおり公募予定です。公募開始については文部科学省ホームページでお知らせいたします。
(1)事業規模:1件当たり2,000~3,000万円程度
(2)採択数:2~3件
(3)スケジュール:4月上旬公募開始、5月上旬公募締切、6月中委託先決定・契約

(お問合せ先)
大臣官房国際課
電話:03-5253-4111(内線4751)


□【お知らせ】<高校生コース>新高校1年生アカデミック(テイクオフ)の募集締切は4月21日(金曜日)です!

〔官民協働海外留学創出プロジェクト〕

  新高校1年生アカデミック(テイクオフ)の募集締切が、4月21日(金曜日)に迫ってきました。ぜひ、4月に入学する新高校1年生にトビタテ!留学JAPANについてお知らせください。なお、新高校1年生アカデミック (テイクオフ)以外の分野は現在選考中です。面接審査は3月24日(金曜日)の東京会場を皮切りに、全国10都市12会場で行われます。
詳細については、「トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム」高校生コース(※トビタテ留学JAPANのウェブサイトへリンク)から募集要項等をご確認ください。

(お問合せ先)
官民協働海外留学創出プロジェクト 高校生コース担当
電話:03-5253-4111(内線4940)


□【発行】月刊誌について

〔初等中等教育局〕

<教育委員会月報>
  文部科学省の実施する施策の論説・解説や各都道府県・市町村教育委員会の特色ある取組等の紹介など、全国の教育関係者に有用な教育行政に関する情報を提供している月刊誌です。
  3月号の特集は「次期学習指導要領等へ向けて」です。
※詳細は教育委員会月報(※第一法規株式会社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
初等中等教育企画課 教育委員会係
電話:03-5253-4111(内線4678)

<月刊「初等教育資料」>
  小学校教育及び幼稚園教育の充実を図るため、教育課程や学習指導をはじめ、初等教育をめぐる諸課題について、参考となる考え方や実践事例、教育行政に関する情報や全国の教育事情など最新の情報を紹介している月刊誌です。
  3月号の特集は、「教育課程改善の方向」と題し、学習指導要領改訂に向け、中教審答申を基に、幼児教育や各教科等、特別支援学校における改訂の具体的な方向性等について解説しています。
※詳細は月刊 初等教育資料(※株式会社東洋館出版社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
教育課程課 教育課程第一係
電話:03-5253-4111(内線2903)

<月刊「中等教育資料」>
  3月号では、持続可能な開発のための教育(ESD)の今後の展望について特集しています。このため、文部科学省が作成した「ESD推進の手引」などESDに関する政府の取組と今後の展望について解説するとともに、関係機関と連携して組織的に実践している事例などを掲載しています。
※詳細は中等教育資料(※学事出版株式会社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
教育課程課 教育課程第三係
電話:03-5253-4111(内線3706)


□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク95

「編集後記」

初等中等教育局 初等中等教育企画課
教育制度改革室 義務教育改革係      
上久保 秀樹(和歌山県教育委員会)

  今回のタイトルからもご推察のとおり、今年度1年間、僭越ながら、私が本「初中メルマガ」の編集を担当させていただいておりました。
  まず、ご愛読いただいた方々に感謝申し上げますとともに、記事をご提供いただいた省内各課室に御礼申し上げます。
  また、本リレートークにご投稿いただいた各地方教育行政実務研修生の皆様、本当にご協力ありがとうございました。
  取り敢えず、私の研修期間である1年間とともに、本「初中メルマガ」の編集業務も無事終了することが出来そうです。
  本「初中メルマガ」は、平成17年から開始され、今回で第300回を数えます。

※過去のバックナンバーは当省ホームページ(※文部科学省のウェブサイトへリンク)からご覧いただけます。

  昨年の4月に、前任者より本業務を引き継いだ際、本メルマガの編集担当中は「本リレートークの執筆は免れる」という慣例も併せて引継ぎましたが、私が前例となりこの慣例を破ることを未だ見ぬ本業務の後任者に、この場をお借りし、お詫びしたいと思います。
  ご登録いただいている皆様の視点に立ち、いわゆる「ガラ携」をお持ちの方々に掲載した全ての記事がご覧いただけるよう、ご提出いただいた記事が多い月は配信を2度に分けたり、定例で掲載する月刊誌の発行をお知らせるコーナーの掲載方法を見直したりと、自分なりに取り組んできたつもりです。
  このように前向きな姿勢で業務に取り組めましたのも、小中一貫教育や学校の統廃合、夜間中学の設置促進等に日々取り組む教育制度改革室(特に、義務教育改革係)の皆さんと一緒に働かせていただいた今回の研修の成果の一つでは無いかと考えております。
  この1年間、当係の業務を通じ関わらせていただいた全ての方々に御礼を申し上げ、編集後記とさせていただきます。

本当にありがとうございました。



お問合せ先

初等中等教育局

「初中教育ニュース」編集部
電話番号:03-5253-4111

(初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部)

-- 登録:平成29年04月 --