初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第299号

[目次]

□【お知らせ】「未来の学びコンソーシアム」設立総会を開催しました。
□【お知らせ】 第1回「全国ICT教育首長サミット」が開催されました!
□【お知らせ】「教職員を対象とした男女共同参画研修」実施報告について
□【お知らせ】「第2回全国高校生SBP交流フェア」参加団体の公募開始(文科省共催・大臣賞)について
□【お知らせ】「国際協働プロジェクト学習の実践レポート第6弾(高校魅力化×地域活性化クラスター)地域・学校・役場が一体となった高校の魅力化とは」について    

□【お知らせ】「未来の学びコンソーシアム」設立総会を開催しました。

〔生涯学習政策局情報教育課〕

  3月9日(木曜日)「未来の学びコンソーシアム」設立総会を開催し、教育関係者、企業、NPO法人等の関係者を合わせ、400名以上の方にご来場いただきました。
  今後、「未来の学びコンソーシアム」は教育界のニーズと産業界のニーズの架け橋となり、「社会に開かれた教育課程」の実現を目指します。
  具体的には、プラットフォームを通じて
○先進自治体の取組紹介や教材
○コンテンツの搭載、実践授業の提案
○研修・ワークショップの紹介等の情報発信・取組 等
を行い、官民連携のもと、教育の情報化を加速度的に推進していくためのプラットフォームを構築していきます。
  また、設立と同時に「未来の学びコンソーシアム」公式Webサイトを公開しました。
学校のニーズに応じた教材開発や外部講師派遣等の学校支援に関する情報をはじめ、未来の学びコンソ―シアムの活動や、教育委員会や学校現場、プログラミング教室で役立つ情報、教育委員会や学校現場での取組等、最新の情報を随時、発信していきますので是非、今後の動向にご注目ください。
「未来の学びコンソーシアム」公式Webサイト(※未来の学びコンソーシアムのウェブサイトへリンク)
「未来の学びコンソーシアム」は参画団体を募集いたします。賛同を希望される団体様に置かれましては、是非とも賛同団体希望確認書をご提出いただければと思います。
(詳細は公式Webサイトでご確認ください。)

(お問合せ先)
情報教育課 情報教育振興室
電話:03-6734-2090


□【お知らせ】第1回「全国ICT教育首長サミット」が開催されました!

〔生涯学習政策局情報教育課〕

  平成29年2月22日(水曜日)、全国ICT教育首長協議会(会長:横尾俊彦 佐賀県多久市長)主催による第1回「全国ICT教育首長サミット」が東京において開催されました。
  同協議会は、ICT教育を積極的に推進する全国116の自治体が加入しており、ICT教育に対する理解の浸透や学校のICT環境整備等の推進に資する活動を行っています。
  本サミットでは、独立行政法人日本学術振興会の安西祐一郎理事長からの講話、日本初の「2017日本ICT教育アワード」(文部科学大臣賞は茨城県つくば市が受賞)の実施、さらには、自治体が抱える課題に対し、首長と企業が意見・情報交換を行う「エデュカッション~教育ICT推進のためのサロン~」を行いました。
本サミットの詳細は、同協議会ホームページ(※全国ICT教育首長協議会のウェブサイトへリンク)において紹介されています。(同協議会への加入申し込みもこちらから。)
  2月28日には、フジテレビインターネット放送局「ホウドウキョク」において横尾俊彦会長が出演し、協議会設立の目的や経緯、活動方針、そして、本サミットの内容についてお話しされました。現在、その放送が番組アーカイブにおいて公開されています。ぜひご覧ください。
ホウドウキョク(※ホウドウキョクのウェブサイトへリンク)
  教育委員会関係者の皆様におかれましては、同協議会の活動も踏まえ、総合教育会議等において首長部局に対し積極的に働きかけていただき、学校におけるICT環境整備を安定的かつ計画的に進めていただきますようお願いします。

(お問合せ先)
情報教育課 庶務係
電話:03-5253-4111(内線2658)


□【お知らせ】「教職員を対象とした男女共同参画研修」実施報告について

〔生涯学習政策局男女共同参画学習課〕

  国立女性教育会館(NWEC:ヌエック)では、平成29年1月26日(木曜日)~27日(金曜日)、義務教育課程の教職員を対象に、学校現場や家庭が直面する現代的課題について、男女共同参画の視点から分析・理解し、グループワークを通じて、その課題解決策を探る1泊2日の研修を実施しました。
  「男女共同参画の視点を踏まえた学校教育の在り方」など講義やワークを通して、学校現場における男女共同参画の視点についての基本的な考え方だけでなく、いじめやインクルーシブ教育などの学校や家庭が直面する現代的な課題を含めた多様な内容について、多くの事例やワークを通して理解を深め、実践で活用できる内容を提供しました。また、主体性を阻む「同調圧力」、自己肯定感を高めるのに有用な「Iメッセージ」など学校現場で重要なキーワードも出され、参加者は教育現場に持ち帰って活用できる知見を得ました。
  講義後のアンケートでは、「現場で課題となっている講義内容で、ぜひ多くの教職員、管理職に受講してほしい」「教育委員会と連携し、教職員研修に出前講義をしてほしい」などの感想が寄せられました。
詳しくは研修・イベント(※独立行政法人国立女性教育会館のウェブサイトへリンク)の「実施報告」を御覧ください。

(お問合せ先)
男女共同参画学習課 男女共同参画推進係
電話:03-5253-4111(内線2654)


□【お知らせ】「第2回全国高校生SBP交流フェア」参加団体の公募開始(文科省共催・大臣賞)について

〔生涯学習政策局参事官(連携推進・地域政策担当)付〕

  当交流フェアは、全国の高校生SBP(ソーシャルビジネスプロジェクト)に関わる団体・グループが一堂に会して、“取組の紹介”や“開発商品や企画の紹介・販売・発信”をしながら参加者相互の情報交換やネットワークの構築のための交流の場を提供しつつ、互いの評価等を通じてモチベーションを高めながら、さらに進化していくことを目的に開催するものです。
  「SBPチャレンジアワード」においては、全国から公募し書類選考を通過した取組を表彰します。
  より多くの団体からの御応募をお待ちしております。
日程:平成29年8月18日(金曜日)~19日(土曜日)
場所:三重県伊勢市他
表彰:文部科学大臣賞等
応募締切:平成29年5月19日(金曜日)
募集要項や応募用紙は、全国高校生SBP交流フェア(※全国高校生SBP交流フェアのウェブサイトへリンク)を御覧ください。

(お問合せ先)
未来の大人応援プロジェクト実行委員会
E-mail: info@s-kouryu.net
(本件担当)
参事官(連携推進・地域政策担当)付
連携協力第一係
電話:03-5253-4111(内線3464)


□【お知らせ】「国際協働プロジェクト学習の実践レポート第6弾(高校魅力化×地域活性化クラスター)地域・学校・役場が一体となった高校の魅力化とは」について

              〔OECD日本イノベーション教育ネットワーク事務局〕

  OECD日本イノベーション教育ネットワーク(Japan Innovative Schools Network supported by OECD、代表:鈴木寛 東京大学公共政策大学院教授、事務局:東京大学公共政策大学院人材政策研究ユニット内)による実践レポート第6弾を御紹介します。
  今、「高校魅力化」と呼ばれる取組が全国に広がっています。過疎化により子供の数が減った地方では、高校の統廃合によってさらに過疎化が進むという悪循環が生じかねません。これを食い止めるため、その地域でしかできない学びを提供するなどして高校を魅力化して入学者を全国から呼び込み、ひいてはその地域全体を魅力化しようというのが高校魅力化の取組です。
  今回御紹介する久米島高校は、高校魅力化の取組を2013年度から行っており、島外からの入学者や島内の中学からの進学者が増えるなどの成果が上がっています。学校だけでなく、町役場や商工会といった地域の人々が一丸となり、「町を支える人材は地域総がかりで育てる」という考えの下、高校魅力化に取り組むとともに、島の環境を生かした新産業の創出など、久米島全体の魅力化に挑戦しています。
  地域、学校、役場が1つのチームとなり、久米島全体の魅力化に取り組む久米島高校の挑戦を是非、御覧ください。
事例6 高校魅力化×地域活性化クラスター
地域一丸となった「高校魅力化」を軸に新しい島づくりを進める
※詳細は教育実践レポート(※OECD日本イノベーション教育ネットワークのウェブサイトへリンク)を御覧ください。

(お問合せ先)
OECD日本イノベーション教育ネットワーク事務局
E-mail:office@innovativeschools.jp
(本件担当)
参事官(連携推進・地域政策担当)付外国調査係
電話:03-5253-4111(内線3239)



お問合せ先

初等中等教育局

「初中教育ニュース」編集部
電話番号:03-5253-4111

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-- 登録:平成29年04月 --