初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第297号

[目次]

□【発刊】季刊「特別支援教育」(第64号(冬号))について
□【お知らせ】トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】3期生1,635人の応募がありました!(新高1テイクオフ除く)
□【お知らせ】小・中学生が行う「景観まちづくり学習」への費用助成について
□【お知らせ】国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2017」の実施について
□【発行】月刊誌について
□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク94


□【発刊】季刊「特別支援教育」(第64号(冬号))について

                      〔初等中等教育局特別支援教育課〕

  本号では、特別支援教育について、現行学習指導要領に基づく指導の成果と課題、今後の方向性について、解説します。
  各論では、障害種ごとに、思考力・判断力・表現力を育む指導方法の工夫に関する実践例を紹介し、学校等における実践に資するものとします。
※詳細は、季刊 特別支援教育(※株式会社東洋館出版社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
特別支援教育課企画調査係
電話:03-5253-4111(内線3193)


□【お知らせ】トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】3期生1,635人の応募がありました!(新高1テイクオフ除く)

                 〔官民協働海外留学創出プロジェクトチーム〕

  平成29年2月3日を持ちまして、3期生の募集を締め切りました。1,635人(766校)もの応募をいただきました。
  2期と同様に多数の応募となり、事務局一同喜んでおりますし、留学にチャレンジしてみようという志を持つ生徒等が多くいることを嬉しく思っております。
  今後、専門家・支援企業等からなる選考委員で選考を行い、平成29年5月中旬に採用結果を通知する予定です。
※応募状況のプレスリリースについては当省ホームページ(※文部科学省のウェブサイトへリンク)をご覧ください。
○新高1のアカデミック(テイクオフ)分野については、4月21日(金曜日)が応募締め切りとなります。

(お問合せ先)
官民協働海外留学創出プロジェクトチーム
電話:03-5253-4111(内線4940)


□【お知らせ】小・中学生が行う「景観まちづくり学習」への費用助成について

                     〔国土交通省都市局公園緑地・景観課〕

  誇りと愛着を持てる美しいまちをつくり、育て、そしてそれを次世代へと伝えていくには、身近なまちや良好な景観に対する子どもたちの意識を高めることが肝要です。
  このため、国土交通省公園緑地・景観課景観・歴史文化環境整備室では、文部科学省の協力も得て、学校教育の場で「景観まちづくり学習」を行うためのモデルプログラム(題材)を作成し、「景観まちづくり学習」の推進に取り組んでいるところです。
  一般財団法人都市文化振興財団では、このモデルプログラムを活用して「景観まちづくり学習」に取り組む全国の小・中学校に対し、1校につき10万円の費用助成を行っています。
  平成29年度第1回の募集を下記のとおり行います。
・募集校数:20校程度
・助成額:1校につき10万円
・応募方法:応募書類を郵送(期限必着)
・受付期間:平成29年3月27日(月曜日)~平成29年5月29日(月曜日)
・選考結果:平成29年6月下旬頃までに各応募者に対し書面で通知
※詳細(募集要項、応募書類様式など)については募集について(※一般財団法人都市文化振興財団のウェブサイトへリンク)をご覧ください。
※「景観まちづくり学習」モデルプログラムについては学校で取り組む景観まちづくり学習(※国土交通省のウェブサイトへリンク)をご覧ください。

(お問合せ先)
一般財団法人都市文化振興財団
景観まちづくり学習助成事務局
TEL:03-3299-8861


□【お知らせ】国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2017」の実施について

           〔環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性施策推進室〕

  この度、国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2017」を開催します(主唱=環境省、農林水産省、国土交通省、国連生物多様性の10年日本委員会)。
  この「グリーンウェイブ2017」は、平成29年3月1日から6月15日までの期間、生物多様性に関する理解が社会に浸透するよう植樹等への参加者を広く募るものです。
多くの皆様の参加登録をお待ちしています。
○「グリーンウェイブ2017」ウェブサイトへ皆様の活動を登録してください!!
※詳細はグリーンウェイブ2017について(※グリーンウェイブ2017のウェブサイトへリンク)をご覧ください。
○様々なサポートを受けることができます!!
参加登録いただくと、「苗木の提供」など植樹等に必要な様々なサポートを受けることができます。
※サポート情報は支援団体・参考情報(※グリーンウェイブ2017のウェブサイトへリンク)をご覧ください。
○参加登録でこういったメリットも!!
(1)団体名や植樹等のイベント名が「グリーンウェイブ2017」ウェブサイトに紹介されイベントへの参加者募集にもつながります。
※紹介は参加グループ・団体活動一覧(※グリーンウェイブ2017のウェブサイトへリンク)をご覧ください。
(2)「グリーンウェイブ2017」のポスター、参加証、ロゴやバーナーなど、支援ツールをご利用いただけます。
※支援ツールは参考ツール(※グリーンウェイブ2017のウェブサイトへリンク)をご覧ください。

(お問合せ先)
環境省自然環境局自然環境計画課
生物多様性施策推進室
電話:03-5521-9108 (内線6664)


□【発行】月刊誌について

〔初等中等教育局〕

<教育委員会月報>
  文部科学省の実施する施策の論説・解説や各都道府県・市町村教育委員会の特色ある取組等の紹介など、全国の教育関係者に有用な教育行政に関する情報を提供している月刊誌です。
  2月号の特集は「平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果について」と「平成27年度公立学校教職員の人事行政の状況調査について(2)」です。
※詳細は教育委員会月報(※第一法規株式会社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
 初等中等教育企画課 教育委員会係
電話:03-5253-4111(内線4678)

<月刊「初等教育資料」>
  小学校教育及び幼稚園教育の充実を図るため、教育課程や学習指導をはじめ、初等教育をめぐる諸課題について、参考となる考え方や実践事例、教育行政に関する情報や全国の教育事情など最新の情報を紹介している月刊誌です。
  2号の特集は、「1.オリンピック・パラリンピック教育の充実、2.図画工作 学習指導要領における指導のポイント 鑑賞の能力を育てる」です。
※詳細は月刊 初等教育資料2016年11月号(※株式会社東洋館出版社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
教育課程課 教育課程第一係
電話:03-5253-4111(内線2903)

<月刊「中等教育資料」>
  2月号では、各教科等における情報活用能力の育成について特集しています。「倉敷宣言(平成28年5月G7倉敷教育大臣会合)」や「中央教育審議会答申(平成28年12月21日)」において、情報活用能力は、教科等の枠を超えて全ての学習の基盤として育まれ活用されるべき重要な力であるといった指摘がなされています。
  このため、情報活用能力を育む教育の推進について解説するとともに、先進的な取組事例などを掲載しています。
※詳細は中等教育資料(※学事出版株式会社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
教育課程課 教育課程第三係
電話:03-5253-4111(内線3706)


□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク94

「いま思うこと」

初等中等教育局 財務課 定数企画係
堂山 幸二朗(兵庫県教育委員会)

  研修生として文部科学省に派遣され、早いもので一年が経とうとしています。4月に兵庫県から赴任してきたのが昨日のことのようなのに、月日の流れの早さに驚きます。
  こちらに派遣される以前、私は文部科学省の職員に対して、24時間寡黙に淡々と仕事をこなす鉄人集団というイメージを持っていました。しかし実際に働いてみると、すごく人間味があり、気さくに話ができる方ばかりで、いい意味で裏切られた記憶があります。ただ、仕事ぶりは予想どおりでした。無理難題に思えた事案も見事に捌き国会対応のスピードも驚くばかりでした。そのような環境の中、4月からの半年間は健康教育・食育課食育推進係で、学校における食育の推進の業務に携わりました。兵庫県でも携わっていたことがあったため、他府県の取り組みの多様さは大変勉強になりました。また、栄養教諭制度が創設されてから10年が経ち、今後の食の指導に関する取り組みや栄養教諭の在り方の会議に参加できたことは、教員免許を持たない私にとって、現場を知るとてもよい経験となりました。
  10月からは、財務課定数企画係で教職員定数に関する業務に携わり、各都道府県教育委員会の担当者と連絡を取り合う機会が頻繁にありました。私自身、教職員定数を担当したことがなく、法令集片手に職員の方に教えてもらう勉強の日々でした。しかし、今年度、16年ぶりの計画的な教職員定数充実の実現に微力ながら携われたことは大きなやりがいを感じられることでした。教育行政に携わる者として、単に定数を管理するだけではなく、これからの学校現場や教育がどうあるべきか、先を見据えて計画を進めていく必要性があると改めて考えさせられました。
  また、一年を通して各地へ出張に行かせていただきました。何より熊本県での光景は、阪神淡路大震災を経験した私にとって胸に迫るものがありました。日本には地震を含め、自然災害の被害に遭った地域が数多くあります。復興のために教育行政ができること、食育も定数もすべてのことが角度を変えて繋がっており、地域を支える力になっていくのだと感じました。
  最後に、あと一ヶ月後には兵庫県に戻り兵庫県からは新たな研修生が派遣されているかと思います。平成28年度の一年間という短い研修期間でしたが、文部科学省の職員の方や全国の研修生とつながりができたことは、貴重な財産となりました。本当にありがとうございました。
  次回、平成28年度リレートークの最後を締めくくるのは、和歌山県教育委員会からの研修生の上久保秀樹さんです。



お問合せ先

初等中等教育局

「初中教育ニュース」編集部
電話番号:03-5253-4111

(初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部)

-- 登録:平成29年04月 --