初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第295号

[目次]

□【お知らせ】平成28年度スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール成果発表会開催について
□【お知らせ】南極昭和基地から「南極授業」を行う現職教員を募集しています!
□【お知らせ】日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)について
□【発行】月刊誌について
□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク93

□【お知らせ】平成28年度スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール成果発表会開催について

                    〔初等中等教育局児童生徒課産業教育振興室〕

  文部科学省では、社会の第一線で活躍できる専門的職業人を育成するため、先進的な卓越した取組を行う専門高校(農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報、福祉)を指定し、実践研究を行う「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール」事業を平成26年度より実施しています。このたび、各指定校の優れた教育実践を全国の教育関係者等に知っていただき、その成果を普及していくことを目的に、文部科学省で初めての全国発表会を開催することになりました。多くの皆様の御来場をお待ちしております。(参加は事前登録制)
日程:2月6日(月曜日)10時~16時
会場:文部科学省旧庁舎6階 第2講堂
内容:指定校教員による発表、ポスター展示等
発表を行う指定校(平成26年度指定校)
宮城県農業高等学校(農業)、山形県立酒田光陵高等学校(情報)、埼玉県立常盤高等学校(看護)、石川県立工業高等学校(工業)、岐阜県立岐阜商業高等学校(商業)、静岡県立焼津水産高等学校(水産)、愛知県立豊田工業高等学校(工業)、兵庫県立西脇高等学校(家庭)、兵庫県立龍野北高等学校(福祉)、福岡県立福岡農業高等学校(農業)
※詳細は当省ホームページ(※文部科学省のウェブサイトへリンク)を御覧ください。

(お問合せ先)
  児童生徒課産業教育振興室産業教育係
  電話:03-5253-4111(内線2384)

□【お知らせ】南極昭和基地から「南極授業」を行う現職教員を募集しています!

〔研究開発局海洋地球課〕

  情報・システム研究機構国立極地研究所では、平成29年11月に日本を出発予定の第59次南極地域観測隊に同行し、昭和基地から「南極授業」を行う教員を募集しています。
  本プログラムは、第51次南極地域観測(平成21年度)から実施しており、極域の科学や観測に興味を持つ現職教員を南極昭和基地に派遣し、衛星回線によるTV会議システムを利用して、現地から、派遣教員が企画する「南極授業」を行うものです。派遣教員には、この「南極授業」や帰国後の活動を通して、国内の小・中・高等学校等の児童生徒や国民に向けて、南極に関する理解向上につながる様々な情報発信をしていただくこと、そのための知識習得や自己研鑽していただくことを期待しています。
応募締切は、平成29年2月14日(火曜日)17時です。
※募集要項等は、平成29年(2017年)度教員南極派遣プログラム実施要項(※国立極地研究所のウェブサイトへリンク)を御覧ください。

(お問合せ先)
  国立極地研究所 広報室
  電話:042-512-0655
(本件担当)
  海洋地球課極域研究振興係
  電話:03-5253-4111(内線4144)

□【お知らせ】日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)について

〔大臣官房国際課〕

  「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」では、国内外の教育行政、教育産業の関係者を招き、事業初年度の成果および今後の方向性を共有するためシンポジウムを開催いたします。国内外へ「日本型教育」の普及啓発を図り、機運を醸成する機会としたいと考えております。
  また、本事業で今年度認定いたしました「EDU-Port公認プロジェクト」及び「EDU-Port応援プロジェクト」の実施機関・企業の皆様から、活動のご報告をいただきます。
※(ご参考)文部科学省のプレスリリースは当省ホームページ(※文部科学省のウェブサイトへリンク)(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きますをご覧ください。
  「日本型教育」が海外でどのように受け入れられているのか、具体的な事例を知る機会ともなります。積極的なご参加をお待ちしております。
■■■「EDU-Portシンポジウム」のご案内■■■
日時:2017年2月24日(金曜日)14時30分~17時30分
場所:文部科学省3階講堂
プログラム(案)
・開会挨拶(事務局より)
・平成28年度事業全体の報告、今後の方向性(事務局より)
・公認・応援プロジェクトの報告(実施機関・企業の皆様より)
・パネルディスカッション
尚、セミナー後には、参加者を対象にレセプションパーティーも予定しております。
詳細なプログラム及び参加申込方法等は決定次第、ご報告いたします。

(お問合せ先)
  国際課日本型教育の海外展開推進PT
  電話:03-5253-4111(内線2611)

□【発行】月刊誌について

〔初等中等教育局〕

<教育委員会月報>
  文部科学省の実施する施策の論説・解説や各都道府県・市町村教育委員会の特色ある取組等の紹介など、全国の教育関係者に有用な教育行政に関する情報を提供している月刊誌です。
  1月号の特集は「平成28年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果について」と「平成27年度公立学校教職員の人事行政の状況調査について」です。
※詳細は教育委員会月報(※第一法規株式会社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
  初等中等教育企画課 教育委員会係
  電話:03-5253-4111(内線4678)


<月刊「初等教育資料」>
  小学校教育及び幼稚園教育の充実を図るため、教育課程や学習指導をはじめ、初等教育をめぐる諸課題について、参考となる考え方や実践事例、教育行政に関する情報や全国の教育事情など最新の情報を紹介している月刊誌です。
  1月号の特集は、「1.各教科等において育成を目指す資質・能力3(道徳、外国語、総合的な学習の時間、特別活動)、 2.学習が深まった子供の姿を大切にした音楽の授業づくり」です。
※詳細は月刊「初等教育資料」2017年1月号(※株式会社東洋館出版社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
  教育課程課 教育課程第一係
  電話:03-5253-4111(内線2903)


<月刊「中等教育資料」>
  各学校では、学校教育活動全体を通じた生徒指導の一層の充実を目指して、魅力ある学校づくりが進められています。
  1月号では、休み時間や放課後に行われる個別的な指導や、学業の不振な生徒のための補充指導、随時の教育相談など日常の教育活動における生徒指導の推進について特集しています。
※詳細は中等教育資料(※学事出版株式会社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
  教育課程課 教育課程第三係
  電話:03-5253-4111(内線3706)

□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク93

「文部科学省での生活と学び」

初等中等教育局 特別支援教育課 合理的配慮推進係
斉藤 圭祐(滋賀県教育委員会)

  滋賀県から派遣されている、斉藤 圭佑と申します。
  県庁にいたころは、教育委員会にいたこともなく教育行政には全く無縁の生活を送っていた身でしたので文科省に来てからの仕事は新鮮なことばかりです。仕事が新鮮であるということは同時にわからないことだらけであるということと同義です。
  前期には大臣官房の会計課に所属させていただき、省内全体の調整を経験させていだきました。仕事を他局にお願いしたり、それを取りまとめるという業務がメインでした。その中で、いま行うべき仕事は何のためにするべきものなのか、取りまとめた結果どうなっていくのかというところを事前にしっかり勉強をしたうえで依頼をする必要性を感じました。そうでなれば、前述のとおり私にとってはわからないことだらけの業務のため様々なところからの質問や指摘に耐えることができなくなってしまうからです。今まで携わったことよりも規模も大変大きく、数字一つで省内全体のとりまとめが円滑に進まなくなるということも知り、私の中でも大変学びの多かった半年であると思っております。
  後期は現在の初等中等教育局の特別支援教育課へ配属となり、打って変わって特別支援教育に関わる普及推進セミナーや特別支援教育にかかる調査を担当することになりました。いままで文科省内の調整をしていた業務が、地方自治体の教育委員会の方へ文科省として何かを伝えたり逆に調査を通して様々なことを教わる立場になりました。前期と後期で全く様変わりした仕事は自分自身の仕事に対する視野を大きく広げてくれたように思います。
  文科省に寄せていただいて私が得られた事は仕事の経験のみではなく、様々な人との出会いも大きいものであると考えております。文科省にはこのリレートークを担当しているような各地方から派遣されている研修生の方が多くいらっしゃいます。私のような行政出身の方、現場で教員を経験されていた方や大学職員の方など様々な経験を持った方々が来られています。私はここで全国に同じ時間をすごした多くの仲間ができたことが、何よりかけがえのない人生の宝であると思います。
  夏前には全国の教職員人事を担当されている管理主事の方々の研修運営にも携わらせていただきました。2週間あるその研修の中で私は管理主事の方々に文科省として説明をする立場にありましたが、その間にいただいたお言葉や、今も連絡と取りあえるような人間関係の中から私が参加された方々から教わったことの方がはるかに多いように感じます。
  まだまだ、いま任されている仕事も道半ばですが、文科省にきて心からよかったと最後に言えるようしっかり頑張りたいと思います!
次回は兵庫県より派遣されている財務課の堂山幸二朗さんです!


お問合せ先

初等中等教育局

「初中教育ニュース」編集部
電話番号:03-5253-4111

(初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部)

-- 登録:平成29年02月 --