初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第275号

[目次]

□【お知らせ】教育の強靱化に向けて(平成28年5月10日 文部科学大臣メッセージ)について
□【お知らせ】地域において家族で学ぶ機会の充実を図る観点からの学校休業日の設定について(依頼)
□【お知らせ】平成27年度補正予算「中学校夜間学級の設置促進事業」追加公募について
□【お知らせ】平成29・30年度在外教育施設派遣教員及びシニア派遣教員の募集について
□【お知らせ】平成28年度に行われる教科用図書検定結果の公開について
□【お知らせ】生物多様性アクション大賞について
□【お知らせ】平成28年3月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介について
□【お知らせ】平成28年度パテントコンテスト/デザインパテントコンテストの開催について
□【お知らせ】「常用漢字表の字体・字形に関する指針」について
□【お知らせ】「2016年子ども教育支援建築会議・シンポジウム」について
□【発刊】「教育委員会月報」5月号について
□【発行】月刊「初等教育資料」5月号について
□【発行】月刊「中等教育資料」5月号について
□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク85



□【お知らせ】教育の強靱化に向けて(平成28年5月10日 文部科学大臣メッセージ)について

〔初等中等教育局教育課程課教育課程企画室〕


平成28年5月10日に、馳文部科学大臣より、子供たちの未来のために、「次世代の学校」を創生し、教育の強靱(じん)化を必ず実現するとの決意を新たにしたメッセージが発表されました。
今後の学校教育の充実に不可欠な「学習指導要領改訂」のポイントについても言及していますので、当省ホームページ(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きますを是非御覧ください。(※文部科学省ホームページにリンク)

(お問合せ先)
教育課程課 教育課程企画室 審議・調整係
電話:03-5253-4111(内線4732)




□【お知らせ】地域において家族で学ぶ機会の充実を図る観点からの学校休業日の設定について

〔生涯学習政策局社会教育課〕
〔初等中等教育局教育課程課〕


平成28年4月25日付けで各都道府県・指定都市教育委員会学校教育・社会教育主管課宛てに次のような事務連絡を発出しましたので、お知らせします。
なお、文中の「別添資料」等詳細については首相官邸ホームページを御覧ください。(※首相官邸ホームページにリンク)


平成28年4月25日
事務連絡

各都道府県・指定都市教育委員会
学校教育・社会教育主管課 御中


                                                  文部科学省
                                                  生涯学習政策局社会教育課
                                                 初等中等教育局教育課程課


地域において家族で学ぶ機会の充実を図る観点からの学校休業日の設定について(依頼)


このたび、日本経済再生本部の下、開催されている「未来投資に向けた官民対話」(別添資料1参照)の第4回が平成28年3月4日(金曜日)に開催されました。「地域への未来投資と課題」をテーマとした同対話では、一部の経済団体から、有休の取得促進の取組に関し、別添資料2のような発言があるなど、産業界より子供の休みに合わせた年休の取得の工夫に関して提案があったところです。
このように、子供の休みに合わせて年休が取得されることにより、家族で過ごす時間が増加することが考えられますが、このことは、地域において家族で学ぶ機会の充実を図る観点からも重要であると考えています。このため、例えば、地域の伝統文化に係る行事など、地域の年中行事の際に、教育委員会が地域内の学校において一斉に休業日を設定し、家族が一緒になって郷土の伝統文化に触れる機会を設けることや、週末に参観日や学校行事等を実施した結果、代休日を設定する場合には、地域の博物館や図書館、美術館、動物園・水族館、スポーツ施設、青少年教育施設等の地域の社会教育施設等において、家族で学習できる環境が整備されることが重要であると考えられます。
こうした学校休業日における地域社会の取組を促進していくためには、学校休業日に関する情報を地域の経済団体や社会教育施設等の学校以外の関係者とも十分に共有されることが重要であるとともに、地域において学校休業日に関して広く認識が共有されることが必要です。今後、家族で学ぶ機会の充実を図る観点から、各都道府県及び市町村において、幅広い関係者の中で学校休業日の設定について積極的に御検討をいただければと思います。
なお、公立の学校(大学を除く。)の休業日については、学校教育法施行令第二十九条により、その設置する教育委員会において定めることとされており、本事務連絡においてこの制度的な解釈を変更するものではないこと、また、休業日を増やすことを求めるものではないことに御留意いただきますようお願いします。
ついては、都道府県教育委員会におかれましては、所管の学校及び指定都市を除く域内の市区町村教育委員会に対して、指定都市教育委員会におかれましては所管の学校に対して、周知をお願いします。

【本件担当】
生涯学習政策局 社会教育課 法規係
電話:03-5253-4111(内線2977)
FAX:03-6734-3718
初等中等教育局 教育課程課 企画調査係
電話:03-5253-4111(内線2565)
FAX:03-6734-3734




□【お知らせ】平成27年度補正予算「中学校夜間学級の設置促進事業」追加公募について

〔初等中等教育局初等中等教育局教育制度改革室〕

5月13日(金曜日)より「中学校夜間学級の設置促進事業」の追加公募を開始しました。
公募の期間は、6月3日(金曜日)までとなっております。
この機会に、中学校夜間学級未設置の各道県におかれましては、是非本事業を御活用の上、夜間中学の設置を御検討ください。
公募に関する詳細は当省ホームページから検索フォームで、「公募の種類」は企画競争、「部局」は文部科学省初等中等教育局で検索いただくと、ヒットいたします。(※文部科学省ホームページにリンク)
また、当省ホームページからも上記検索フォームにアクセスできます。
トップページ>会見・報道・お知らせ>調達総合案内>「物品・役務等」の調達情報(※文部科学省調達情報ウェブサイトへリンク)>☆企画競争・公募等情報検索

(お問合せ先)
初等中等教育企画課 教育制度改革室 義務教育改革係
電話:03-5253-4111(内線2007)




□【お知らせ】平成29・30年度在外教育施設派遣教員及びシニア派遣教員の募集について

                                               〔初等中等教育局国際教育課〕

現在、海外に設置されている「日本人学校」「補習授業校」等の在外教育施設においては、約4万人の子供達が学んでいます。文部科学省では、海外で暮らす子供達が日本国民にふさわしい教育を受けられるよう、在外教育施設に対して、国内の義務教育諸学校の教員を派遣しています。
このたび、平成29・30年度に新たに在外教育施設に派遣する教員として、現職教員を対象とした「在外教育施設派遣教員」と、退職教員(退職予定者を含む)を対象とした「在外教育施設シニア派遣教員」の募集を行います。
在外教育施設派遣教員及びシニア派遣教員それぞれの募集については、以下のとおりです。日本とは異なる環境の中で学ぶ子供達のために、国内の学校で培った経験を生かしていただける先生方の応募をお待ちしています。
○在外教育施設派遣教員
・募集の対象:日本国内の義務教育諸学校の現職教員
・募集の概要:詳細なスケジュールは都道府県ごとに異なりますので、各自治体の所属先にお問い合わせください。
・お問合わせ先:所属の教育委員会または学校長
・推薦の期限:6月中旬
○在外教育施設シニア派遣教員
・募集の対象:日本国内の義務教育諸学校に勤務経験のある退職教員(退職予定も含む。)
・募集の概要:当省ホームページに「在外教育施設シニア派遣教員選考実施要項」を掲載し、募集を行っています。
・募集締切:平成28年6月23日(木曜日)18時必着

(お問合せ先)                       
国際教育課 教職員派遣係           
電話:03-5253-4111(内線2080、2440)



□【お知らせ】平成28年度に行われる教科用図書検定結果の公開について

                                                〔初等中等教育局教科書課〕


文部科学省では、教科書に対する国民の皆様の関心に応えるため、教科書の検定結果を下記のとおり全国7会場で6月から7月にかけて公開します。
・東京都   6月7日から6月30日まで    公益財団法人教科書研究センター
・福島県   6月3日から6月15日まで    福島県立図書館
・群馬県   6月14日から6月23日まで  群馬県庁昭和庁舎
・新潟県   7月1日から7月14日まで    新潟県立図書館
・滋賀県   7月13日から7月24日まで  大津市教育センター
・香川県   7月5日から7月15日まで    香川県教育センター
・鹿児島県 6月2日から6月15日まで    鹿児島県庁行政庁舎
(※上記期間中において、各会場の休館日等により、公開を実施しない日時があります。)
今回公開の対象となるのは、平成27年度に検定を行った高等学校用の教科書(申請図書261点(申請取下げ2点を含む))で、平成29年度から使用されるものです。
会場では、文部科学省に検定申請された図書(検定の公正を期すため表紙に書名や社名のない白表紙本)をはじめ、教科書調査官が作成した調査意見書、これに教科用図書検定調査審議会の意見を踏まえ申請者に交付した検定意見書、申請者が検定意見を踏まえ修正した内容を新旧対照で記載する修正表、完成した検定済み教科書の見本など、検定に関する一連の資料をどなたでも自由に御覧いただけます。
★全国の公開会場や開催期間など詳細は当省ホームページを御覧ください。(※文部科学省ホームページにリンク)
★上記の期間終了後も引き続き東京23区内で資料を御覧いただけます。会場、日時等については、追って当省ホームページでお知らせします。

(お問合せ先)
教科書課 教科書情報係
電話:03-5253-4111(内線3288)



□【お知らせ】生物多様性アクション大賞について

                         〔国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)事務局〕
                                                         〔大臣官房政策課〕


2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」として、一人一人が生物多様性の恵みを考え、将来に引き継ぐために行動していく10年です。
この活動を日本国内で広めていくため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。
UNDB-Jでは、国民一人一人が生物多様性との関わりを自分の生活の中でとらえることができるよう「MY 行動宣言 5つのアクション」を広く呼びかけています。
「生物多様性アクション大賞」は、UNDB-J主催事業として「MY 行動宣言 5つのアクション」を参考に、全国各地で行われている生物多様性の保全や持続可能な利用につながる団体・個人の取組みを募集・表彰し、応援するものです。
具体的には、「たべよう部門」、「ふれよう部門」、「つたえよう部門」、「まもろう部門」、「えらぼう部門」の5部門で「優秀賞」を選定し、さらに「優秀賞」受賞者によるプレゼンテーションを経て「大賞」を決定します。
生物多様性という言葉には、少し難しいイメージがありますが、地産地消で旬の食材を使う食堂や(たべよう)、海や川、山での自然体験(ふれよう)、美しい自然や生きものの姿を言葉や写真で表現(つたえよう)、地域に残る伝統文化や貴重な自然の保存(まもろう)、環境に配慮した商品開発及び使用(えらぼう)なども生物多様性とつながる活動です。
これまでの3回で約380団体から応募がありました。毎年夏頃に応募を開始しています。是非、あなたの活動も「生物多様性」とつないで応募してみてください。
●5つのアクションにつながる活動
「たべよう」:環境負荷が少なく、その地域、季節の生きものたちの恵みでもある、地元でとれた食材や、旬の食材を使って地域の食文化を掘り起こす活動。
「ふれよう」:山、海、川、動・植物園などでの自然体験を通じて、自然の中で遊ぶことの楽しさや、地域の特色、生きものの生態や面白さを実感してもらう活動。
「つたえよう」:生きものたちの様々な色や形、行動を観察し、自然のすばらしさや季節の移ろいを、写真や絵、文章などで記録・表現し、伝える活動。
「まもろう」:豊かな生態系を未来に残すため、森・里・川・海などを舞台に、自然や生きものの調査・保全・再生や、地域文化の保存などを行っている活動。
「えらぼう」:生物多様性のことをきちんと考えて生産・販売された商品やサービスを、その内容を開示し、消費者に提供する活動。又は促進する活動。
生物多様性アクション大賞(※生物多様性アクション大賞2015ホームページホームページにリンク)
いきものぐらし ~生物多様性 5つのアクション(※いきものぐらし生物多様性5つのアクションホームページにリンク)

(お問合せ先)
環境省 自然環境局 生物多様性施策推進室
電話:03-3581-3351(内線6664)    
(本件担当)
大臣官房 政策課 企画係
電話:03-5253-4111(内線2242)



□【お知らせ】平成28年3月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介について

〔生涯学習政策局情報教育課〕


文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、併せて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。   
<平成28年3月の文部科学省選定作品(学校教育教材等)の紹介>
○DVD(特別選定)
・【ふたりの桃源郷】/山口放送株式会社/青年向き/成人向き/家庭向き
○紙芝居(選定)
・【とっしん とっしん とっしんた!】/株式会社童心社/幼稚園等幼児向き/小学校(低学年)児童向き/幼児向き
・【なんで はしってるの?】/株式会社童心社/幼児向き
○DVD(選定)                  
・【火災から人を守る 町を守る 消防しょのはたらき】/株式会社映学社/小学校(中学年)児童向き/小学校(高学年)児童向き/少年向き
・【サンマとカタール 女川つながる人々】/株式会社平成プロジェクト/青年向き/成人向き
・【ねこだって土佐日記】/羽衣国際大学 現代社会学部/少年向き
※文部科学省特別選定を「特別選定」、文部科学省選定を「選定」として、【作品名】/申請者/利用対象の順に記載しています。

(お問合せ先)
情報教育課 メディア係
電話:03-5253-4111(内線2417)



□【お知らせ】平成28年度パテントコンテスト/デザインパテントコンテストの開催について

             〔科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室〕


高校生、高等専門学校生及び大学生の皆さんの知的財産マインドを育てるとともに、知的財産権制度の理解を促進することを目的に、文部科学省、特許庁、日本弁理士会、独立行政法人工業所有権情報・研修館の主催により、パテントコンテスト及びデザインパテントコンテストを開催いたします。
本コンテストは、自ら考え出した発明・創作について応募いただき、優秀なものについては表彰し、実際に特許庁に特許出願・意匠出願していただくことで、特許権・意匠権の取得までの手続を実体験いただくものです。また、出願の際には、知的財産権制度の専門家である弁理士のアドバイスを主催者負担で受けることができるとともに、特許出願等に必要な経費(特許出願料、審査請求料、特許料(第1~3年分))、意匠登録出願等に必要な経費(意匠登録出願料、意匠登録料(第1~3年分))を主催者側にて負担します。
つきましては、各学校におかれましては、生徒・学生の皆さんへの周知をお願いするとともに、応募希望者に対する積極的な支援をお願いいたします。
なお、出願支援対象者に選ばれた応募者が所属する学校の中から、本コンテストに際し積極的な取組を行った学校に対しては表彰(文部科学省科学技術・学術政策局長賞)を行います。
応募方法等の詳細はこちらを御覧ください。(※独立行政法人工業所有権情報・研修館ホームページにリンク)

(お問合せ先)
独立行政法人工業所有権情報・研修館
知財人材部 電話:03-5512-1202
(本件担当)
産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室
技術移転係 電話:03-6734-4264(直通)



□【お知らせ】「常用漢字表の字体・字形に関する指針」について

                                                     〔文化庁文化部国語課〕


文化審議会国語分科会で取りまとめられ、文化庁が発行しております「常用漢字表の字体・字形に関する指針」について、御紹介します。
【常用漢字表の字体・字形に関する指針】
◆はじめに
◆指針の見方及び使い方
◆第1章 常用漢字表「(付)字体についての解説」の考え方
1 当指針の基本的な考え方
2 常用漢字表における字体・字形等の考え方
3 漢字の字体・字形に関して、社会で起きている問題
4 当指針の対象
5 「漢字を手書きすることの重要性」(「改定常用漢字表」)との関係
◆第2章 明朝体と手書き(筆写)の楷書との関係
1 手書き(筆写)の楷書と明朝体の歴史
2-1 明朝体のデザイン
2-2 手書き文字のいろいろな書き方に明朝体のデザイン差と共通するところがあるもの
3 明朝体に特徴的な表現の仕方があるもの
4 手書き(筆写)の楷書では、いろいろな書き方があるもの
5 手書き(筆写)の楷書字形と印刷文字字形の違いが、字体の違いに及ぶもの
◆第3章 字体・字形に関するQ&A
1 基本的な事項に関する問い
2 具体的な事項に関する問い
◆字形比較表
◆参考資料
掲載先:「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」(※文化庁ホームページにリンク)
全国の書店にて販売中(発行所名:三省堂)

(お問合せ先)
文化庁 文化部 国語課
電話:03-5253-4111(内線2842)



□【お知らせ】「2016年子ども教育支援建築会議・シンポジウム」について

                         〔一般社団法人日本建築学会子ども教育支援建築会議〕


文部科学省の職員がメンバーとして参加する一般社団法人日本建築学会子ども教育支援建築会議が主催する「2016年子ども教育支援建築会議・シンポジウム」が以下のとおり開催されますので、お知らせします。
1.日時 平成28年6月16日(木曜日)10時00分~17時00分
2.場所 建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
3.詳細については、こちらを御覧ください。(※一般社団法人日本建築学会ホームページにリンク)
主催者である「一般社団法人日本建築学会子ども教育支援建築会議」は、日本建築学会の学術団体としての中立公正な立場から、子どもの住まい・まちづくり教育に関わる、教師・教育関係者、公的機関、社会教育機関、NPO法人あるいは個人の活動を支援することを通じて、住まい・まちづくりに対する社会的認識を育み、建築と都市の環境向上に寄与することを目的として設置されたもので、関連団体とのネットワークの形成や学校教育界との情報交換、プログラム・教材等の企画・制作、人材の推薦・派遣などの子どもの住まい・まちづくり教育に関する事業を行っています。
今回開催される「2016年子ども教育支援建築会議・シンポジウム」では、学校施設を環境学習の教材にする小・中学校での教育プログラム、子どもの建築ワークショップの実施例、地域や企業の特色を活かした建築教育の取組などの紹介や、生活の基本である「衣食住」の中で、学校教育の実践から離れがちな「住教育」について、「ひと育て」こそ次世代の建築やまちづくりの基盤であるという考えのもとで、先駆的に活動を重ねてこられた住民主体のまちづくり(「まち育て」)のパイオニアであるNPO法人まちの縁側育み隊代表理事の延藤安弘氏による基調講演などが行われます。
教育委員会や学校関係者の皆様も是非御参加ください。

(お問合せ先)
子ども教育支援建築会議事務局 三島
電話:03-3456-2051
(本件担当)
文教施設企画部 施設助成課   
電話:03-5253-4111(内線3077)



□【発刊】「教育委員会月報」5月号について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕


文部科学省が発行しております「教育委員会月報」について、5月号の内容を御紹介します。
【教育委員会月報5月号】
■特集 ・教育委員会の現状に関する調査について(平成26年度間)
・「新教育委員会制度への移行に関する調査(平成27年12月1日現在)」の結果について
■事業紹介 エコスクールを題材とした環境教育の事例紹介
~地球温暖化対策に向けた我が国の取組~
■資料 ・教育職員に係る係争中の争訴事件等の係属状況について~平成27年4月1日現在~
・教員免許状の授与状況(1)
・国立教育養成系大学の就職状況について
■シリーズ 地方発!我が教育委員会の取組
子育てのための12か条の取組の推進~親学・地域教育力の再生へ~
<滋賀県栗東市教育委員会>
■シリーズ 学校、地域が活性化!地域とともにある学校づくり
教育ビジョンを実現する新潟市の共同実施~事務機能の強化と学校事務
職員の育成~
<新潟県教育委員会>
■お知らせ ・文部科学省《情報ひろば》
■ひとりごと
掲載先:教育委員会月報(※文部科学省ホームページへリンク)
(文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>教育委員会月報)
購読は、上記掲載先を御覧ください。(発行所名:第一法規株式会社)

(お問合せ先)                    
初等中等教育企画課 教育委員会係
電話:03-5253-4111(内線4678)



□【発刊】月刊「初等教育資料」5月号について

〔初等中等教育局教育課程課〕


「初等教育資料」では、新しい教育課題と基礎的な教育課題の双方を取り上げて毎号二つの特集を組み、学校現場の教育実践に役立つ情報をいち早く発信しています。小学校や幼稚園の先生方はもちろん、教育行政に携わる方などの取組を幅広くサポートします。平成28年度の年間テーマは、「学習指導要領改訂に向けた教育活動の総点検」です。
5月号の特集及び主な内容を御紹介します。
<特集Ⅰ>「『特別の教科 道徳』の実施に向けた道徳教育の推進」
特集Ⅰは、先月号の特集Ⅱでも取り上げた道徳の特集となっており、「『特別の教科 道徳』の実施に向けた道徳教育の推進」をテーマとしています。平成27年3月の学習指導要領の一部改正により追記された内容について、解説、論説するとともに、参考となる実践事例を紹介しています。
<特集Ⅱ>「これからの小学校における外国語教育を考える」
特集Ⅱは、「これからの小学校における外国語教育を考える」をテーマとしていま
す。高学年の教科化、中学年の外国語活動導入を見据え、今後の方向性や今取り組む
べきことなどを対談や論説、実践例を通して述べています。
<巻頭言・子供と教育>
「算数・数学の魅力」・・東北大学教授 小谷 元子
<教育の扉>
「算数を大好きにする秘訣」・・東京理科大学理数教育研究センター長 秋山 仁
その他連載記事を多数掲載しています。
掲載先:初等教育資料(※文部科学省ホームページへリンク)
(文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>初等教育資料)

(お問合せ先)
教育課程課 教育課程第一係
電話:03-5253-4111(内線2903)



□【発刊】月刊「中等教育資料」5月号について

〔初等中等教育局教育課程課〕


本誌は、中学校及び高等学校における教育の充実を図るため、教育課程や学習指導をはじめ、中等教育をめぐる諸課題について、参考となる考え方や実践事例、教育行政に関する情報や全国の教育事情などの最新の情報を紹介している月刊誌です。
5月号は今月1日に発刊しておりますが、本号の特集及び主な内容は次のとおりです。
<特集>「チームとしての学校」の実現に向けて
生徒指導上の課題や特別支援教育など、学校が抱える課題は、複雑化・困難化し、教員だけで対応するのは質的にも量的にも難しくなってきており、教職員が心理や福祉などの専門家や関係機関、地域と連携し、チームとして課題解決に取り組む体制を整備することが求められている。
こうしたことを踏まえ、平成27年12月には「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)」が公表され、「専門性に基づくチーム体制の構築」、「学校のマネジメント機能の強化」、「教職員一人一人が力を発揮できる環境の整備」の3つの視点に基づきながら「チームとしての学校」の実現を目指すことの重要性などが示された。
そこで本号では、本答申の内容を踏まえ、学校全体で専門家や関係機関、地域等と連携を効果的に図っている実践事例などを取り上げ、チームとしての在り方の実現に向
けた取組の在り方について考察する。
<解説>「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)」について
<論説> チームとしての学校の在り方の実現に向けた考え方について
<実践研究>チームとしての学校の実現に向けた教育委員会の取組
<実践研究>特別支援教育を軸とした「チームとしての学校」の実現に向けた取組の具体例(中学校)
<実践研究>全校体制でのキャリア教育を軸とした「チームとしての学校」の実現に向けた取組の具体例(高等学校)
掲載先:中等教育資料(※文部科学省ホームページへリンク)
 (文部科学省ホームページ>白書・統計・出版物>出版物>中等教育資料)

(お問合せ先)
教育課程課 教育課程第三係
電話:03-5253-4111(内線3706)



□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク85

文部科学省には、各都道府県や市町村の教育委員会、学校等に所属されている教職員等が、国の文部科学行政、特に初等中等教育行政に携わる研修制度があります。
本リレートークは、この研修制度により文部科学省で活躍されている教職員等に、文部科学省での職務内容や日頃考えていることなどを率直に語っていただくリレー形式のコーナーです。
第85回は、初等中等教育局児童生徒課企画係の乾 めぐみさんです。


「繋がり」


初等中等教育局 児童生徒課 企画係
乾 めぐみ(箕面市)


昨年度より、文部科学省への2年間の出向を拝命し、1年と約2ヶ月が経ちました。昨年度は国際教育課にて、今年度の前期は児童生徒課にてお世話になっています。それまでは、箕面市にて福祉分野の業務に携わっていたため、新しい環境に、初めての教育行政と、戸惑うことも多々ありますが、文部科学省の職員の方々に優しく丁寧にご指導いただき、同じ境遇にある研修生等にも支えられながら、学びの多い大変貴重な日々を過ごさせていただいています。
私の所属元である箕面市は、大阪府北部に位置する人口約13万人の自然豊かな市です。ところで、みなさん、「箕面市」はご存知でしょうか。「みのおし」と読みます。難しくて読み方が分からない! と言われたり、猿で有名なあの市ね! と言われることがある我が市について、もう少しご紹介させていただきたいと思います。
箕面市には、「日本の滝百選」に選定されている落差33mの大滝「箕面大滝」があり、流れ落ちる滝の姿が農具の「箕」に似ていることから、その名で呼ばれるようになり、地名の由来もここから来ていると言われています。その他、市には歴史的な史跡や文化財が数多くあります。中でも、私も市役所試験を受験する前に参拝した勝尾寺は、合格祈願で多くの人が訪れることでも有名で、箕面大滝とともに、四季折々に応じて美しく変化する自然を存分に感じることが出来る、いわばパワースポットです。箕面山に囲まれた自然豊かな環境から、一昔前には大滝への道すがらに猿が出没することが多かったため、今でも猿の市としても知られています。また、程よい甘さがくせになる市の銘菓「もみじの天ぷら」や、味わい深い箕面ビールなどの名産品もあります。ぜひ一度足をお運びいただき、自然や食や文化に触れてみてはいかがでしょうか。
さて、文部科学省での研修生活も折り返しを迎えました。出向して間もない頃、教育行政での経験が全くなく、右も左も分からない状態であった私に、文部科学省の職員の方々は職場でも、職場以外でも、いつも気にかけてくださり、優しく楽しく接してくださいました。また、同じ研修生の方々とは、宿泊を伴う研修から、様々な機会を通じて交流を深めることが出来ました。この研修生活は、まさに周りの方々に支えられて成り立っているものだと感じます。多くの研修生は1年間の任期を終え、各自治体で教育行政等に奮闘しているところですが、居場所が変わっても、変わらず連絡を取り合うなどして繋がっていられる関係を築けていることは、研修生活で得た何よりの宝であると感じています。
今年度は、これまでの感謝の気持ちを胸に、より一層人と人との繋がりを大切に、残りの研修生活を過ごしていきたいと思います。
平成28年4月14日の熊本県熊本地方を震源とする地震発生から約1ヶ月半。被災地には文部科学省で共に研修していた仲間たちが、被災当日から奮闘しています。被災された全ての方々に心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りし、微力ながらでも自分自身に何が出来るのかを考え、行動に移していきたいと思います。
次回のリレートークは、研修でもキラリと輝きを放って活躍する2年目のリーダー、神奈川県相模原市の岩井 雄一郎さんです。



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