平成24年4月26日
□【シリーズ】「コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)」の取組事例(第7回)~神奈川県開成町の取組の紹介~
□【お知らせ】「地域とともにある学校づくりの推進に向けた制度等活用説明会」の実施について
□【お知らせ】高専ロボコン25周年・全国高等専門学校ロボットコンテストロゴ募集について
□【お知らせ】2012年度「アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト」の参加校募集
□【お知らせ】5月21日の日食の観察における幼児・児童・生徒の安全確保に係る注意事項
□【不定期連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク15
〔初等中等教育局参事官(学校運営支援担当)〕
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)は、地域の皆さんの意見を学校運営に反映させながらより良い教育の実現を目指す、地域とともにある学校づくりの仕組みです。シリーズ第7回として、全国コミュニティ・スクール連絡協議会の協力を得て、神奈川県開成町の取組を御紹介します。
地域とともに歩むコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)を目指して
開成町立開成小学校 校長 瀬戸 成男
開成町は、神奈川県西部に位置する県内で一番面積の小さい町です。かつては、米や果樹栽培を中心とした農業が中心でしたが、現在は、工業や商業が盛んになると同時に、住宅地としての開発も進み、人口も増加(人口1万6千余人)しています。
本校は、明治6年の創立以来、平成22年に新設校の開成南小学校が開校するまで、町内でただ1校の小学校として続いてきました。このため、多くの保護者が本校卒業生であり、学校を応援しようという気構えを持つ保護者が大変多くいらっしゃいます。しかしながら、こうした保護者の気構えはあくまで個人的なものにとどまっている状況がありました。そこで、保護者に組織的に学校運営に参画してもらいながら、学校・地域の活性化を進め、子どもたちに多様な学びを提供することができないかと考え、平成22年度に教育委員会の指定を受けて学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールとしての取組をスタートさせました。
委員には、学識経験者、民生児童委員、PTA代表、行政、校長・教頭・担当職員など、8人をお願いしていますが、平成24年度からは、地域の代表を増やし、地域との結びつきをより強いものにしていきたいと考えています。
組織としては、発足当時、「学び支援」「幼保小中高連携」「安全安心」「学校評価」「情報発信」という5つの部会を考えました。「学び支援」に関しては、読み聞かせをはじめ、校外学習での見守りや授業支援などで、延べ300人以上の方々が参加してくださっています。また、「安全安心」の面でも、地域・保護者の多くの方が、交通安全や「あいさつサポーター」などの活動に取り組んでくださっています。しかし、部会によっては、どのような方法が学校のためになるか検討が必要となっています。検討に当たっては、保護者や地域の方一人一人の「学校を応援しよう」という思いを大事にしながら、「先に組織」と拙速に進めるのではなく、学校に支援で入ってくださった方々の「こんな組織があるといいのではないか。」といった、組織化(仲間づくり)への意見をよくとらえながら、進めていきたいと考えています。
本校のコミュニティ・スクールの取組は、まだまだ始まったばかりですが、地域の教育力を学校に投入していただくことによって、教職員の指導にも大きな改善点が見られ、より良い教育効果が生まれつつあるところです。
〔初等中等教育局参事官(学校運営支援担当)〕
文部科学省では、保護者や地域住民等と一体となって子どもたちを育む「地域とともにある学校づくり」を推進するため、コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)や学校支援地域本部事業等の活用促進に取り組んでいます。
これら制度等をより一層活用していただくことを目的とした説明会を、希望する教育委員会等を対象に実施しますのでお知らせします。
本説明会は、当省の経費負担により、大学教授等の専門家や実践校の担当者、文部科学省担当者などを派遣し、講話や実践発表、行政説明等を行うもので、講演会や実践発表を組み合わせての開催や、希望する地域の研修講座に組み込むなど、様々な方法で行うことが可能です。
なお、本説明会は、教育委員会以外(例:学校や地域コミュニティ、PTA、校長会など)からの応募も可能です。
○詳細は、以下のURLを御覧ください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/community/suishin/detail/1319885.htm
(文部科学省ホームページへリンク)
(お問合せ先)
初等中等教育局
参事官(学校運営支援担当)付
運営支援企画係
TEL:03-6734-3705
〔高等教育局専門教育課〕
NHKで毎年放映されているロボットコンテストは御存知ですか?全国の高等専門学校生がアイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(略称:高専ロボコン)に参加するため、既成概念にとらわれず創造性豊かな発想力で夢のロボットを作製してコンテストに挑戦しています。動くものを作る面白さと完成した時の感動を体験しながら、新しいものづくりに邁進しています。
ロボットコンテストは1988年から開催され、全国57校62キャンパスの高等専門学校が参加する全国規模の教育イベントです。各キャンパスから2チームがエントリーし、124のロボットが8地区大会で競技し、地区優勝やアイデアの優れたロボットなど25チームが全国大会に出場し、最も優れたロボットに「ロボコン大賞」が授与されます。
高専ロボコンは国内外のロボットコンテストの源とも言われ、小中学生をはじめ市民に広く浸透した行事の一つとなっております。
今年で高専ロボコンは25周年を迎えるに当たり、高専ロボコンの新しいロゴマークを広く一般から募集することとなりました。未来に躍動するロゴマークを奮って御応募ください。
○応募期間
平成24年5月25日(金曜日)17時まで(必着)
○選考と発表
全国高等専門学校ロボットコンテスト実行委員会において選考し、6月上旬頃に採用作品1点を決定します。採用者には決定後、直接通知をした後に、ホームページなどで公表します。
※現時点で、高専ロボコンには既存のロゴがあります。もし、選考の結果、今回の募集で寄せられたロゴにふさわしいものがなかった場合、現在のロゴをそのまま使用する場合もあります。あらかじめ御了承ください。
詳しくはこちらへ(高専ロボコンロゴ募集ホームページ)
http://www.official-robocon.com/jp/kosen/kosen2012/logobosyu.html
地区大会、全国大会の開催日程はこちらへ
http://www.official-robocon.com/jp/kosen/kosen2012/dateplace.html
(お問合せ先)
高等教育局専門教育課
高等専門学校係
TEL:03-5253-4111(内線2077)
独立行政法人国立高等専門学校機構
企画課
TEL:03-4212-6815
〔国際統括官〕
ジャパンアートマイルが実施している「アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト」(文部科学省・外務省後援事業)は、日本の子どもたちが海外の子どもたちとインターネットを活用して共通のテーマで協働学習を行い、学習の成果を絵に表して1枚の壁画(1.5m×3.6mの大型絵画)を共同制作するプロジェクトです。
持続可能な発展をテーマに世界の同世代と共に学び合う本プロジェクトは、ESD(持続発展教育)の実践として有効なプログラムです。また、小学校の学習指導要領の外国語活動に示された「外国語を用いてのコミュニケーションを図る」、「異なる文化をもつ人々との交流等を体験し、文化等に対する理解を深める」ためにも有効です。
アートマイルは、国語、生活、社会、図工・美術、外国語・英語、情報などの、どの教科でも取り組むことができるため、総合的な学習の探求学習として最適なものの一つです。既に自校で取り組んでいる総合的な学習のテーマで相手校と協働学習をすると無理なくプロジェクトを進めることができます。
また、半年にわたる協働学習のスケジュールの大枠は決まっていますが、全体の枠組みの中で教員は自らの学習の狙いに合わせて自由に授業設計をすることができます。さらに、相手と一緒に一つの作品を完成させるという明確なゴールがあるため、そこに向かう学習活動に必然性があり、児童生徒の学習意欲が高まり持続します。
しかし、海外校との協働学習を通して共同制作をするというのはかなりハードルが高い国際協働学習です。
そこで、ジャパンアートマイルでは、初めて参加する教員でも容易にプロジェクトを実施できるように様々なサポートを提供しています。
[募集期間]2012年4月1日(日曜日)~5月31日(木曜日)
[実施期間]2012年9月~2013年3月
[実施対象]全国の小学校・中学校・高等学校の児童生徒
[募集数]100校
[申込方法]参加申込書をジャパンアートマイル事務局宛てに郵送してください。
(申込書はホームページからダウンロードしてください。)
併せてWordデータをメールで送付して下さい。
【郵送】〒678-0205 兵庫県赤穂市大町2-16 ジャパンアートマイル事務局
【メール】
jam@artmile.jp
【アートマイル壁画画材無料提供の御案内】
2012年度「アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト」に初めて参加される学校を対象に、アートマイル壁画画材(キャンバス+絵の具)50セットを50校に無料で提供します。画材の提供を希望される学校は、5月31日までにプロジェクトの参加申込みと併せて御応募ください。
[募集期間]2012年4月1日(日曜日)~5月31日(木曜日)
[募集数]50校(50セット)
[提供対象]初めてプロジェクトに参加する学校(1校1セット)
[申込方法]プロジェクトの参加申込書と併せて画材提供申込書を郵送してください。Wordデータはメールで送付してください。
【郵送】〒678-0205 兵庫県赤穂市大町2-16 ジャパンアートマイル事務局
【メール】 jam@artmile.jp
・ジャパンアートマイルホームページ
http://www.artmile.jp/
・アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクトについて http://www.artmile.jp/iime-%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E4%BA%A4%E6%B5%81%E5%85%B1%E5%90%8C%E5%88%B6%E4%BD%9C/
・ジャパンアートマイルのサポート体制について
http://www.artmile.jp/iime-%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E4%BA%A4%E6%B5%81%E5%85%B1%E5%90%8C%E5%88%B6%E4%BD%9C/jam%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/
(お問合せ先)
国際統括官付企画係
TEL:03-5253-4111(内線3401)
03-6734-3401(直通)
FAX:03-6734-3679
〔研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)〕
標記の件については、文部科学省から全国の教育委員会等へ平成24年2月3日付け事務連絡によりお知らせしているところですが、新年度になり日食の当日が近づいてきたことから、平成24年4月18日付け事務連絡により、再度お知らせをいたしました。
(以下の文部科学省ホームページから御覧になれます。)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/space/urishitsu/detail/1319960.htm
日食は、幼児・児童・生徒の自然や科学への関心を深める好機となる一方、不適切な観察方法により目に障害を与えた例があります。
また、日食が起きる時間帯が午前6時台から午前9時頃までであり(ピークは午前7時半頃)、朝の通学時間に重なります。通学途中の道路上などで興味の赴くままに見上げてしまうと、目を痛めるおそれがあるだけでなく、交通事故に遭う可能性も高くなります。
つきましては、幼児・児童・生徒及び保護者に対し、日食の観察における注意事項について周知していただくとともに、通学時における安全の確保についても注意喚起していただきますようお願いします。
なお、日食の安全な観察について、別添1のほか、別添2のとおり参考資料等がございますので、事前の周知に是非御活用ください。
別添1
「平成24年5月21日の日食の観察における注意事項について」(事務連絡)
(平成24年2月3日、文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/space/urishitsu/detail/1319111.htm
別添2
日食の観察に関する参考資料等について
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/space/urishitsu/detail/1319962.htm
(お問合せ先)
文部科学省研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付
TEL:03-5253-4111(内線4483(平成24年5月2日まで))
(内線4516(平成24年5月7日から))
文部科学省には、各都道府県、市町村の教育委員会、学校等に所属されている教職員等の方が、国の文部科学行政、特に初等中等教育行政に携わっていただく研修制度があります。
本リレートークは、この研修制度により文部科学省で活躍されている教職員等(地方教育行政実務研修生)の方に、文部科学省での職務内容、日頃考えていることなどを率直に語っていただくリレー形式のコーナーです。
第15回は、初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室一貫教育支援係の藤田雅元さんです。
「はじまりは いつも 晴れ・・・」
初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室
一貫教育支援係 藤田 雅元(宮崎県教育委員会)
文部科学省に来て、約1か月が経とうとしている。時間が経つのはとても早く、「あっと」いう間に過ぎ去ってしまった。それは年を取る(積み重ねる?)」につれて加速しているように実感している。これについては、多くの先輩方が同じような感覚を持つとともに、そのように感じることについて様々な説があるようである。しかしながら、年を取るということは、「奇跡を見せる資格ができる。」と私は勝手に思い込んでいる。私が育てたい児童・生徒、私が願う学校や地域を叶えるために、年を取る(積み重ねる)楽しみを感じながら職務に向かう毎日である。私が所属する係や室・課の諸先輩方に支えられ、指導を頂きながらの毎日である。この年になって指導や研修を受けることができるとは、何という奇跡であろうか。支えてくださる多くの人々にただひたすら「感謝の念」でいっぱいである。
文部科学省への研修生のお話を頂いた時、私は「驚き」で体が震えた。自分の身に何が起きているのか分からない状態であった。落ち着きを取り戻そうと大きく深呼吸をし、上司の後ろにある窓に視線をやると窓いっぱいに青空が広がっていた。「雲一つない、晴れ」であった。話を聞いている間、私は「文部科学省での研修」より「晴れ」に夢中になり過去の「晴れ」の日々を回想していた。
新規教職員採用通知が届いた日・新規採用教職員として着任した日・初めての転勤で緊張しながら新任校に着任した日・全校生徒24名のへき地学校に着任した日・へき地学校から転勤し、全校生徒736名の学校に着任した日・教育委員会事務局に着任した日等々・・・。全てその日は、「晴れ」であった。何の巡り合わせか全く分からないが、「はじまりは いつも 晴れ」であった。もちろん、ここ文部科学省に着任した日も、「晴れ」であった。「晴れ」は日本人の伝統的な世界観の一つである「ハレ」だと感じている。「日に新たに 日々に新たなり」を心に刻み「誠心誠意」業務に専念し、かけがえのない一日一日を送るとともに、周囲の方々の心が少しでも「晴れ」るよう心がけていきたい。
来年の4月1日の天気が今から気になる。胸を張って次に向かうために・・・。
「はじまりは いつも 晴れ」
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