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初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第203号

平成24年3月22日

[目次]

【シリーズ】被災地復興に係る児童生徒の活動事例について
【お知らせ】民法等の一部を改正する法律に係る運用上の留意点について
【お知らせ】子どもの自殺予防について(3)~今月は自殺対策強化月間です~
【お知らせ】3月23日Ustreamライブ配信「算数・数学、勉強してどーなるの?」
【お知らせ】東日本大震災における「子どもの学び支援」に関するWebサイトを通じた情報発信等について
【お知らせ】「最先端科学技術・量子ビーム」を学ぼう!
【不定期連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク(13)



【シリーズ】被災地復興に係る児童生徒の活動事例について

〔初等中等教育局教育課程課〕

  
   「被災地復興に係る児童生徒の活動事例」(応募締切り3月末)については、3月22日現在で330件を超える活動事例が、全国から寄せられています。4月以降は、被災地復興に係る活動事例を紹介する新しいサイト内において学校種別に掲載しますので、締切日前までに応募をお願いいたします。
   今回は、岩手県大槌町支援ボランティアに参加した、大阪府立桜塚高等学校生徒の感想を紹介します。


~人は助け合わなければ生きていけない~


   私達は、今回の岩手県大槌町支援ボランティアに参加し被災地の状況を見てきましたが、それを言葉で伝えるには限界があり、おそらく私達が伝えられる現状はほんのわずかでしかないと思います。テレビで報道している映像よりはるかに被害は大きく、半年近くたった今でも、地震と津波の爪痕は生々しく残ったままでした。
   私達が書いた「寄せ書き」を大槌高校に持って行った時、大槌高校の校長先生にお話を聞きました。それがとても印象に残っています。
   まず一番に驚いたのは、大槌高校の三分の二の生徒は被災生徒ということでした。被災生徒とは、この震災により親を亡くした生徒、親が仕事を無くした生徒、家が流された生徒のことです。そんな状況の中、高校が避難所になり1000人もの住民が集まりました。自分たちも被災していて辛いはずなのに、住民のために一生懸命働いたそうです。炊き出し、救援物資の運び出し、それにトイレを流すための水をプールから運ぶことなど、生徒のみなさんは率先して活動していたそうです。その時の姿を、校長先生は涙をこらえながら「とてもたくましかった」と、話していました。
   現地を視察する中で、残酷なことだけれど強く心に残り、悲しい現実を思い知らされるお話を聞きました。波が押し寄せてきたときに、大切な人の手を離してしまったこと。年老いた両親を高台まで連れて行けず、置いていかざるをえなかったこと。それを悔やみ、今でも後悔の念にかられる人もたくさんいるとお聞きしました。
   住民の命を守るため、最後まで避難を呼びかけ続けた若い女性職員の方。津波を防ぐため、堤防の水門を閉めに行った消防の方。この方たちを含めたくさんの人々が、たくさんの命を守るために自らの命をささげ、亡くなりました。私達はその場にも足を運び、手をあわせ、心からご冥福を祈りました。
   南三陸町、陸前高田市、大槌町を視察した他に、ボランティア活動として「ドロ出し」をしました。海から1km以上も離れたところでも家は流され、土台しか残っておらず、ガレキが散乱していました。私達が作業をした場所は小学校の通学路で、登校時に砂埃が舞うので、それをきれいにすることが私達の役目でした。5時間ほどの作業でしたが、少しでも被災地や復興の役に立てて嬉しく思います。
   ドロ出しの作業の中で、忘れられない出来事がありました。ガレキだけでなく、日用品、アルバム、子供のおもちゃなどいろいろなものが土とともに出てきました。今はすべて流され何もないその土地にも、半年前までは、ごく普通の幸せな家族があったのだと思い知らされました。一緒に現場で作業にあたったおじさんが、汚れた人形を大切そうに拾い上げそっとガレキの山にそえていた姿を、私は忘れられません。その小さな人形は、まるでこの地震のすべてを語っているようでした。
   被災地の方々に笑顔が戻るよう、一日でも早い復興を祈ります。被災地に行って経験したことは、私達の大きな財産になりました。人は助け合わなければ生きてはいけません。思いやりや感謝の気持ちを持って生きることでどんな困難にも立ち向かって行けると、岩手の人たちに教えていただきました。自分たちに出来ることをもう一度考えて、みんなで被災地を応援していきましょう。
(大阪府立桜塚高等学校生徒の活動報告から抜粋)


被災地復興に係る児童生徒の活動事例 No.1~No.157(※3月22日現在) (※文部科学省ホームページへリンク)
   平成24年3月8日以降、No.132~No.157 を追加して掲載しています。

「東日本大震災子どもの学び支援ポータルサイト」(※文部科学省ホームページへリンク)

「被災地復興に係る児童生徒の活動事例の公募について」(※文部科学省ホームページへリンク) 


(お問合せ先)
初等中等教育局教育課程課
TEL : 03-5253-4111(内線2362)
        03-6734-2425(直通)
FAX : 03-6734-3734

 

【お知らせ】民法等の一部を改正する法律に係る運用上の留意点について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課・特別支援教育課〕

 
   このたび、民法等の一部を改正する法律が平成24年4月1日から施行されるに当たり、同法の児童福祉法の改正部分に係る趣旨及び運用上の留意点について以下のとおり、事務連絡にて周知しましたので、お知らせします。

 
事務連絡
平成24年3月9日


各都道府県教育委員会担当課
各指定都市教育委員会担当課
各都道府県私立学校主管課
附属学校を置く各国立大学法人担当            課御中
小・高等学校を設置する学校設置会社を所轄する
構造改革特別区域法第12条第1項の認定を受けた
各地方公共団体の首長部局(学校設置会社立学校担当)


文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課
特別支援教育課


民法等の一部を改正する法律に係る運用上の留意点について

 

   民法等の一部を改正する法律(平成23年法律第61号。以下「改正法」という。)については、「民法等の一部を改正する法律の施行について(通知)」(平成23年12月16日付け23文科初第1342号文部科学省初等中等教育局長通知)において周知したところです(別添1参照)。
   このたび、改正法のうち児童福祉法(昭和22年法律第164号)の改正の趣旨及び運用上の留意事項等について下記のとおりまとめましたので、十分に御了知の上、各都道府県・指定都市教育委員会におかれては、所管の学校及び域内の市町村教育委員会に対して、各都道府県知事部局及び小・高等学校を設置する学校設置会社を所轄する構造改革特別区域法(平成14年法律第189号)第12条第1項の認定を受けた地方公共団体の首長部局におかれては、所轄の学校及び学校法人等に対して、各国立大学法人におかれては附属学校に対して、周知を図るようお願いします。

 記

 

第一 児童相談所長等の措置を親権者等が不当に妨げる行為への対応について

   従来より、児童福祉施設の長、小規模住居型児童養育事業における養育者及び里親は、児童福祉施設に入所中の児童等(満20歳に満たない者をいう。以下同じ。)又は里親等(小規模住居型児童養育事業を行う者及び里親をいう。以下同じ。)に委託中の児童等について、当該児童等に親権者等(親権を行う者及び未成年後見人をいう。以下同じ。)のある場合であっても、監護、教育及び懲戒に関し、当該児童等の福祉のために必要な措置をとることができることとされていましたが、改正法により、児童相談所長が一時保護を加えた児童(満18歳に満たない者をいう。以下同じ。)についてもこの措置をとることができることとなるとともに、親権者等はこれらの措置を不当に妨げてはならないこととされました(改正後の児童福祉法第33条の2第2項及び第3項並びに第47条第3項及び第4項関係)。
   この親権者等による「不当に妨げる行為」に関する考え方について、「児童相談所長又は施設長等による監護措置と親権者等の関係に関するガイドライン」が策定され、厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課長から各都道府県等に対して通知がなされていますので、御参考までにお知らせします(別添2参照)。
   また、このガイドラインにおいては、「不当に妨げる行為」の事例の一つとして、「児童の教育上支障を生じさせる行為」を挙げていますが、これに関し、各教育委員会及び各学校においては、特に以下の事項に御留意いただきますようお願いします。

イ 各学校において、児童相談所長が一時保護を加えた児童、児童福祉施設に入所中の児童等又は里親等に委託中の児童等について、学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第94条の規定に基づき、校長が親権者等の申出により退学又は休学に係る許可を行うに当たっては、児童等の退学又は休学を申し出た親権者等の意向のみならず、必要に応じて、児童相談所長、児童福祉施設の長又は里親等の意見を聴取するなどした上で、当該児童等の不利益とならないよう総合的かつ慎重に判断すること。
ロ 各教育委員会において、児童相談所長が一時保護を加えた障害のある児童、児童福祉施設に入所中の障害のある児童等又は里親等に委託中の障害のある児童等について、就学すべき学校(特別支援学校又は小中学校(特別支援学級を含む))の決定及びその障害の判断を行うに当たっては、障害のある児童等に最もふさわしい教育を行うという視点に立ち、親権者等の意見や教育学・医学・心理学等の専門家の意見のみならず、必要に応じて、児童相談所長、児童福祉施設の長又は里親等の意見を聴取するなどした上で、総合的かつ慎重に判断すること。

第二 児童相談所長による親権代行について

   従来より、児童福祉施設に入所中の児童等に親権者等がいない場合には、児童福祉施設の長が親権を代行することとされていましたが、改正法により、児童相談所長が一時保護を加えた児童及び里親等に委託中の児童等に親権者等がいない場合に、児童相談所長が親権を代行することとされましたので、今後御留意ください(改正後の児童福祉法第33条の2第1項及び第47条第2項関係)。

第三 親権停止制度の創設について

   改正法により、従来の親権喪失の制度に加えて親権停止制度が設けられ、「父又は母による親権の行使が困難又は不適当であることにより子の利益を害するとき」は、家庭裁判所は2年を超えない範囲で期間を定めて、親権停止の審判をすることができることとなりました(改正後の民法(明治29年法律第89号)第834条の2関係)。親権停止がなされた父母等が児童等との面会を学校に要求するなど、対応に苦慮する場面が生じた場合には、児童相談所に相談し、連携するなど適切に対処いただきますようお願いします。

 

※別添1:民法等の一部を改正する法律の施行について(通知)(※文部科学省ホームページへリンク)

 別添2:「児童相談所長又は施設長等による監護措置と親権者等との関係に関するガイドライン」について (PDF:162KB)(※文部科学省ホームページへリンク)


(お問合せ先)
初等中等教育局初等中等教育企画課
TEL:03-5253-4111(内線2589)

 

【お知らせ】子どもの自殺予防について(3)~今月は自殺対策強化月間です~

〔初等中等教育局児童生徒課生徒指導室〕

 
   我が国の年間自殺者数は毎年3万人を超えています。その中で毎年300人前後の小中高生が全国で自ら命を絶っています。これから人生が始まろうという時期に自らの手で人生を閉ざすことほど悲しいことはありません。
   政府は、3月を「自殺対策強化月間」と定め、自殺対策を推進しています。文部科学省では、毎日の生活時間の多くを学校で過ごす子どもたちにとって身近な存在である教師が、悩んでいる子どもに気付き、声をかけ、話を聞いて、更に必要な支援につなげる、いわゆるゲートキーパーとして、子どもの自殺のサインに気付き、的確に対応することができるよう、冊子「教師が知っておきたい子どもの自殺予防」を作成しました。本稿では、その内容について、前回に引き続き、子どもの自殺やその予防についてよく尋ねられるQ&Aの一端を紹介いたします。

Q.教師にできること、しなければならないこと、そして、できないこととは何でしょうか?

A.自殺を予防するうえで、関係者がそれぞれの能力と限界を見きわめておくというのはとても大切なことです。得てして、真面目な教師ほど、子どもの悩みをすべて自分だけで抱えこんでしまい、他に協力を求めることは敗北だなどと考えがちです。また、子どもから自殺願望を打ち明けられたものの、「誰にも言わないで」と言われたために、それを秘密のままにしておかなければならないと考える教師もいます。しかし、自殺はひとたび起きてしまったら、取り返しがつきません。
  子どもの心の支えになろうという姿勢は尊いものです。しかし、いくら熱心な教師であっても24時間子どもと一緒にいることはできません。また、ある年月が過ぎれば、子どもは学校から巣立っていきます。 
  教師として子どもをどのように支えていくことができるのか、家族と協力して子どもの孤立感にどのように働きかけていくのかよく考えてください。また、自殺の危険の背景に心の病が疑われる場合には、医療機関との連携も重要になってきます。
  家庭、学校、そしてさまざまな地域の関係機関をできる限り活用し、お互いに協力しあって、子どもを見守っていくことが重要です。これは子どもの健全な発達全般に必要なことですが、とくに自殺予防に当てはまります。

 
   他にも多くのQ&Aや、役立つ知識が含まれていますので、是非御覧ください。

   「教師が知っておきたい子どもの自殺予防」のマニュアル及びリーフレットの作成について (※文部科学省ホームページへリンク)

   また、文部科学省では、いじめの問題に悩む子ども等が、いつでも相談機関に相談できるよう、24時間対応可能な電話相談「24時間いじめ相談ダイヤル(0570-0-78310(なやみ言おう))」を都道府県及び政令指定都市に整備しています。各教育委員会や学校においては、本冊子の活用や、各種電話相談窓口の周知を図り、未来ある子どもたちの自殺の予防に御協力をお願いいたします。


(お問合せ先)
初等中等教育局児童生徒課
生徒指導室
TEL:03-5253-4111(内線3298)

 

【お知らせ】3月23日Ustreamライブ配信「算数・数学、勉強してどーなるの?」

〔大臣官房総務課広報室〕

 
「どうして算数や数学を勉強しなければいけないの?」
「どうしたら算数や数学がわかるようになるの?」
などの疑問にお答えするインターネットライブ配信を行います。

  • 日時:3月23日(金曜日)13時30分~15時30分
  • 内容:

■第1部(13時30分~14時15分)
 
   テーマ「数学オリンピックの問題を解いてみよう」

【出演者】秋山仁(東海大学教育開発研究所長)
      算数オリンピック金メダル受賞者
      日本ジュニア数学オリンピック金賞受賞者
      国際数学オリンピック金メダル受賞者
      大阪府立大手前高等学校(数学教育に取り組むスーパーサイエンスハイスクール)

■第2部(14時30分~15時30分)

   テーマ「数学嫌いへの処方箋」

【出演者】秋山仁(東海大学教育開発研究所長)
             新井紀子(国立情報学研究所社会共有知研究センター長)
             西成活裕(東京大学先端科学技術研究センター教授)
             若山正人(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所長)

【コーディネーター】長尾篤志(文部科学省初等中等教育局視学官)

 

当日はtwitterで質問を募集し、番組内で出演者が回答します。

・ライブ閲覧: 新学期直前スペシャル”数学嫌い”の根っこはナ二?を探り当てて、取り除くヒントを教えます。(※文部科学省ホームページへリンク)

・参考URL: 春休み・文部科学省Ustreamライブ配信特別授業「算数・数学、勉強してどーなるの?」その疑問に答えます!(※文部科学省ホームページへリンク)

 
(お問合せ先)
大臣官房総務課広報室
TEL:03-6734-2171(直通)
FAX:03-3593-7163

 

【お知らせ】東日本大震災における「子どもの学び支援」に関するWebサイトを通じた情報発信等について

〔生涯学習政策局政策課〕

 
   文部科学省は、平成23年4月から運営している「東日本大震災・子どもの学び支援ポータルサイト」を通じた情報発信等を、平成24年5月中旬をもって終了することをお知らせいたします。今後は、別途平成24年4月中に開設予定のWebサイトを通じた情報発信や、「助けあいジャパン」Webサイト掲載のマッチングサイト等の活用を図ることといたしております。

 ◆趣旨

   文部科学省では、東日本大震災における被災児童生徒等がより必要な支援を受けやすくするための緊急対応の取組として、各種情報を提供するとともに、被災者のニーズと提供可能な支援を総合に一覧できる「東日本大震災・子どもの学び支援ポータルサイト」(子どもの学び支援サイト)を平成23年4月1日から開設・運営してまいりました。多くの方に子どもの学び支援サイトにアクセスいただく中で、多数の支援が実現してまいりました。
   このたび、子どもの学び支援サイトでの支援の要請件数が減少していること、民間のマッチングサイトも多く利用されていること等により、平成24年5月中旬をもって子どもの学び支援サイトを終了することといたしました。この間、子どもの学び支援サイトを御利用・御活用いただきましたことに心より御礼申し上げます。
   今後は、被災地復興に係る活動事例や奨学金等の各種情報などを取り上げる新しいWebサイトを、平成24年4月中に開設することを予定しております(詳細につきましては別途、お知らせいたします)。また、マッチング支援につきましては、復興庁連携プロジェクト「助けあいジャパン」のWebサイト「救援物資紹介ページ (※「助けあいジャパン」のWebサイトへリンク)」等を御活用いただければ幸いです。
   文部科学省といたしましては、子どもたちの学びの環境確保を含めた教育復興に向けた様々な取り組みを実施することを通じて、今後とも被災地の教育復興に向けた様々な実践を支援してまいります。

※新年度を迎えるにあたり必要となる支援の要請については、5月11日(金曜日)の終了までの間により多く実現するよう取り組んで参りたいと存じます。引き続き子どもの学び支援ポーサルタイトを御利用・御活躍いただければ幸いです。

◆今後のスケジュール(予定)

  • 子どもの学び支援サイトの新規登録の受付停止:平成24年4月22日(日曜日)
  • 被災地復興に係る活動事例等を紹介する新しいサイトの開設:平成24年4月中
  • 子どもの学び支援サイトの終了:平成24年5月11日(金曜日)

(参考)ポータルサイトの実績(平成24年3月18日現在)

  • 累計ページビュー:1,211,396ページ
  • 累計訪問件数:342,709件
  • 支援の提案件数:917件
  • 支援の要請件数:402件
  • 総マッチング件数:2,257件

 
(お問合せ先)
生涯学習政策局政策課
TEL:03-5253-4111(内線3406)

 

【お知らせ】「最先端科学技術・量子ビーム」を学ぼう!

〔研究振興局基盤研究課量子放射線研究推進室〕

 
○文部科学省「量子ビーム」ウェブページ開設!

   「量子ビーム」に関するウェブページを2月28日から公開!新しい材料の創出や植物の品種改良、がんの治療、創薬に始まり 、ナノテクから宇宙の起源、果ては警察の科学捜査や文化財鑑定まで!「量子ビーム」を使うことで、新たにできるかもしれないことがたくさんあります。今までちょっと難しかったかもしれない「量子ビーム」について、分かりやすく紹介します!

量子ビーム(※文部科学省ホームページへリンク)


○政府インターネットテレビ「世界最先端量子ビームがきり拓く未来」公開!

   先日稼働したばかりのピッカピカの大型先端研究施設、SACLA(さくら)・J-PARC(じぇいぱーく)の紹介動画を3月22日から公開!世界最先端の研究施設の仕組みや今後の期待について、分かりやすく紹介しています。

「世界最先端量子ビームがきり拓く未来」(※内閣府のホームページへリンク)


○世界最先端大型研究施設(SPring-8・SACLA)一般公開!

   兵庫県播磨にあるSPring-8(すぷりんぐえいと)・SACLA(さくら)の施設公開を4月30日(月曜日・振休)に開催。東京ドーム球場の約30倍もの敷地面積を持つ研究所の各所で、20以上の展示、見学、実験・工作、講演会等のイベントを実施!!子ども向けイベントも。個人でも団体でも参加可能です。

 《↓イベント詳細↓》
第20回 SPring-8施設公開のイベント内容(※SPring-8ホームページ)

《↓昨年のイベント風景↓》
第19回 SPring-8施設公開 開催レポート(※SPring-8ホームページ)

※入場無料・予約不要
※ただし、団体(貸上バス、学校等)で御来場の方は、専用フォームに御記入の上、下記事務局
(FAX 0791-58-2786)まで送信ください。(4月13日(金曜日)締切り)

 《↓専用フォームはコチラ↓》
第20回 SPring-8施設公開(※SPring-8ホームページ)

《↓事務局はコチラ↓》
第20回SPring-8 施設公開実行委員会事務局
(独立行政法人)理化学研究所播磨研究所 企画課
(財団法人)高輝度光科学研究センター広報室
TEL:0791-58-2785  FAX:0791-58-2786


(お問合せ先)
研究振興局基盤研究課量子放射線研究推進室
TEL:03-5253-4111(内線4115)

 

【不定期連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク(13)

 
   文部科学省には、各都道府県、市町村の教育委員会、学校等に所属されている教職員等の方が、国の文部科学行政、特に初等中等教育行政に携わっていただく研修制度があります。
   本リレートークは、この研修制度により文部科学省で活躍されている教職員等(地方教育行政実務研修生)の方に、文部科学省での職務内容、日ごろ考えていることなどを率直に語っていただくリレー形式のコーナーです。
   第13回は、初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室義務教育改革係の山本賢一朗さんです。

 
「大切にしてきた思い、これからも・・・」


初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室
義務教育改革係  山本賢一朗(山口県教育委員会)

 
   私には、これまでに大切にしてきた思いがある。平成4年に中学校教員(保健体育科)として採用され、生徒指導困難校での勤務が多かった私は、学習(教科)指導と同様に、生徒指導に係ることが多かった。この思いは、これまでに私が関わってきた人たちから感じ取ることができた大切なものだと思っている。

   念願の教師となり、初任校での私は、「生徒に好かれたい」という気持ちが強く、ただ楽しい授業、その場しのぎの指導の連続であった。もちろん、私なりに一生懸命にやっていたので、若い私を慕い付いて来てくれる生徒もいたが、時間が経過するにつれて、離れていく生徒もいた。それは、目に見えて実感できるものであった。まさに手元がしっかりしておらず、真っ直ぐな線が描けていないといった状況であった。そんな時、先輩教員の生徒への指導方法にはっとさせられた。その先生の言う事には、なぜか?生徒が納得するのである。その先生の話しぶりは、分かりやすく筋道がきちんと通っているのである。また、決して力でねじ伏せるような指導ではなく、その場の状況や生徒の実情によって伝え方を変えたり、時によってはじっくり時間をかけて諭していくのである。そこには、「揺るがない物差し」を持った厳しいけど温かい指導があった。私は、「こんな教師になりたい!」と思ったのである。
   2校目の学校では、家庭環境が複雑な生徒が多く、生徒や保護者とじっくりと話をする機会が多くなった。「揺るがない物差し」をもってこちらからのメッセージをいくら伝えても「届かない、響かない」ことが続いた。ふと思うと、私は、自分のよかれと思うアドバイスや思いを一方的に伝えていたのである。相手の「心の器」の中味がいっぱいの状態であるのに、いくら思いを注いでも溢れ落ちるだけである。また、「心の器」にヒビが入っている状態では、漏れ落ちるのである。何をどの程度、どのように伝えたらいいのか?どう修正したらいいのか?ということを考えさせられた期間となった。生徒や保護者との対話を通して、私は、自分も含めた「「心の器」の状態を見極められるようになりたい!」と思ったのである。

   さて、文部科学省での1年間の地方教育行政研修が終わろうとしている。国の教育行政の動向を肌で感じ、微力ながらもその一端に携われたことは、本当に貴重な体験であった。印象を一言で言うと、文部科学省での仕事は、的確で素早い判断力が求められており、私の20年を4~5年でやってのけている感じであった。今でも追いつけていないが、自分のこれまでの知識や認識不足も痛感させられた1年でもあった。また、皆さんが魅力的な人だったということだ。個性的で輝いている人たちと一緒に仕事ができたことで自分を見つめることができた1年でもあった。私にとって「揺るがない物差し」を再確認することができたり、「心の器」を大きく成長させることができた。A

   私は、これまでもたくさんの人に恵まれ、助けられて、支えられてきた。この1年間の出会いもこれまで以上の新鮮で魅力あるものであった。これからも、人との出会いや関わりを大切にし、感謝の気持ちを受け取るだけでなく、与えられる人になりたいとも思う。
   最後に、文部科学省の職員の皆さん、全国各地から集まった研修生の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんと出会って「心の器」が大きく、丈夫になりました。皆さんのこれからの御活躍をお祈りしています。再会する時は、もう少し、魅力的になっておきます。
「感謝」

 

関連リンク

幼児教育・家庭教育:文部科学省
小・中・高校教育:文部科学省
特別支援教育:文部科学省
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