平成24年3月8日
【シリーズ】被災地復興に係る児童生徒の活動事例について
【シリーズ】「放課後子ども教室推進事業」(放課後子どもプラン)(第62回)~埼玉県さいたま市の取組の紹介~
【お知らせ】10ヵ年で総額約8,000億円の新たな教材整備計画を策定しました
【お知らせ】平成24年度から学校図書館のための地方財政措置が充実します!
【お知らせ】子どもの自殺予防について(2)~今月は自殺対策強化月間です~
【お知らせ】世界自閉症啓発デー2012・シンポジウム及び関連イベントについて
【お知らせ】はやぶさ映画とのタイアップについて
【お知らせ】「文部科学時報」3月号(3月10日発行予定)
【お知らせ】「文部科学広報」第148号(3月10日発行予定)
【お知らせ】OECD/PISA「できる国・頑張る国」日本の教育システムを紹介するビデオと報告書について
【お知らせ】第二期教育振興基本計画の検討状況について
【お知らせ】「ネット安全安心全国推進フォーラム」の開催について
【不定期連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク(12)
〔初等中等教育局教育課程課〕
「被災地復興に係る児童生徒の活動事例」(応募締切り3月末)については、3月5日現在で300件を超える活動事例が、全国から寄せられています。4月以降、復興教育支援専用のホームページにおいて、学校種別に掲載しますので、引き続きたくさんの応募をお願いいたします。
今回は、被災地においてマッサージボランティアを行った、岩手県立盛岡視覚支援学校の生徒の活動事例を紹介いたします。
~被災地におけるマッサージボランティア~
2日間の活動では、仮設住宅等、地域の方々のご協力をいただき、107名の方々に施術を行いました。辛い表情でいらっしゃった方から、施術後は「元気になりました」「心もマッサージしてもらいました」といったことばをお帰りになる際に笑顔でたくさんいただきました。
生徒からは「とてもやりがいを感じた」「被災地の方々の為に活動できてよかった」「この活動を来年も続けていきたい」といった活動が充実したものだったという感想が残りました。生徒たちは理療の素晴らしさや奥深さにふれるとともに、理療師として自立することを固く誓った機会ともなりました。
本校の生徒たちは、多くの方々に支えていただきながら職業自立を目指し、日々勉学に励んでいます。東日本大震災においては被災地の状況を報道で知り、心を痛めておりました。また、生徒の中には自身が沿岸地域出身で被災した者もいました。そのような状況の中で、前向きに学んできた理療の技術を活かし、被災された方々の健康の保持・増進に貢献したいとの願いを持ってマッサージ活動を行いました。多くの方に喜んでいただいたことは、今でも生徒の心の糧となっています。
(岩手県立盛岡視覚支援学校の活動事例より抜粋)
※被災地復興に係る児童生徒の活動事例 No.1~No.131(※3月8日現在)(※文部科学省ホームページへリンク)
平成24年2月23日以降、No.102~No.131
を追加して掲載しています。
※「東日本大震災子どもの学び支援ポータルサイト」(※文部科学省ホームページへリンク)
※「被災地復興に係る児童生徒の活動事例の公募について」(※文部科学省ホームページへリンク)
(お問合せ先)
初等中等教育局教育課程課
TEL : 03-5253-4111(内線2362)
03-6734-2425(直通)
FAX : 03-6734-3734
〔生涯学習政策局社会教育課〕
「放課後子ども教室推進事業」は、放課後や週末等に小学校の余裕教室等を活用して、子どもが安全・安心な場所で学習や体験活動・交流活動の取組を実施するものです。
シリーズ第62回として、埼玉県さいたま市の取組を御紹介します。
「放課後子ども教室推進事業」(放課後子どもプラン)
~埼玉県さいたま市の取組の紹介~
埼玉県さいたま市立与野本町小学校
校長 新井晴雄
学校週5日制が完全実施されてから、その支援活動として、さいたま市では学校独自に放課後や土曜日を利用して「子どもの居場所づくり」に取り組み始めました。平成21年度より市の事業の一環として「土曜チャレンジスクール」と「放課後チャレンジスクール」の活動が始まりました。本校は、さいたま市中央区の推進モデル校として、放課後と土曜日にチャレンジスクール『本町 E-NA(いーな)』をスタートさせました。スタッフに関しましては、保護者やPTA役員、地域の方々の協力を得て、子どもたちの居場所づくりに積極的に取り組んでいます。スタートして2年間が経過しましたが、スタッフの協力体制も徐々に整備され、スムーズな運営が図られております。
『本町E-NA』のある放課後は、1年生から6年生まで80名程度の子どもたちが、2つの会議室を使用して、自主学習やスタッフによる活動計画に従って、楽しく活動しています。主に前半は自主学習を中心として勉強に取り組んでおり、後半になると、体育館を使用しての運動や会議室を使っての物づくりやゲーム遊び等の活動に移ります。
子どもたちは、自分の選んだ活動に夢中で取り組んでいて、活動が終わると、満足そうな笑顔を見せて、集合場所である会議室に戻ってきます。各学年の子どもたちが混じっての活動で、高学年が低学年の面倒を見ながら、地域の大人に様々なことを教わり、見守られる、昔の寺子屋を思わせる活動風景に出会ったような気がします。最近の小学生は塾や習い事が多く、一緒に子どもたち同士が活動する場面が少なくなってきました。『本町E-NA』を通して活動することは、子どもたちの人間関係力やコミュニケーション力を培う場として、大いに役立つのではないかと期待しております。
〔初等中等教育局財務課教育財政室〕
小学校に引き続き、平成24年度から中学校でも新学習指導要領が全面実施されることを踏まえ、新学習指導要領に対応する教材等を盛り込んだ「教材整備指針」に例示される学校教材の整備が安定的かつ計画的に実施できるよう、「義務教育諸学校における新たな教材整備計画」を策定しました。この計画に基づき、平成24年度から平成33年度までの10年間、総額で約8,000億円(単年度約800億円)の地方交付税措置が予定されています。
この措置を活用して、各学校や各教育委員会において子どもたちの学びを更に充実できるような学校教材の整備が進められることを期待しています。
なお、「義務教育諸学校における新たな教材整備計画」や新学習指導要領に対応する教材(外国語活動(小学校)、武道の必修化(中学校)及び和楽器整備(中学校)等)などを盛り込んだ教材整備の参考資料「教材整備指針」の詳細は、下記のホームページを御覧ください。
(お問合せ先)
初等中等教育局財務課教育財政室
調整係
TEL:03-5253-4111(内線3747)
FAX:03-6734-3733
〔初等中等教育局児童生徒課〕
公立義務教育諸学校の学校図書館図書の整備については、平成24年度から新しい「学校図書館図書整備5か年計画」を策定し、この計画に基づいて、市町村等において学校図書館図書標準を達成するための図書整備にかかる費用として、毎年度約200億円、5年間で総額約1,000億円の地方財政措置が講じられる予定です。また、学校において新聞を教材として活用できる環境を整備するため、学校図書館に新聞1紙を配備するための経費として、毎年度約15億円、5年間で総額約75億円の地方財政措置も新たに講じられる予定です。
さらに、この5か年計画とは別に、児童生徒と本をつなぐ役割を果たす学校図書館担当職員、いわゆる「学校司書」の配置にかかる費用についても、平成24年度に新たに約150億円の地方財政措置が講じられることが予定されています。
これらの措置を活用して、学校図書館図書標準の早期達成に向けた計画的な図書整備やスタッフの充実などについて、一層の取組が進められることを期待しています。
なお、新たな「学校図書館図書整備5か年計画」や学校図書館担当職員の配置にかかる措置についての詳細は、下記のホームページを御覧ください。
平成24年度からの学校図書館関係の地方財政措置について(※文部科学省ホームページへリンク)
(お問合せ先)
初等中等教育局児童生徒課
企画係
TEL:03-5253-4111(内線3054)
FAX:03-6734-3669
〔初等中等教育局児童生徒課生徒指導室〕
我が国の年間自殺者数は毎年3万人を超えています。その中で毎年300人前後の小中高生が全国で自ら命を絶っています。これから人生が始まろうという時期に自らの手で人生を閉ざすことほど悲しいことはありません。
政府は、3月を「自殺対策強化月間」と定め、自殺対策を推進しています。文部科学省では、毎日の生活時間の多くを学校で過ごす子どもたちにとって身近な存在である教師が、悩んでいる子どもに気付き、声をかけ、話を聞いて、更に必要な支援につなげる、いわゆるゲートキーパーとして、子どもの自殺のサインに気付き、的確に対応することができるよう、冊子「教師が知っておきたい子どもの自殺予防」を作成しました。本稿では、その内容について御紹介していきます。
以下は、子どもの自殺やその予防についてよく尋ねられるQ&Aの一端です。
Q.『死ぬ、死ぬ』と言う人は死なないと言われますが、これは本当でしょうか?
A.自殺に関して誤解がいくつもありますが、これはその典型例です。自殺など起きて欲しくないという気持ちのために、こういった考えが浮かぶのかもしれません。
実際には、自殺してしまった人のほとんどが、最後の行動に及ぶ前に必死になって救いを求める叫びを発しています。そこで、それを受け止めることが自殺予防の第一歩となります。相手は誰でもよいというわけではなく、この人ならば真剣に受けとめてくれるはずだという人を意識的・無意識的に選んで「死にたい」「自殺する」と打ち明けています。
「自殺したい」などと打ち明けられると、そのような気持ちを聞かされた人は強い不安に襲われます。そして、不安のあまり、話をそらそうとしたり、激励したり、叱ったりしかねません。しかし、まず徹底的に聴き役に回ってください。絶望的な気持ちを正面から受けとめてくれる人がいることは、自殺予防の第一歩となるのです。
他にも多くのQ&Aや、役立つ知識が含まれていますので、是非御覧ください。
「教師が知っておきたい子どもの自殺予防」のマニュアル及びリーフレットの作成について(※文部科学省ホームページへリンク)
また、文部科学省では、いじめの問題に悩む子ども等が、いつでも相談機関に相談できるよう、24時間対応可能な電話相談「24時間いじめ相談ダイヤル(0570-0-78310(なやみ言おう))」を都道府県及び政令指定都市に整備しています。各教育委員会や学校においては、本冊子の活用や、各種電話相談窓口の周知を図り、未来ある子どもたちの自殺の予防に御協力をお願いいたします。
(お問合せ先)
初等中等教育局児童生徒課
生徒指導室
TEL:03-5253-4111(内線3298)
〔初等中等教育局特別支援教育課〕
平成19年12月、国連総会において、平成20年度以降、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とする決議が採択されました。これに基づき、全ての加盟国において、社会全体が自閉症に対する理解が進むような取組を積極的に行うよう求められています。
皆様におかれては、この「世界自閉症啓発デー」を契機に、自閉症等について正しく理解し、学校における指導や支援等に役立てていただきたいと思います。
世界自閉症啓発デー・日本実行委員会(公式サイト)において、世界自閉症啓発デーの制定や、地域における取組等に関する情報を提供しておりますので、御活用ください。
世界自閉症啓発デー・日本実行委員会WEBサイト(※世界自閉症啓発デー日本実行委員会ホームページへリンク)
また、「世界自閉症啓発デー」を記念して、厚生労働省や関係団体によるシンポジウム及び関連イベントが以下のとおり開催されますので、お時間のある方は是非御参加ください。
★世界自閉症啓発デー2012・シンポジウム
「私たちの育ちを信じて!愛して!」
日時:平成24年4月7日(土曜日)10時~16時30分
場所:灘尾ホール(東京都千代田区霞が関3-2-2新霞が関ビル)
主催:厚生労働省、(社団法人)日本自閉症協会
共催:(独立行政法人)国立特別支援教育総合研究所、全国自閉症者施設協議会、日本自閉症スペクトラム学会、日本発達障害ネットワーク、発達障害者支援センター全国連絡協議会
後援:内閣府、法務省、外務省、文部科学省、国土交通省他
プログラム
(1)式典
(2)シンポジウム「私たちの強みと生きにくさ」
(3)被災地からのその後の報告「3.11当事者と家族の現実!」
(4)当事者によるアート&ミュージック「輝く明日へ」
(5)宣言「世界自閉症啓発デー2012」
★東京タワーライトアップ企画
平成24年4月2日(月曜日)18時15分~ 東京タワーブルーライトアップ
平成24年3月23日(金曜日)~4月8日(日曜日)パネル展示(タワー内2階通路)
【参考】
(独立行政法人)国立特別支援教育総合研究所に設置されている「発達障害教育情報センター」のWEBサイトにおいて、教員研修用講座や発達障害に関する各種教育情報を配信しています。
発達障害教育情報センター(※国立特別支援教育総合研究所のホームページへリンク)
(お問合せ先)
初等中等教育局特別支援教育課
発達障害企画係
TEL:03-5253-4111(内線3254)
FAX:03-5734-3737
〔大臣官房総務課広報室〕
文部科学省では、小惑星探査機「はやぶさ」をテーマとして、2012年2月と3月にそれぞれ公開される映画2作品(「はやぶさ 遥かなる帰還」及び「おかえり、はやぶさ」)を含む映画3作品とのタイアップを行うことで合意し、国民に広く宇宙政策に対する理解・普及を図るため、様々な事業を行っています。
現在、3社の映画スタッフ制作による宇宙政策ショートフィルム3作品や映画の主演キャスト(竹内結子さん、渡辺謙さん、藤原竜也さん)へのインタビュー動画をはやぶさタイアップ特設サイト (※文部科学省ホームページへリンク)で公開中です。
このたび、その一環として、東映「はやぶさ 遥かなる帰還」の瀧本智行監督、松竹「おかえり、はやぶさ」の本木克英監督のインタビュー動画を公開しました。子どもたちへのメッセージも頂いていますので御覧ください。
◆瀧本智行監督インタビュー(※You
Tubeへリンク)
また、松竹「おかえり、はやぶさ」による小中学生を対象とした感想文コンクールが行われる予定ですのでお知らせします。
「おかえり、はやぶさ」(※『おかえり、はやぶさ』映画オフィシャルサイトへリンク)
(お問合せ先)
大臣官房総務課広報室
TEL:03-5253-4111(内線2171)
03-6734-2171(直通)
FAX:03-3593-7163
〔大臣官房総務課広報室〕
大正9年の創刊以来、90年にわたり文部科学省が編集する唯一の総合広報誌!文部科学行政全体の動きを網羅し、トピックや最新の取組をお知らせするとともに、省内全局が総力を挙げて各分野の重要施策や制度等を深く掘り下げ、当誌だけの貴重なオリジナル参考資料として文部科学省の総合情報を多くの国民に発信します。
なお、文部科学時報は、本号をもって発行を終了いたします。多くの皆様におかれましては、これまで長期にわたり本誌の編集・発行に多大な御理解及び御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。今後は、『文部科学広報』(電子書籍)等を通じて情報発信してまいります。引き続き、よろしくお願い申し上げます。
■今月の特集
特集1 教育の情報化による学びのイノベーション
特集2 青少年を有害環境から守るための取組
~青少年インターネット環境整備法の啓発活動と普及促進の取組状況~
特集3 リーディング大学院の構築に向けて
■TOPICS
省内全局による定期連載、全国各地域における教育・研究現場の取組など、最新情報満載でお届けします!!お楽しみに!
(お問合せ先)
大臣官房総務課広報室事業第2係
TEL:03-5253-4111(内線2170・2243・3045)
〔大臣官房総務課広報室〕
昨年度より「電子ブック」としてリニューアルされた文部科学広報は昭和26年に創刊された文部科学省の広報紙です。各施策の担当者が直接執筆・編集しており、文部科学行政の情報を正確かつ分かりやすく解説しています。「電子ブック」形式ならではの機能もふんだんに盛り込まれており、写真やリンクなどを多用しながら、文部科学省の毎月のトピックスをコンパクトに伝える広報紙として、毎月一回発行しています。
【最新号の内容】
■古川聡・星出彰彦両宇宙飛行士 平野文部科学大臣 表敬
■駐日欧州連合代表部大使が平野文部科学大臣を表敬訪問
■第1回サイエンス・インカレの開催について
■平成23年度 文部科学大臣優秀教員表彰式の開催
■平成23年度 学校基本調査(確定値)の公表について
■平成23年度 公立小・中学校における教育課程の編成・実施状況調査の結果について
■生涯スポーツ・体力つくり全国会議2012~人・スポーツ・未来~
■福島復興シンポジウム/セミナー開催~ロシア、ウクライナ等の除染・環境修復に関する研究成果や技術・経験に学ぶ~
■東北マリンサイエンス拠点~ミニシンポジウムを開催~
■被災地復興に係る児童生徒の活動事例の募集について
■「東日本大震災からの復旧・復興を担う専門人材育成支援事業」について
■東日本大震災により被災した学生・生徒への支援~首都圏で就職活動をするための宿泊施設の無償提供の期間を延長します~
■文部科学省「情報ひろば」通信
○文部科学広報トップページ(※文部科学省ホームページへリンク)
○文部科学広報最新号(148号)(※文部科学省ホームページへリンク)
○音声ファイルダウンロードはこちら(※文部科学省ホームページへリンク)
バックナンバーは、こちら(※文部科学広報ホームページへリンク)を御覧ください。
(お問合せ先)
大臣官房総務課広報室事業第2係
TEL:03-5253-4111(内線2170・2243・3045)
〔大臣官房国際課〕
OECD(経済協力開発機構)では、PISA調査に関連して、常に良い成績を修めている国や成績を伸ばしている国の教育状況を紹介するため、「Strong Performers
and Successful Reformers in Education」と題した国別ドキュメントビデオを作成していますが、このたび、日本の教育システムを紹介するビデオが作成されました。
児童生徒に社会の様々な課題に立ち向かい解決するための自立的な力を育む教育に焦点を当て、その中心的な役割を担う教員の姿(特に東日本大震災への対応及び復興の過程において教員が果たした役割)や、ESD(持続発展教育)に関する取組などが紹介されています。
ビデオは以下URLから御覧いただけます。
OECD
Programme for International Assessment(PISA)(※OECDのホームページへリンク)
また、OECDは「Strong Performers and Successful Reformers in Education」シリーズのひとつとして、報告書「PISAから見る、できる国・頑張る国2 未来志向の教育を目指す:日本」を発表しました。他国にとって参考となるような日本の教育システムの強みや、日本が今後直面する課題に対処するための教訓が考察されています。
報告書の原文は以下URLに掲載されています。
Lessons
from PISA for Japan (PDF:3993KB)(※OECDのホームページへリンク)
報告書の翻訳版は明石書店から出版されています。
(お問合せ先)
大臣官房国際課
TEL:03-5253-4111(内線2601)
〔生涯学習政策局政策課〕
【関係団体ヒアリング】
現在、第二期教育振興基本計画について中央教育審議会教育振興基本計画部会にて検討を進めておりますが、第14回部会(2月24日)では、第13回部会にて取りまとめた「第二期教育振興基本計画の策定に向けた基本的な考え方について」を基に、各種学校団体やNPOなど関係団体からのヒアリングを行いました。
《ヒアリング実施団体一覧》
日本教職員組合、一般社団法人国立大学協会、一般社団法人公立大学協会、全日本私立幼稚園連合会、独立行政法人国立高等専門学校機構、全国専修学校各種学校総連合会、全国国公立幼稚園長会、
全国連合小学校長会、全日本教職員組合、全国大学高専教職員組合、特定非営利活動法人NEW VERY、
特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティ
(※記載は当日の発表順)
※ 議事録については、有識者と委員の確認がとれ次第、ホームページにアップロードします。
※ 当日の配布資料はこちらからダウンロードして御覧ください。
教育振興基本計画部会(第14回) 配付資料(※文部科学省ホームページへリンク)
※ 第二期教育振興基本計画の策定に向けた基本的な考え方について(参考資料2) (PDF:445KB)(※文部科学省ホームページへリンク)
次回(3月26日)も引き続き、関係団体からのヒアリングを行う予定です。
【基本計画と熟議の連携】
今後は、今回のような関係団体からのヒアリングに加えて、「熟議」により各界各層からの御意見も広くお伺いしながら、具体的な成果目標や施策について、検討を進めていく予定です。
現在、基本計画を一つの論点とした熟議も開催されており、そこでの活発な御議論と生の御意見も踏まえながら中央教育審議会において審議を深めているところです。
文部科学省としては、中央教育審議会における議論だけでなく、様々な熟議等を通じて、立場を超えた方々と協働することで、より多くの方々に共感していただける、分かりやすい計画を策定していきたいと考えています。
皆様の開催する熟議のうち、基本計画の論点につながる議論は適宜、中央教育審議会にも報告させていただきます。熟議を開催してみたい方は下記までお気軽に御連絡ください。
詳しくはこちら→ 熟議カケアイ(※文部科学省ホームページへリンク)
(お問合せ先)
生涯学習政策局政策課
TEL:03-5253-4111(内線3279・3465)
〔スポーツ・青少年局参事官(青少年健全育成担当)〕
近年、携帯電話やパソコン等の普及により、子どもたちがインターネットを利用する機会が増加しています。その一方で、インターネット上の違法・有害情報等による犯罪に巻き込まれる危険性等が問題となっています。
こうした状況を踏まえ、関係者の連携を促進し効果的な取組を推進するために、平成19年度より本フォーラムを開催しています(平成22年度は東日本大震災のため中止)。
本フォーラムでは、有識者や自治体関係者等による講演や取組事例発表、パネルディスカッションを通じて、子どもたちがインターネット社会を生き抜くために「学校・家庭・地域・事業者がそれぞれに、また、連携してできる取組は何か」「社会全体でどのように取り組んでいくべきなのか」について学び、考える機会を提供します。是非、御参加ください。
詳細については、下記URLを御参照ください。
子どもの携帯電話をめぐる問題(※文部科学省のホームページへリンク)
【日程・開催地】
平成24年3月17日(土曜日)13時30分~16時50分
・文部科学省講堂(中央合同庁舎7号館東館3階 千代田区霞が関3丁目2番2号)
(お問合せ先)
スポーツ・青少年局参事官
(青少年健全育成担当)付推進係
TEL:03-5253-4111(内線2966)
文部科学省には、各都道府県、市町村の教育委員会、学校等に所属されている教職員等の方が、国の文部科学行政、特に初等中等教育行政に携わっていただく研修制度があります。
本リレートークは、この研修制度により文部科学省で活躍されている教職員等(地方教育行政実務研修生)の方に、文部科学省での職務内容、日ごろ考えていることなどを率直に語っていただくリレー形式のコーナーです。
第12回は、初等中等教育局教職員課研修支援係の市川圭造さんです。
「子どもの人生と関わるということ」
初等中等教育局教職員課研修支援係
市川 圭造(和歌山市教育委員会)
1月2日に同窓会があった。10年前に一緒に農園を造り、ログハウスを建て、2頭の牛の飼育などを行った、小学5年生の子どもたちとの同窓会である。こういうとき、タイムカプセルを掘るのがメインイベントであるのが常であり、またそれが見つからないのも常である。ということではあるが、タイムカプセルは埋めていたものの、掘り出す努力をする気は全くなかった。目印であるログハウスはすでに撤去されていたからだ。
しかし、タイムカプセルは無事に掘り出すことができた。当時から子どもたちの活動を見守ってくれ、この日を楽しみに10年間待ってくれていた近所の方のおかげだ。こういうこともあろうと、目印をつけておいてくれていたのだ。
タイムカプセルから出てきた作文を手に、当時のビデオを見る子どもたちの姿を眺めながら、この子どもたちの人生と関われたことの喜びを振り返った。
毎日、休日も休むことなく学校にやって来て、牛の世話をし、ログハウスを建て、露天風呂を造り、この活動の中心的存在だったAは大学を休学中。現在、造園のアルバイトをしている。大学を辞めて、この職に就きたいと言う。なるほど、Aは良い仕事を選ぼうとしているのかもしれない。
ログハウスの設計図を描いて、ミニチュアを作ったBは、大学で建築の勉強をしている。5年生での経験を大学の推薦入試の場で披露して、見事に合格したと聞く。なるほど、Bはうまくやった。
休日に牛小屋にやって来たCは、黙って1人で牛の糞を片付けた。「1人で牛の糞を片付ける小学生の女の子はそういないね、先生。」と、Cのお母さんは笑って話していた。そのCは、現在教育学部に通っている。教師になるらしい。そのCから12月にメールが来た。「中学校のクラブ活動はなぜ、授業中に行わないんですか。小学校のときは確か授業としてクラブ活動があったような…。」なるほど、そんなことは自分で調べろ。
牛小屋作りのコンクリート打ちのため、休日にシャベルで穴を掘り続けたD。穴を掘りながら、「先生、理科とか社会科とかは世の中に出て一体何の役に立つのかなあ。僕は役に立たないと思う。」とつぶやいた。Dよ、そういうお前が今穴を掘り続けることは何の役に立つのだ。そのDも建築科に通う大学生。なるほど、そのときの答えはそこにあるのか。
他の子どもたちも、まだまだ先が見えた訳ではないが、皆自分の人生を歩んでいる。5年生のときと二十歳を過ぎた今の子どもたちの間に、はっきりとした一本の道がつながっているとは思わない。また、10年前に子どもたちと取り組んだ活動が、今の子どもたちの人生に影響を与えているとも思わない。しかし、10年前に自分が子どもと共にあり、子どもたちの人生と関わることができたのは確かである。
自分との関わりが、子どもの人生に影響があったなどとおごった考えは持たない。ただ、子どもの人生と関わることができる教職にあったことをありがたいと思う。
大学生のDが言う。「先生、俺、大学出たら何をしようか悩んでる。本当に建築の仕事をしたいのかどうか自分でも分からない。建築科へ行ったのも結局消去法だったかもしれない。こっちの道はいや、あっちの道はダメというように。」なるほどDよ、やっぱりそうか。人生なんてそんな単純なものではない。5年生の活動が、一生に大きな影響を与えることなんかそうあるものではない。5年生のときに穴を掘りながらつぶやいていたDは、今もやっぱり自分の人生についてつぶやいている。そんなDと関わることができる(できた)ことに喜びを感じる。
このような喜びのある教員としての生活から離れて4年になる。地方教育行政に携わり、以前のように子どもの人生と直接関わることの喜びはない。しかし、子どもたちの支援、子どもたちの人生と直接関わる先生方の支援をすることは、子どもの人生に関わることに違いはない。ある職員の方が、「子どもたちのために頑張ります。」とおっしゃった。また、ある方は、「先生方を支援するために文部科学省で勤めています。」とおっしゃった。
なるほど、文部科学省の職員の方々も全国にいるDの人生と関わることの喜びを味わいたいのかもしれない。
・幼児教育・家庭教育:文部科学省
・小・中・高校教育:文部科学省
・特別支援教育:文部科学省
・報道発表一覧
分野別一覧(初等中等教育)-文部科学省-
・子どもの体力向上ホームページ(※財団法人日本レクリエーション協会のウェブサイトへリンク)
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・あとみん-原子力・エネルギー教育支援情報提供サイト-(※あとみん-原子力・エネルギー教育支援情報提供ウェブサイト-へリンク)
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