平成23年9月8日
【シリーズ】「放課後子ども教室推進事業」(放課後子どもプラン)(第56回)~愛媛県松山市の取組の紹介~ 【お知らせ】スポーツ基本法等の施行について
【お知らせ】「中高一貫教育制度に関する主な意見等の整理」について
【お知らせ】教育振興基本計画、次期計画策定に向けた4つの方向性を打ち出す
【お知らせ】平成23年8月の文部科学省選定作品等(学校教育教材)の紹介
〔生涯学習政策局社会教育課〕
「放課後子ども教室推進事業」は、放課後や週末等に小学校の余裕教室等を活用して、子どもが安全・安心な場所で学習や体験活動・交流活動の取組を実施するものです。
シリーズ第56回として、愛媛県松山市の取組を御紹介します。
立岩っ子クラブ ~緑豊かな地域の力で、心豊かな子どもを育む~
愛媛県松山市立立岩小学校
校長 城本すみ江
「校長先生!東日本大震災に遭った宮城県石巻市開北小学校の児童クラブから、お礼の手紙が届きました。」・・・立岩っ子クラブのコーディネーターの先生が、笑顔で、そして、声を弾ませながら校長室に報告に来てくれました。「よかったですね。子どもたちの思いが届いたんですね。」二人で喜び合いました。そうです。立岩っ子クラブの子どもたちが、「被災された方々を元気にしたい。応援したい。何かしたい。」という気持ちを絵手紙教室で作った絵手紙に込めて被災地に送っていたのです。お礼の手紙は、早速、立岩っ子クラブの教室に掲示されました。「避難所にいるんだって、大変だね。」「ぼくのうちは津波で壊れましただって、かわいそうやね。」「ありがとう。頑張ります。そちらも頑張ってくださいって、逆にこっちを応援してくれているよ。」等々、心配そうにしながらも、自分たちの思いが届いたことが嬉しくてたまらない様子でお礼の手紙を読み返していました。「緑豊かな地域の力で、心豊かな子どもを育みたい」という地域の強い願いを受け開設された立岩っ子クラブへの思いが、子どもたちの姿や行いにつながっていることを強く感じました。
立岩っ子クラブは開設3年目、学校・地域・家庭との密着型放課後子ども教室です。コーディネーターをはじめ、スタッフやゲストティーチャーは立岩地域の「ひと・もの・こと」とつながった方々ばかりです。また、小学校の特別教室、体育館等を活用して、地域・学校の力強いバックアップのもと、伊予万歳体験教室等の伝統芸能保存活動をはじめ、放課後子ども教室ならではの活動が多く行われています。そして、そんな立岩っ子クラブに全校児童が参加し、学校の教育活動終了後も、異年齢の子どもたちが場所や遊びや思いを共有しながら、かかわりがずっと続いています。「緑豊かな地域の力で、心豊かな子どもを育む」を合い言葉に、学校・地域・家庭と共に、今日も立岩っ子クラブは歩んでいます。
〔スポーツ・青少年局スポーツ・青少年企画課〕
このたび、スポーツ基本法及び関係政省令が平成23年8月24日に施行されました。
この法律は、スポーツに関する基本理念を定め、国・地方公共団体の責務、スポーツ団体の努力等を明らかにするとともに、スポーツに関する施策の基本となる事項を定めています。
文部科学省では、法律等の施行に先立ち、概要、留意事項を示した施行通知を発出するとともに、広く周知を図るためのリーフレットを作成しました。
これらを含め、スポーツ基本法に関する資料については、次の文部科学省のホームページに掲載していますので御覧ください。
文部科学省では、スポーツ基本法の施行を受け、新たな「スポーツ基本計画」の策定に向けた検討を開始し、スポーツに関する施策の総合的な策定と実施を進めてまいります。
〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕
中高一貫教育については、平成11年度の制度導入から約10年が経過しています。
このことを踏まえ、中央教育審議会初等中等教育分科会の下に設置した「学校段階間の連携・接続等に関する作業部会」(主査:小川正人 放送大学教養学部教授、東京大学名誉教授)において、制度の検証及び改善方策等について審議を行っていただきました。
作業部会においては、平成22年11月から6回の審議が行われ、本年7月「中高一貫教育制度に関する主な意見等の整理」が取りまとめられました。
この「主な意見等の整理」につきましては、初等中等教育分科会に報告後、任意の意見募集を行い、67件の御意見を頂いたところです。
文部科学省としては、頂いた御意見も踏まえつつ、「主な意見等の整理」において指摘された事項について、順次具体化を図っていきたいと考えており、まず、中高一貫教育校における特色ある教育の展開を可能とする観点から、中高一貫教育校に係る教育課程の基準の特例を定めた告示を改正する予定としています。
この告示の改正案については、現在、行政手続法に基づく意見公募手続を行っているところです。
<「主な意見等の整理」の概要>
○中高一貫教育校において特色ある教育を展開するために、目指す学校像・生徒像の明確化や、海外留学・国際バカロレアなど特色ある教育活動の支援が必要である。
○高等学校段階における学校設定教科の単位数や、中学校段階における指導内容の学年間の移行など、教育課程の特例を拡充する必要がある。
○中高一貫教育校においては、特に中学校段階と高等学校段階の接続に当たる時期において、学習意欲の向上を図ることが重要である。
○公立学校において入学者選抜を行う際には、アドミッションポリシーを明確化することや、各教育委員会において、いわゆる「適性検査」について検証する必要がある。
○中高一貫教育校における中学生と高校生の交流や集団活動の成果は評価することができる。
○教職員の負担軽減のための取組が必要である。
◇詳細は以下のURLを御参照ください。
中高一貫教育制度に関する主な意見等の整理(※文部科学省ホームページへリンク)
<「主な意見等の整理」への御意見の概要>
○特色ある教育を展開し、教職員の連携等を進める観点から、施設設備や教職員配置などの教育条件整備が必要との意見
○受験エリート校化するのではなく、体験を積み重ねる等ゆとりある教育を行うことが必要との意見
○公立の中高一貫教育校において、入学者選抜の際に学力を問うこととすることについての是非についての意見
○公立中高一貫教育校が与える地域への影響を懸念する意見
◇詳細は以下のURLを御参照ください。
中央教育審議会初等中等教育分科会学校段階間の連携・接続等に関する作業部会における「中高一貫教育制度に関する主な意見等の整理」に関する意見募集の結果について(※電子政府の総合窓口e-Govへリンク)
<中高一貫教育校に係る教育課程の基準の特例の改正案概要>
○高等学校段階における学校設定教科・科目について、卒業に必要な修得単位数に含めることのできる単位数の上限を、現行の30単位から36単位とする。
○中学校段階内における学年間の指導内容の移行を可能とする。
◇改正案への意見提出方法については以下のURLを御参照ください。
〔生涯学習政策局政策課〕
現在、第二期教育振興基本計画の策定について教育振興基本計画部会にて御議論をいただいておりますが、先日8月29日の第8回教育振興基本計画部会では、次期計画における教育行政の方向性について御議論いただきました。
昨今の急速な社会情勢の変化と、先般の東日本大震災により顕在化した教育上の課題について、被災地からの御意見等も踏まえながら一定の整理をした上で、我が国が直面する様々な問題の打開に向けた教育行政の方向性を以下の4つとしておおむね取りまとめました。
東日本大震災を受けて教育振興基本計画の策定上留意すべき課題について(※文部科学省のホームページへリンク)
我が国の諸情勢の変化を踏まえた教育政策の方向性について(案) (PDF:210KB)(※文部科学省のホームページへリンク)
今後は引き続き、これら4つの方向性を基に計画のフレームワークや全体像について議論していく予定です。最新の検討状況についても随時文部科学省HPに掲載してまいりますので、是非御覧ください。
教育振興基本計画(※文部科学省ホームページへリンク)
〔生涯学習政策局参事官(学習情報政策担当)付〕
文部科学省では、映画その他の映像作品及び紙芝居について、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し、あわせて教育に利用される映像作品等の質的向上に寄与するために、教育映像等審査規程(昭和29年文部省令第22号)に基づいて映像作品等の審査を行っています。
平成23年8月の文部科学省選定作品等(学校教育教材)の紹介
※以下、文部科学省特別選定を「特選」、文部科学省選定を「選定」として、
【作品名】/申請者/利用対象の順に記載しています。
○紙芝居(以下、特選)
・【りゅうぐうのくろねこ】/株式会社童心社/幼稚園、小学校(低学年)、幼児向き、少年向き
○DVD(以下、選定)
・【実験!電気の不思議なしくみ Part2】/一般財団法人 関東電気保安協会/小学校(中学年)、小学校(高学年)、少年向き
・幼児教育・家庭教育:文部科学省
・小・中・高校教育:文部科学省
・特別支援教育:文部科学省
・報道発表一覧
分野別一覧(初等中等教育)-文部科学省-
・子どもの体力向上ホームページ(※財団法人日本レクリエーション協会のウェブサイトへリンク)
・子ども読書の情報館(※子ども読書の情報館ウェブサイトへリンク)
・あとみん-原子力・エネルギー教育支援情報提供サイト-(※あとみん-原子力・エネルギー教育支援情報提供ウェブサイト-へリンク)
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