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初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第119号

平成21年5月15日

[目次]

【シリーズ】スタート教員免許更新制!(第25回)
【シリーズ】「放課後子ども教室推進事業」(放課後子どもプラン)(第22回)
【コラム】常盤の“とっておき!”

【シリーズ】スタート教員免許更新制!(第25回)

                〔初等中等教育局教職員課教員免許企画室〕

 今回のテーマは「受講する更新講習はお決まりですか」です。

 今年度に開設を予定している更新講習については、先月までに第4回の認定を終え、かなりの数の更新講習の開設が予定されています。また、今月に予定されている第5回目の認定についても、約4,000人程度の受入れ規模の認定申請が出てきております。

 一方において、5月に入り、多くの大学では更新講習の受講申込みの受付が開始されました。早い大学では、すでに更新講習を開設した大学もあるなど、更新講習の開設に向けて、本格的に動き出してきております。

 こうした状況の中、地域によっても事情が異なるのですが、5月の連休前の時点で、各大学の方々からうかがった状況によりますと、更新講習の受講申込みが当初見込まれている人数よりも、やや下回っている状況にあるとのことです。

 本来、受講する必要のある方々は、もっといるように思えるのですが、全体として、受講申込みの出足が遅いようにも見受けられます。

 この状況について、考えられる要因としては、

(1)講習の受講期間が2年間あるということで、今年は受講を見合わせているのではないか
(2)どのような更新講習が開設されているのかご存じないのではないか
(3)受講申込みをしたいものの、現時点では夏季休業期間中の予定が立てられず、申込みを見合わせているのではないか
(4)受講対象人数が予想していた人数ほど、いなかったのではないか

といったことが予想されます。

 仮に、(2)の理由だったとした場合には、更新講習を申し込むタイミングを逸してしまう恐れもあり、深刻な問題ではないかと思います。このメルマガをご覧の先生方にも、お願いしたいのですが、まわりの先生方に受講する更新講習はお決まりかどうか、お互い声を掛け合っていただき、誰一人として漏れのないように更新講習を受講していただきたいと思います。なお、校長、副校長、教頭等の管理職の方々におかれては、例えば、自校教員の名簿の整理等により各教員の最初の修了確認期限、免許状更新講習の受講期間等について、周知を行っていただくとともに、各年度に免許状更新講習の受講状況等の確認や受講漏れの防止のための注意喚起等を行っていただけばと思います。

 (3)の理由の場合についてですが、学校行事や部活動の指導など、夏季休業期間中の予定が現時点では立てにくいという先生方がいらっしゃるとうかがっています。修了確認期限の2ヶ月前までに更新講習を受講しなければ、免許状が失効してしまうこととなり、教員の身分にかかわることはもちろんですが、学校運営上も大きな支障をきたすこととなります。そのため、校長、副校長、教頭など管理職の先生方におかれては、免許状の更新時期にある先生方については、更新講習を円滑に受講することができるよう、夏季休業期間中における学校内の役割分担等について、格段のご配慮をいただきますよう、お願いいたします。

 なお、(1)の理由に関連して、更新講習の受講期間は2年間のため、来年度に受講してもかまわないのですが、来年度になりますと、次の修了確認期限(平成24年3月31日)の方々も受講し始めることから、多少混雑することになるかもしれません。

 そのため、ご都合がつくようであれば、比較的余裕のある今年度(平成21年度)のうちに、免許状更新講習を受講・修了していただき、更新手続を済ませていただければと思います。

 次回のテーマは「申込み手続の注意事項について」です。

 このシリーズでは、今後も教員免許更新制に関する情報を、お伝えしたいと思っております。また、1年を通してそれぞれの節目、節目のところで、手続の流れのポイントについても取り上げて行ければと思っております。

 私どもとしては、すべての先生方に、情報をお伝えして、教員免許更新制の制度をご理解していただけたらと考えております。そのためにも、学校内やお知り合いの先生方にも、「修了確認期限がいつになるのかご存じですか?」というように、お声をかけあっていただくようお願いいたします。

 また、是非ともこのメルマガにもご登録いだくことをおすすめいただければと思っております。

 (文部科学省の教員免許更新制に関するHPをご参照ください!!)

 修了確認期限のご確認や教員免許更新制に関する情報が掲載されている、文部科学省HPのアドレスはこちらです。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/index.htm(※教員免許更新制へリンク)

 “教員免許更新制”でも[検索]できます。

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【シリーズ】「放課後子ども教室推進事業」 (放課後子どもプラン)(第22回)

                   〔生涯学習政策局生涯学習推進課〕

 「放課後子ども教室推進事業」は、放課後や週末等に小学校の余裕教室等を活用して、子どもが安全・安心な場所で学習や体験活動・交流活動の取組を実施するものです。

 シリーズ第22回として、福井県大野市の取組をご紹介します。

「上庄放課後子ども教室」の取り組み

                 福井県大野市上庄小学校長  川端 寛治

 「上庄放課後子ども教室」は本校の空き教室を拠点として、大野市B&G海洋センター(※)や公民館でも様々な活動を行っています。地域ボランティア10名(男3名、女7名)が毎日3~4名ずつ交代で1年生から6年生までのすべての子どもたち(定員30名)の指導等にあたっています。平成19年5月1日開設以来、様々な課題をクリアし、少しずつ改善を図りながら今年で3年目を迎えます。

 実行委員会(学校・PTA・地域・児童福祉関係等の代表者で組織、学期に1回開催)と安全管理員会(地域ボランティア指導者で組織、月1回、第3木曜日開催)で企画・運営し、より良い方向を模索しています。

 また、選考委員会(必要としている子の選考)や「安全管理マニュアル」(管理・運営の方法・留意点の確認)、日報(活動・様子などの記入)等で、運営上の共通理解を図ったり、連絡・調整したりしています。

 上庄地区は幼・保・小・中が各1校(園)で、小学校入学から中学校卒業までほぼ同じメンバーで過ごします。また、昔から学校と地域の結びつきが強いこともあって、「放課後子ども教室」と「放課後児童クラブ」を一体的に行う事への理解・協力体制は極めて良好です。

 子どもたちは、曜日ごとの計画表に基づき、読書・宿題・軽スポーツ・太鼓・遊び等、バラエティーに富んだ活動を楽しんでいます。

 その中で、大きい子が小さい子の面倒を見たり勉強や遊びを教えたりする、ほほえましい光景も見られます。また、遊び一つにも自分たちなりのルールを作ったり、仲間から啓発されてできなかったことに挑戦したりもしています。

 そんな姿・様子に接するたびに、開設までの紆余曲折を忘れ、「ああ、『上庄放課後子ども教室』ができて良かったなあ」としみじみ思います。

 ※ 大野市B&G海洋センター…上庄地区にあり、体育館・プールの施設を持つ同センターは、次代を担う子どもたちのこころとからだの育成をはじめ、地域住民のみなさんの健康づくりのための様々な活動を実施しています。

「放課後子ども教室」の情報は、以下の「放課後子どもプラン」のホームページをご覧ください。 

http://www.houkago-plan.go.jp(※放課後子どもプランホームページへリンク)

「文部科学時報」5月号(5月10日発行)

 文部科学行政の“今”が読みやすく分かる、文部科学省唯一の総合政策広報誌!

特集1

 「高等学校学習指導要領の改訂」

  平成20年3月の小・中学校学習指導要領の改訂に続き、平成21年3月に高等学校・特別支援学校の学習指導要領を改訂しました。本号では、「高等学校の学習指導要領の改訂」について詳しく解説します。

特集2

 「学芸員養成の充実方策」

  平成21年4月、国際的に活躍できる高度な専門性と実践力を備えた学芸員を養成することを目的とし、博物館法施行規則(文部科学省令)等の改正を行いました。本号では、博物館法施行規則(文部科学省令)等の解説をするとともに、有識者が見る「今後の学芸員養成の在り方」について、紹介します。

その他

 様々な文部科学行政の取組・話題を満載してお届けします。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/jihou/detail/1217902.htm(※出版物案内へリンク)

関連リンク

幼児教育・家庭教育に関してはこちら
http://www.mext.go.jp/a_menu/01_b.htm(※幼児教育・家庭教育へリンク)

小・中・高校教育に関してはこちら
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特別支援教育に関してはこちら
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/main.htm(※特別支援教育へリンク

初中局の報道発表資料はこちら
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文部科学省等で発行している他のメールマガジンへのリンク

生徒指導メールマガジン(児童生徒課)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/04121503.htm(※生徒指導等へリンク)

大学改革GPナビ-Good Practice-(大学振興課)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/05060601.htm(※大学教育の充実-Good Practice-へリンク)

エル・ネットメールマガジン登録アドレス(参事官(学習情報政策担当)付)
http://www.elnet.go.jp(※エルネットホームページへリンク)

独立行政法人国立特別支援教育総合研究所メールマガジン
http://www.nise.go.jp/magazine/index.html(※国立特別支援教育総合研究所ホームページへリンク)

【コラム】常盤の“とっておき!”

 連休明けの5月7日、茨城県つくば市に出張した。この日から独立行政法人教員研修センターで始まった教職員等中央研修に講師として参加したのである。

 今回の研修は、全国の各地域で中核となって活躍するリーダー教員を養成するための中堅教員を対象とした研修である。研修の内容は、教育法規、学校の管理運営、リスクマネジメント、学校組織マネジメント、教育指導上の課題に関する知識などだ。

 中堅教員の先生方の研修には、管理職研修とはまた別の意義がある。

 一つは、現在の学校をマネジメントしていくうえで、中堅教員に期待される役割が大きいということだ。

 近年、学校をめぐる教育課題は、多様化・複雑化している。かつてのような牧歌的な時代であれば、個々の先生方が有するそれぞれの知識や経験の中で問題解決ができたであろうが、いまや学校としての組織的・計画的な対応が不可欠となっている。このため、学校評議員、学校評価、学校運営協議会、学校支援地域本部などの仕組みも導入されている。

 ただ、制度がすべてを解決してくれるわけではなく、それを運用する人々の考えや行動が大切だし、制度に基づかない自発的な取組こそが課題解決に有効なこともしばしばある。組織的・計画的な取組が重要だからといっても、教育の現場は自主的・自発的な取組が基本と考えるので、中堅教員の先生方には、管理職を支え、若い教員に対して自らの知識や経験を伝え、教育現場を前進させる役割を強く期待したい。

 また、中堅教員の先生方には、将来の管理職に向けての経験を積んでほしいということがある。

 中堅教員の先生方は、いずれそのうちの多くの方が管理職となられるのだが、管理職のリーダーシップは一朝一夕にして形成されるものではない。中堅教員として様々な校務を処理する機会を積み重ねることが、将来の管理職としてのリーダーシップの基礎を培う経験としての意味をも持ってほしいのだ。

 この研修は、自分の職場を離れて俯瞰的にものごとを見る機会でもある。

 47都道府県から先生方が参加するが、教育委員会の運営の在り方、教育委員会と学校との関係、教職員人事の仕組みなどには、47都道府県ごとに色合いの違いがある。この研修ではそのことを実感することができる。

 教育法規に関する内容については、文部科学省の若手職員も助言者として参加する。私自身、係長の頃に助言者として相当回数参加したが、実を伴って教育法規を学ぶことができた。文部科学省の職員にとっても学校の先生方の考え方を知る、よい勉強の機会となるのだ。

 宿泊研修で寝食をともにすることで、人的ネットワークも広がっていく。同じグループで勉強させていただいた先生と、その後も年賀状のやりとりをさせていただいたり、中堅教員の研修会でご一緒した先生が、私が広島県の教育委員会に赴任したところ県の校長会長をされていて十数年ぶりの再開に驚かされたりしたこともある。

 この研修を通じて、各地域での中堅教員の先生方の知識や経験が充実し、都道府県の枠を越えた交流が盛んになり、国全体としての学校教育の質が向上することを大いに期待したい。

                  〔初等中等教育企画課長 常盤 豊〕

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