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初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第117号

                               平成21年4月24日

[目次]  


【シリーズ】スタート教員免許更新制!(第24回)
【シリーズ】「放課後子ども教室推進事業」(放課後子どもプラン)(第21回)
【お知らせ】「学校施設における事故防止の留意点について」、「学校施設整備指針」、「環境を考慮した学校施設(エコスクール)の今後の推進方策について(最終報告)」及び「学校施設の評価の在り方について(最終報告)」について
【お知らせ】ESDの推進 ―持続可能な社会のために―
【お知らせ】「親子でつくろう我が家のルール」標語募集について
【コラム】常盤の“とっておき!”

【シリーズ】スタート教員免許更新制!(第24回)

                〔初等中等教育局教職員課教員免許企画室〕

 今回のテーマは「免許状更新講習の受講免除について」です。

 本年3月31日までに授与を受けた免許状を有している現職教員の方については、各自に割り振られた修了確認期限に応じて免許状更新講習を受講する義務がありますが、これらの方の中には、免許状更新講習の受講を免除することができる方もいます。

 免許状更新講習の受講を免除することが可能な方については次のとおりです。

(1)教員を指導する立場にある者

 ○校長等の職にある者

  それぞれの修了確認期限の2年2ヶ月前から2ヶ月までの期間に、国公私立の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校の校長(園長)、副校長(副園長)、教頭、主幹教諭、指導教諭の職にある者(免除認定の申請の時点でこれらの職にあることが必要です。)

 ※上記の職にあっても、最新の知識技能を十分に有していないと免許管理者(都道府県教育委員会)が認める者は免除されません。

 ○免許状更新講習の講師

  それぞれの修了確認期限の2年2ヶ月前から2ヶ月前までの期間に免許状更新講習の講師となった者

※上記の場合であっても、最新の知識技能を十分に有していないと免許管理者(都道府県教育委員会)が認める者は免除されません。

(2)優秀教員表彰受賞者

 文部科学大臣、都道府県又は指定都市教育委員会等が行う表彰のうち各教科の指導法又は生徒指導その他の事項に関する功績が特に顕著である者に対するものであって免許管理者が指定するものを受賞した者です。

 これにより免許管理者から免除対象として認められる場合には、当該表彰を受けた日が修了確認期限までの10年の期間内であることが必要です。

 なお、表彰には、部活動での競技成績のみに基づく表彰、永年勤続表彰のように、その者の知識技能にかかわりなく、ほぼすべての対象者に対して行われる表彰などは対象となりません。

(3)平成20年度に予備講習を履修した者

 教員免許更新制の実施に先立って、平成20年度に試行的な取組として、各大学等において、予備講習が実施されました。

 この予備講習では、修了確認期限が平成23年3月31日で、現職教員など受講義務のある方で、受講し履修認定を受けた方については、予備講習で履修認定を受けた時間数に応じて、免許状更新講習の受講時間数が免除されます。

 なお、予備講習の履修による免除については、申請時点で現職教員であるなど受講義務のある方が対象となります。予備講習を受講した時点では、教員をされていて受講義務があったが、免除申請の時点では、教員を辞めてしまっていて受講義務がない場合には、予備講習の履修による免除は受けられませんので、ご留意いただければと思います。

 以上、免許状更新講習の受講免除についてご説明しましたが、これらの受講免除が可能な方でも、そのままでは免除されるわけではありません。

 修了確認期限の2年2ヶ月前から2ヶ月前までの期間内に、勤務地の所在する免許管理者(都道府県教育委員会)に、免許状更新講習の受講免除の申請を行う必要があります。

 この手続をせずに修了確認期限を経過してしまうと、免許状が失効してしまいますので、忘れずに必ず手続を行ってください。

 なお、申請に際して、免許状の写し等の添付すべき書類や手続方法について、免許管理者である都道府県教育委員会にお問い合わせいただきたいと思います。

 次回のテーマは「受講する更新講習はお決まりですか」です。

 先日、4月20日(月曜日)に今年度開設予定の第4回目の免許状更新講習の認定を行いました。今回(第4回)の認定では、119大学等 1,143講習を認定しました。

 今回、認定しましたものを含めて、これまでの認定状況は、456大学等 8,886講習となり、受入れ予定人数が必修領域、選択領域いずれも、100,000人(通信等を除く)を超えました。

 4月16日に申請締切りの第5回目の認定申請についても、多数の大学等から申請をいただいており、講習数はまだ増える予定です。また、認定いたしましたら、お知らせいたします。

(↓免許状更新講習の一覧はこちらのホームページをご参照ください。)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/004/1258028.htm(※教員免許更新制へリンク)

 このシリーズでは、今後も教員免許更新制に関する情報を、お伝えしたいと思っております。また、1年を通してそれぞれの節目、節目のところで、手続の流れのポイントについても取り上げて行ければと思っております。

 私どもとしては、すべての先生方に、情報をお伝えして、教員免許更新制の制度をご理解していただけたらと考えております。そのためにも、学校内やお知り合いの先生方にも、「修了確認期限がいつになるのかご存じですか?」というように、お声をかけあっていただくようお願いいたします。

 また、是非ともこのメルマガにもご登録いだくことをおすすめいただければと思っております。

 (文部科学省の教員免許更新制に関するHPをご参照ください!!)

 修了確認期限のご確認や教員免許更新制に関する情報が掲載されている、文部科学省HPのアドレスはこちらです。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/index.htm(※教員免許更新制へリンク)

“教員免許更新制”でも[検索]できます。

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【シリーズ】「放課後子ども教室推進事業」(放課後子どもプラン)(第21回)

                   〔生涯学習政策局生涯学習推進課〕

 「放課後子ども教室推進事業」は、放課後や週末等に小学校の余裕教室等を活用して、子どもが安全・安心な場所で学習や体験活動・交流活動の取組を実施するものです。
 シリーズ第21回として、大阪府寝屋川市の取組をご紹介します。

和光キッズクラブ  ~地域に支えられて多彩な活動を展開~ 

大阪府寝屋川市立和光小学校 校長 丸山涼子

 『和光キッズクラブ』は、放課後や休みの日にスポーツや文化活動を通して地域の大人が次代の担い手である子どもの健全育成を図る場として、平成17年7月に発足しました。

 本校では、「放課後や休みの日の子どもの過ごし方に関心を持つことが大事」との観点から、特定の団体やPTAのみが受け皿になるのではなく、子どもの成長に関心を持つすべての育成団体や自治会・婦人会その他地域の多くの人々の協力を得て「和光キッズクラブ実行委員会」を設置。運営内容をよりよいものにするために、毎月定例会を開いて協議を重ねています。

 バレーボール・グラウンドゴルフ・校庭開放・手作り遊び・放課後の学習会などは学校で、また、各町の公民館においては、映画会・読み聞かせ・バルーンアート・ケーキづくり・囲碁将棋・寺子屋教室など、月1回以上活動を行っています。

 また、定例の活動に加えて、8月には「流しそうめんとナイトシアターの夕べ」、12月には「クリスマススペシャル」、2月には「もちつき大会」という【夏スペ】【冬スペ】【餅スペ】の他、「自転車講習会で免許証をもらおう」「プールでヤゴ捕り」「巨大シャボン玉」など実施。自治会や婦人会から全面的な協力をいただきながら多彩な活動を展開していることが自慢です。「地域の子は地域で育てる」と言って下さる地域に感謝!

 そこに、このたび「WAKOリンピック」(※1)が新たに登場。PTA父親委員会の発案を実行委員会で練り上げた「WAKOリンスペシャル」(※2)です。

 「学校に名を残そう!」という〈愛校心〉をベースに、〈公式ぞうきん〉を使っての「ぞうきんがけ競争」や「スリッパ飛ばし」「豆つまみ皿移し競争」「なわとびの1分間速跳び競争」など、まさに創意工夫のかたまり。表彰状・表彰台・メダル・月桂樹の冠まで用意して、満を持しての実施でした。細やかで熱意のある取り組みには頭が下がります。

 チョコレートの金メダルも輝いていましたが、それ以上に参加した子ども達の顔の輝きが「WAKOリンピック」の取り組みの成功を物語っていました。

 また、多数の教職員が記念すべき「WAKOリンピック」の発足に立ち会いましたが、何よりうれしかったことは、新しい顔ぶれの保護者の協力が多数あったことでした。

 現在「流しそうめんとナイトシアターの夕べ」から、夜につなげて校庭での「サマーキャンプ」を計画中です。

 これからも子どもの声がはじける活動を企画していこうと、毎月の実行委員会はいつも帰る時間を忘れるほど盛り上がっています。

※1 PTA父親委員会が担当し、スリッパ飛ばし、シャトルコック投げ、1分間なわとび、36メートルドリブル走、豆つまみ皿移し、ぞうきんがけ競争等を実施。

※2 「WAKOリンピック」のスペシャルバージョン。自治会の全面協力の下、多彩な企画を展開。

「放課後子ども教室」の情報は、以下の「放課後子どもプラン」のホームページをご覧ください。

http://www.houkago-plan.go.jp(※放課後子どもプランホームページへリンク)

【お知らせ】「学校施設における事故防止の留意点について」、「学校施設整備指針」、「環境を考慮した学校施設(エコスクール)の今後の推進方策について(最終報告)」及び「学校施設の評価の在り方について(最終報告)」について

〔文教施設企画部施設企画課〕

1.概要

 文部科学省では、昨年6月に発生した小学校における天窓からの転落事故等を踏まえ、学校施設における事故防止対策について検討を進めてきました。また、地球温暖化等の環境問題に対応するため、環境への負荷を低減させる学校施設づくりの推進方策等について検討を行いました。さらに、学校施設のより計画的・効率的な維持・改善を図るために、学校施設の評価の在り方について検討を行いました。

 この度、検討結果が報告書として取りまとめられ、また、事故防止の観点から「学校施設整備指針」が改訂されましたので、ご報告します。

2.報告書のポイント

(1)「学校施設における事故防止の留意点について」及び「学校施設整備指針」学校は、子どもたちの学習と生活のための場であり、豊かな人間性をはぐくむのにふさわしい教育環境と、十分な防災性、防犯性など安全性を備えた安心感のある施設環境を備えていることが重要です。
 本報告では、過去に起こった事故を教訓としつつ、事故防止に向けた関係者それぞれが果たすべき役割、事故種別ごとの事故防止の基本的な考え方、建物の部位ごとの具体的な留意事項等を示しています。
 また、取りまとめた報告書に基づき、各学校種ごとの「学校施設整備指針」の安全対策関連規定を充実させました。

(2)「環境を考慮した学校施設(エコスクール)の今後の推進方策について-低炭素社会における学校づくりの在り方-」
 地球温暖化対策の強化など我が国の環境対策の推進のためには、新築時や改築時のみならず、既存の学校施設を含めた全ての学校においてエコスクールづくりを目指す必要があります。
 本報告書は、学校施設を取り巻く状況の変化、学校施設のエネルギー消費実態及びエネルギー消費の長期的展望等について調査研究し、既存の学校施設において、適切な教育環境を確保しつつ、環境への負荷を低減させる計画・設計上の方策や今後のエコスクールの推進方策等を示しています。

(3)「学校施設の評価の在り方について~学校施設の改善のために~」

 学校施設は、基本的な教育条件の一つであるとともに、地域住民にとってのコミュニティの拠点、防災拠点としての役割も担っています。
 しかしながら、現在、学校施設は、耐震化や環境への配慮などの様々な課題を抱えています。
 本報告は、学校施設の評価の目的、評価における学校と設置者の役割、評価の進め方、評価項目・指標等の参考例及び評価結果に基づく改善・支援の考え方等を示すとともに、幼稚園・高等学校・特別支援学校について、学校施設の評価を行う際の視点を示しています。

<報告及び施設整備指針の全文は、文部科学省ホームページ及び国立教育政策研究所ホームページにて閲覧できます。>

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/001/index.htm(※文部科学省HP報道発表へリンク)
http://www.nier.go.jp/shisetsu/ (※国立教育政策研究所HPへリンク)

【お知らせ】ESDの推進 ―持続可能な社会のために―

              〔国際統括官付 / 日本ユネスコ国内委員会事務局〕

1.ESDの紹介

 文部科学省や日本ユネスコ国内委員会では持続発展教育(ESD;Education for Sustainable Development)の普及に積極的に取り組んでいます。ESDは一言で言えば、持続可能な社会の担い手を育むための教育です。わが国の提唱により2005年からの10年間が「国連ESDの10年」と定められ、ユネスコ(国連教育科学文化機関)を主導機関として、世界的にESDに取り組まれています。

 ESDは決して新しい教育ではありません。日本では既に、環境や国際理解、文化など、持続可能な発展に関する個別分野の教育は取り組まれています。これらを「持続可能な発展」の観点からつなげ、総合的に取り扱い、より教育効果を高めることがESDの目的です。

 文部科学省では、ユネスコが認定する「ユネスコ・スクール」をESDの推進拠点として位置付け、その加盟校増加・ネットワーク強化に取り組んでいます(2009年4月現在の加盟校:79校、世界では約8,000校)。ユネスコ・スクールでは環境や国際理解などをテーマとした特色ある教育が進められています。こうした取組が、ユネスコ・スクールのネットワークを通じ、日本全国、さらには世界各国に広められていくことが期待されます。

【参考:持続発展教育(ESD)について】http://www.mext.go.jp/unesco/004/004.htm(※日本ユネスコ国内委員会へリンク)

【参考:ユネスコ・スクール公式サイト】http://www.unesco-school.jp/

2.ドイツESD世界会議(2009年3月31日~4月2日)

 2009年は「ESDの10年」の中間年にあたります。この中間年を迎えるにあたり、今後取り組むべき戦略等について議論するため、ドイツでESD世界会議が開催されました(約150ヶ国・900名が参加、わが国出席者は玉井文部科学審議官、木曽国際統括官ほか)。

 この会議では、玉井文部科学審議官よりアジア・太平洋地域の国を代表して、我が国のESDの取組への世界的貢献や、アジア太平洋地域の取組を紹介するとともに、2014年の「ESDの10年締めくくり会合」を日本で開催する用意があることを表明しました。

 また、会議の最終日には会議の成果文書である「ボン宣言」が採択されました。ボン宣言には、ESDの一層の推進のため各国で取り組むべき施策として、世界的な取組モデルとなるプログラムの策定や、学校教育とNPO、企業等の協働の場となるコンソーシアムの形成などが盛り込まれています。わが国ではユネスコ・スクールの枠組みなどを通じ、これらの基盤が整備されつつあります。こうした取組を今後ますます充実・発展させ、国内に、そして世界にESDを進めていかなければなりません。

【参考:ESD世界会議(英語)】
http://www.esd-world-conference-2009.org/en/home.html(※ESD世界会議へリンク)

 お問合せ先:文部科学省国際統括官付(日本ユネスコ国内委員会事務局)
 TEL:03-5253-4111 / MAIL:jpnatcom@mext.go.jp

【お知らせ】「親子でつくろう我が家のルール」標語募集について

          [生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室]

 都市化、核家族化や情報化の急速な進展等に伴い、人と人の絆の弱体化や、家庭や地域の教育力の低下など、日本に昔からあった良さが次第に失われつつある中、子どもたちが社会生活を営んでいくための基本的倫理観や自立心・自制心を育てるなど、「心を育む」取組を大人も子どもも地域も一緒に社会総がかりで重視・実行していくことが必要です。

 すべての教育の出発点である家庭に対して、「早寝早起き朝ごはん」といった生活習慣づくりや「挨拶しよう」「お手伝いをしよう」といった親子の約束など、基本的なルールづくりの大切さについて呼びかけていく「親子でつくろう我が家のルール」運動を推進するため、標語を募集し表彰を行います。

■募集対象

子どもや保護者の方をはじめ、どなたでも応募できます。

■募集内容

親子でつくろう我が家のルール」に関する標語及びエピソード

※家庭での日常のやりとりなどから思いついた、親子の約束ごとや家庭のルールなどを標語にして、そのきっかけとなったエピソードを添えてご応募ください。

■募集方法

・主催団体ホームページに掲載
・全国の教育委員会、小学校・中学校、高等学校等を通じて募集

■応募方法

ホームページまたはFAX、郵送により応募  

■募集期間

平成21年4月21日(火曜日)~平成21年6月17日(水曜日)消印有効

■選考方法

協議会に設置する選考委員会により選定

■表彰

優秀作品には表彰状を贈呈

■主催

「親子でつくろう我が家のルール」運動推進協議会

(文部科学省、社団法人日本PTA全国協議会、独立行政法人国立青少年教育振興機構、独立行政法人国立女性教育会館)

★応募方法の詳細について★

「親子でつくろう我が家のルール」標語募集ページをご覧ください。

 http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1260746.htm (※公募情報へリンク)

 多くの方々からのご応募お待ちしています!

「文部科学時報」4月号(4月10日発行)

 文部科学行政の“今”が読みやすく分かる、文部科学省唯一の総合政策広報誌!

特集1

 「本を愛する、人になる」。学校・地域・家庭を通じ子どもの読書活動が進むためにはどうすれば良いか、<本を愛する人>たちの取組を紹介します。

特集2

 第50回科学技術週間 今年は科学技術週間がスタートして50年目。科学技術が与える夢や科学技術を親しみやすく体験できる場を創る人々にスポットを当て紹介します。

その他

 様々な文部科学行政の取組・話題を満載してお届けします。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/jihou/detail/1217902.htm(※出版物案内へリンク)

関連リンク

幼児教育・家庭教育に関してはこちら
http://www.mext.go.jp/a_menu/01_b.htm(※幼児教育・家庭教育へリンク)

小・中・高校教育に関してはこちら
http://www.mext.go.jp/a_menu/01_c.htm(※小学校・中学校・高等学校へリンク)

特別支援教育に関してはこちら
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/main.htm(※特別支援教育へリンク)

初中局の報道発表資料はこちら
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/shotou.htm(※報道発表へリンク)

子どもの体力向上ホームページはこちら
http://www.recreation.or.jp/kodomo/(※子どもの体力向上ホームページへリンク)

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http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/04121503.htm(※生徒指導等へリンク)

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http://www.nise.go.jp/magazine/index.html(※国立特別支援教育総合研究所ホームページへリンク)

【コラム】常盤の“とっておき!”

 楽しく仕事をする。美しい仕事をする。前回のこのコラムで、これが私の理想だと書いたところ、いつにも増して反響があった。

 「楽しく仕事をするっていうのはいいですね」とか、「美しい仕事って、具体的にはどういうことでしょうか?」などである。なかには、「課長、何かたまっていますか?」とか、「大丈夫ですか?」などという反応もあった。

 少々不本意なところもあるが、せっかく関心を持っていただいたようなので、若干の補足説明を試みたい。

 まず、なぜ、職務遂行に当たっての決意表明のような文章をいまさら書いたのか、ということである。

 実は、前回のコラム執筆の直前に、新規採用職員対象の省内研修会でお話しをしたことが、ああいう文章を書く契機となったのである。

 この春からの新規採用職員の方々に対して、約1時間、初中局の行政説明をする機会を得た。そこで、せっかくだからと、職員としての心構えなども少々述べた。そして、さらに、せっかくだからと、このコラムでもご披露しようと思った次第である。

 したがって、「大丈夫!」なのである。

 次に、美しい仕事というのは、具体的にどういうものなのか、ということについても補足をしたい。前回のコラムでは、紙幅の都合もあり、難しい課題に対して、筋を曲げずに新しい枠組みを示す仕事だと、私なりの考えを記したのだが、確かにこれだけでは抽象的に過ぎる。

 「美しい」ということは、言葉では説明しにくいものだが、幸い、同じく研修会で紹介した「教育行政の三則」というものがあるので、これを記すことで説明に換えたい。

 この三則は、当課に伝承される、詠み人知らずの心得である。

 詠み人知らず、なので、私なりの解釈をご紹介する。

第一、筋を通す。

 行政施策を進めるに当たって、原理原則を曲げないということである。

まずは法規・法令に基づいて仕事を進めるということが行政としての重要な原則である。一見簡単なことのように思えるが、ニュースなどで問題となる事柄の多くは、この基本が守られないことによる。

 実際の仕事では、様々な原理原則が衝突する場面がしばしば見られる。

 私たちは、教育行政を担当するが、広く行政部内を見渡せば行政改革、規制改革、地方分権などの原理原則も重要な価値である。原理原則が相互に対立するときに教育行政として、反対の立場に立つ者に対しても、筋を通して主張し説得する。あくまで教育の振興を第一義に考えて価値相互の調整を図る。こうした姿勢を曲げないことが重要だ。

第二、論より証拠。

 教育論は情緒論に流れることがしばしばある。

 例えば、教育の成果を論じるときに、「子どもたちの目が輝く」ということがよく言われる。実際の教育に携わる先生方がこうした実感を大切にすることは理解できるのだが、我々が担当しているのは、教育でなく、教育行政なのである。現場主義、客観主義、科学的思考をより重視していくことが必要だ。

第三、簡潔明瞭。

 これは、表現力の問題のように見えるが、思考力・判断力の問題である。問題の核心は何かということを深く考える。与えられた課題について、例えばA4一枚で解決策を書き記してみる。無駄を省いて書いてみることが、考えそのものを純化する。形式を規定することが内容を深める契機ともなる。

 新規採用職員の方々には、この三つの原則についてお話をした。これを頭の隅に入れて仕事を進めれば、自然と、美しい仕事につながっていくのではないだろうか。

                  〔初等中等教育企画課長 常盤 豊〕

お問合せ先

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「初中教育ニュース」編集部
電話番号:03-5253-4111(内線2007)