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初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第113号

                                平成21年3月30日

[目次]       

 

□【シリーズ】教員免許更新制がはじまります!(第22回)

□【シリーズ】「放課後子ども教室推進事業」(放課後子どもプラン)(第19回)

□【コ ラ ム】まえかわの「ま、え~か」番外編

□ 編集後記                                                         

 

□【シリーズ】教員免許更新制がはじまります!(第22回)

               〔初等中等教育局教職員課教員免許企画室〕

 

 本年4月からいよいよ教員免許更新制がスタートしますが、今回は、本格実施の直前号ということもありますので、今一度、最初の修了確認期限のご確認や一連の手続について、ご説明させていただきます。

 平成21年4月1日以降に初めて免許状(新免許状)を授与された場合、10年間の有効期間が定められます。

 一方で、平成21年3月31日以前に授与された免許状(旧免許状)については、有効期間の定めがありませんが、そのかわりに旧免許状を持つ現職教員の方々については、各自の最初の修了確認期限までに免許状更新講習を受講・修了していただく必要があります。

 免許状更新講習の受講・修了にあたっては、各自に修了確認期限が割り振られており、その修了確認期限の2年2ヶ月前から2ヶ月前までの2年間で受講・修了していただくことになります。

 この修了確認期限については、各自の生年月日により割り振られています。

 本年4月から教員免許更新制がスタートして最初に訪れる修了確認期限は、平成23年3月31日になりますが、この修了確認期限に該当する方の生年月日は、

  昭和30年4月2日~昭和31年4月1日

  昭和40年4月2日~昭和41年4月1日

  昭和50年4月2日~昭和51年4月1日

となっています。

 これら以降に生年月日が1年ずつずれるごとに、修了確認期限も1年ずつずれることになり、10年間で一通りの方々に修了確認期限がおとずれることになっています。

 なお、修了確認期限は、原則として、生年月日により割り振られているのですが、一部例外があります。それは、栄養教諭免許状をお持ちの方の場合です。

 栄養教諭免許状をお持ちの場合、栄養教諭の方はもちろんのこと、教諭の方や養護教諭の方でも、生年月日により割り振られた修了確認期限ではなく、栄養教諭免許状を授与された日ごとに、修了確認期限が設定されています。

 修了確認期限の確認については、文部科学省のホームページでも確認することができますので、是非一度、チェックしていただければと思います。

 

 (↓修了確認期限がチェックできるホームページのアドレスはこちら)

 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/003/index.htm(※教員免許更新制へリンク)

 

 なお、各学校の校長や教頭、あるいは学校事務職員の方々におかれては、可能な限り、学校内のすべての教員の修了確認期限がいつであるかについて名簿等で整理していただき、各教員の方々に周知していただければと思います。

 その際には、臨時や非常勤の講師の方々にも広く周知をお願いします。

 修了確認期限をご確認いただいた後、免許状更新講習の受講期間(修了確認期限の2年2ヶ月から2ヶ月前までの2年間)に、文部科学省や大学のホームページ等を確認して、受講したい免許状更新講習を選択します。

 

 (↓更新講習の一覧が掲載されているホームページのアドレスはこちら)

 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/004/1218077.htm(※教員免許更新制へリンク)

 

 なお、今月(3月)18日には、第3回目の更新講習の認定を行いました。今後も第4回(4月中旬)、第5回(5月中旬)と引き続き認定していきますので、これらについても、是非一度、ご参照いただければと思います。

 

 受講を申し込む大学・更新講習が決まりましたら、開設する大学等に申込みを行います。申込み方については、前回ご説明いたしましたので、ここでは省略いたします。

 大学等で開催される免許状更新講習について、必修講習・選択講習あわせて30時間以上受講し履修認定されますと、大学等から修了証明書(または履修証明書)が発行されます。

 それらの証明書とともに、勤務する学校が所在する各都道府県教育委員会(免許管理者)に更新講習修了確認の申請を行います。

 その後、免許管理者で更新講習修了の確認が行われ、更新講習修了確認証明書が発行されます。その証明書には次回の修了確認期限(10年後)が記載されています。

 修了確認期限の確認とその後の一連の手続についての説明は以上です。

 

 これまで、連載させていただきました【シリーズ】教員免許更新制がはじまります!については、来月(4月)から、いよいよ教員免許更新制がスタートすることになりますので、次回(4月)からは、タイトルを変更して、【シリーズ】スタート教員免許更新制!と題して、引き続き、連載させていただきます。(タイトルは変更いたしますが回数はこれまでの通し回数で表示いたします。)

 

 (文部科学省の教員免許更新制に関するHPをご参照ください!!)

 修了確認期限のご確認や教員免許更新制に関する情報が掲載されている、文部科学省HPのアドレスはこちらです。

 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/index.htm(※教員免許更新制へリンク)

 “教員免許更新制”でも[検索]できます。

 

 今後も、教員免許更新制に関する情報を、このメルマガを通じて、お伝えしたいと思っております。私どもとしては、すべての先生方に、情報をお伝えして、教員免許更新制の制度をご理解していただけたらと考えております。そのためにも、まわりご近所の先生方には、お声かけいただき、是非ともこのメルマガにご登録いただくことをおすすめいただければと思っております。

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□【シリーズ】「放課後子ども教室推進事業」(放課後子どもプラン)(第19回)

                   〔生涯学習政策局生涯学習推進課〕

 「放課後子ども教室推進事業」は、放課後や週末等に小学校の余裕教室等を活用して、子どもが安全・安心な場所で学習や体験活動・交流活動の取組を実施するものです。

 シリーズ第19回として、茨城県取手市の取組をご紹介します。

 


「取手小放課後子どもクラブ(放課後子ども教室)」の開設

              茨城県取手市立取手小学校長 中嶋 保夫

 

 取手小学校では、これまで小学校1年生~3年生の留守家庭の子を対象とした児童クラブを開設し、夏休みには取手市独自の取組である、6年生までを対象としたサマーサポート事業を併せて実施してきました。また、平成18年度からは児童クラブの拡大版として、6年生までを対象として保護者の就労の有無を問わずに預かる「子どもの居場所づくり事業」を創設し、随時モデル校を設けて展開してきました。

 そのような中、本校では平成20年度から敷地内にあるクラブ室や校庭などを活動場所として「放課後子ども教室」と「放課後児童クラブ」を一体化した「取手小放課後子どもクラブ(放課後子ども教室)」を開設しました。

 子どもクラブ(放課後子ども教室)は、登録児童97名(全校児童数は507名)で、日々50~60名の参加児童を、指導員5~6名体制で児童の安全確保や健全育成に努めています。

 活動内容は、室内で宿題・読書・ゲームなどで過ごすほか、外遊びでは、サッカー・一輪車・ブランコ・ドッジボールなどで過ごしています。夕方5時に集団下校となり、その後7時までのこる「児童クラブ」の子は保護者が迎えに来ます。

 3名の学習アドバイザーの方が市内の子どもクラブ(放課後子ども教室)を回り、宿題などのサポートをしてくれています。また、地域の皆さんによるボランティア団体「ボランティアときめき」にベーゴマやお手玉などの昔遊びを教えていただいたり、夏休みを利用して、更生保護女性会の皆さんに工作などをご指導いただいたりしています。 

 子どもクラブ(放課後子ども教室)を開設して感じることは、異年齢集団活動の良さが多く見られることです。また、集団生活でのマナーやルールも自然に身につき、校庭でも安全に活動できるので、保護者は安心して預けているようです。さらに、指導員や学習アドバイザーといった多くのボランティアの方々と接することができるので、心の成長にもつながっている気がします。

 今後、放課後子ども教室としての学習支援の充実が一層図れればと考えています。

 


「放課後子ども教室」の情報は、以下の「放課後子どもプラン」のホームページをご覧ください。

 http://www.houkago-plan.go.jp(※放課後子どもプランホームページへリンク)

 

「文部科学時報」3月号(3月10日発行)

 文部科学行政の“今”が読みやすく分かる、総合政策マガジン!

<<3月号の特集>> 

●中教審答申「学士課程教育の構築に向けて」。各大学にどのような改革を求めているのか、答申の内容解説やさまざまな取組紹介をお届けします。

●科学技術を活用して活性化を!地域を元気にするクラスター

  http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/jihou/detail/1217902.htm(※出版物案内へリンク)

 


○ 幼児教育・家庭教育に関してはこちら

   http://www.mext.go.jp/a_menu/01_b.htm(※幼児教育・家庭教育へリンク)

○ 小・中・高校教育に関してはこちら                                  

   http://www.mext.go.jp/a_menu/01_c.htm(※小学校・中学校・高等学校へリンク)

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★生徒指導メールマガジン(児童生徒課)                                

  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/04121503.htm(※生徒指導等へリンク)

★大学改革GPナビ-Good Practice-(大学振興課)        

  http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/05060601.htm(※大学教育の充実−Good Practice−へリンク)

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   http://www.elnet.go.jp(※エルネットホームページへリンク)

★独立行政法人国立特別支援教育総合研究所メールマガジン                

  http://www.nise.go.jp/magazine/index.html(※国立特別支援教育総合研究所ホームページへリンク)

                           

□【コ ラ ム】まえかわの「ま、え~か」番外編

 

春到来

 

 東京の都心にも春が来た。桜田門にほど近い皇居のお堀端では、土筆が顔を出している。「なんでこんなところに」と思うのは人間の勝手な思い。彼らは、ただ春にいざなわれて土の中から出てきただけだ。「土筆誰の子、杉菜の子」。昔、ふるさとの野山で家族総出で土筆採りをしたことを思い出す。その日の食卓に並んだ土筆の煮付けの少しほろ苦い味も。

 トルストイ「復活」の冒頭に、都会に春が訪れる様を描いた一節がある。「何十万という人びとが、あるちっぽけな場所に寄り集まって、自分たちがひしめきあっている土地を醜いものにしようとどんなに骨を折ってみても、その土地に何ひとつ育たぬようにとどんな石を敷きつめてみても、芽をふく草をどんなに摘みとってみても、石炭や石油の煙でどんなにそれをいぶしてみても、いや、どんなに木の枝を払って獣や小鳥たちを追い払ってみても――春は都会のなかでさえやっぱり春であった。太陽にあたためられると、草は生気を取りもどし、すくすくと育ち、根が残っているところではどこもかしこも、並木道の芝生はもちろん、敷石のあいだでも、いたるところで緑に萌え、白樺やポプラや桜桃(みざくら)もその香りたかい粘っこい若葉を拡げ、菩提樹は皮を破った新芽をふくらませるのだった。」(新潮文庫・木村浩訳)

 都会の真ん中でも、春は次々と花々が咲き匂う。街路に、公園に、ビルの谷間に、まず梅が咲き、次いで沈丁花が香り、さらには木蓮がほころび、満を持していたかのように桜が開花する。しかし、花開くのは人間に育てられた植物ばかりではない。舗道の敷石の隙間からも、アスファルトのわずかな裂け目からも、草花は萌え出てくる。

 たとえば、タンポポ。在来種にせよ外来種にせよ(最近は両者の雑種もあるそうだが)、とにかくその生命力には驚かされる。ほんの少しの土にしっかりと根を張って、踏まれても踏まれてもしぶとく起き上がり、黄色くかわいい花を咲かせる。「雑草という名の草はない」とは昭和天皇のお言葉だが、道ばたのタンポポだって、そのかけがえのない命をしっかり生きている。彼らは自分たちがタンポポと呼ばれていることを知らない。彼らにとって人間が付けた名前など関係ない。ただひたすら自らに与えられた命を生きているだけだ。その命に、畏敬を覚える。

 春の季語に「ひこばえ」という言葉がある。切り株から生えてくる新しい芽のことだ。「蘖」という難しい漢字が当てられているが、「由」という漢字も同じ意味を持つそうだ。語源は「孫(ひこ)生え」だという。樹木は、伐られてもそのまま枯れるのではなく、その命を継ぐ孫のような芽が生えてくる。常に蘇ろうとする生命の力を感じさせる言葉だ。

 時代は決して明るくはない。しかし、木々や草花の生命力を体いっぱいに感じとれば、なんだかなんでもできそうな気がしてくるではないか。生きる勇が湧いてくるではないか。そんな季節だ、春は。

 

         〔大臣官房審議官(初等中等教育局担当) 前川 喜平〕

 

□【編集後記】

 

○22日(日曜日)に開催された東京マラソン。参加している友人の主要ポイント通過時刻を予想して、沿道に待機。応援をしては、もぐらのように地下鉄に潜り、次のポイントに顔を出す・・・というようなことを繰り返し、気が付くとゴールの有明、東京ビッグサイトに辿り着いていました。ゴール前4㎞地点の豊洲駅前では、嵐のような天候の中、私の隣りで、小さな子どもがランナーに繰り返し「頑張れー!」と声をかけていて、ランナーたちも辛そうな中、自然と笑顔になっている様子に胸が熱くなりました。友人も無事完走。落選して正直ホッとしていた時期もありましたが、次は私も絶対参加したい!と心から思えた一日でした。(K・Y)

 

○わたしがメルマガの編集を担当するのもこれで最後となりました。メルマガの編集業務は、新規採用職員であるわたしにとって得難い経験になったと思います。メルマガの編集を通し、文部科学省の初等中等教育に関する施策を広く知ることができただけでなく、一つ一つの言葉を大事に扱う姿勢の大切さを実感することもできました。

 この経験を次に生かし、4月からの新たな業務に励んでいきたいと思っています。(N・Y)

 

○文部科学省に行政実務研修生としてお世話になりはや6か月が経ち、最後の編集後記となりました。今までは、都道府県の視点、そして事務系職員としての視点からしか見えていなかったものが、国の中枢、中でも文部科学省という今までとは別の視点から見えたこと、また、仕事のやり方もいろいろあるということが分かったのは、わずか半年間ではありますが、得難い経験だったと痛感しております。「人生は、重き荷を背負いて、遠き道を行くが如し」まだまだ先は長いですが、地元へ戻っても頑張りたいと思います。半年間お読みいただきありがとうございました。(K・A)

 

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