文部科学省では、高校生の就職問題に適切に対処するための参考資料を得るために、令和2年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況を調査し、このほど、令和元年12月末現在の状況を取りまとめましたので、公表いたします。
国立、公立、私立の高等学校(全日制・定時制)
学科別(国立、公立、私立の別)の就職内定状況
都道府県別(県内・県外別)の就職内定状況
就職内定率(就職希望者に対する就職内定者の割合)は、92.0%(前年同比0.1ポイント増)で、引き続き高水準を維持。
男子:92.8%(前年同期比0.1ポイント増)
女子:90.7%(前年同期比0.2ポイント増)
就職内定率の高い順に、
工業97.2%、商業95.2%、情報94.4%、農業93.9%、
水産92.8%、家庭91.9%、看護91.3%、
福祉90.8%、総合学科90.6%、普通86.2%
※「その他」の学科は除く。また、「看護」に関する学科は看護師5年一貫課程が主となるため、5年課程5年次の就職内定率を示している。
内定率の高い県:富山県97.6%、福井県96.8%、福島県96.7%、
岐阜県96.6%、佐賀県96.1%
内定率の低い県:沖縄県75.6%、東京都85.3%、神奈川県86.1%、
大阪府86.3%、福岡県86.7%
岩手県94.4%(前年同期比1.6ポイント減)
宮城県92.8%(前年同期比0.7ポイント増)
福島県96.7%(前年同期比0.4ポイント増)
令和2年3月末現在の高校生の就職内定状況を調査し、その状況を注視しながら、必要に応じて厚生労働省と連携した就職支援を行う。
キャリア教育推進係