在学者一人当たりの私費負担を含む総教育支出を見ると,初等教育(6,117ドル),中等教育(6,952ドル)及び高等教育(11,716ドル)は,OECD各国平均(各5,313ドル,7,002ドル,10,655ドル)を上回っているが,就学前教育(3,691ドル)は,OECD各国平均(4,294ドル)を下回っている。(
統計表B-1参照)
国内総生産(GDP)に対する全教育段階の公財政教育支出の割合は3.5パーセントであり,OECD各国平均5.1パーセントを下回っている。また,初等中等教育の公財政教育支出の割合は2.7パーセント,高等教育の割合は0.4パーセントで,OECD各国平均(各3.6パーセント,1.1パーセント)をいずれも下回っている。
また,国内総生産(GDP)に対する私費負担を加えた教育支出の割合も,初等中等教育では3パーセント,高等教育では1.1パーセントとOECD各国平均(各3.8パーセント,1.4パーセント)をいずれも下回っている。(
統計表B-2参照)