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平成14年度の「むし歯」の被患率(処置完了者を含む。以下同じ。)は,幼稚園61.5パーセント,小学校73.9パーセント,中学校71.2パーセント,高等学校82.3パーセントとなっており,幼稚園を除く各学校段階で前年度より低下している。
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「むし歯」の被患率の推移をみると,30年前(昭和47年度)には各学校段階で約90パーセントを超えており,一時上昇傾向にあったが,昭和50年代半ば以降は低下傾向にある。
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「むし歯」の被患率を年齢別(図6)にみると,16歳及び17歳で80パーセントを超えており,17歳が85.4パーセントと最も高くなっている。
また,処置完了者の割合は,10歳以降未処置歯のある者の割合を上回っている。
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表9 むし歯(う歯)の処置完了者等の割合の推移 |
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図6 年齢別 むし歯(う歯)の処置完了者等の割合 |
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「12歳の永久歯の一人当たり平均むし歯(う歯)等数」(表10) |
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12歳の永久歯の一人当たり平均むし歯等(喪失歯及びむし歯)数をみると,「喪失歯数」はほとんど変化がないが,「むし歯数」は2.3本となっており,昭和59年に調査を開始して以降,減少傾向にある。また,10年前の平成4年度と比較すると1.9本減少している。
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表10 12歳の永久歯の一人当たり平均むし歯(う歯)等数 |
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「心電図異常」(表7):6歳,12歳及び15歳時のみ |
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平成14年度の「心電図異常」の割合は,小学校で2.2パーセント,中学校及び高等学校でそれぞれ3.1パーセントとなっており,中学校及び高等学校で前年度より上昇している。
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「寄生虫卵保有者」(表7):5歳から8歳時のみ |
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平成14年度の「寄生虫卵保有者」の割合は,幼稚園で0.4パーセント,小学校で0.9パーセントとなっており,減少傾向にある。
なお,10年前の平成4年度と比較すると,それぞれ1.6ポイントずつ低下している。
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「肥満傾向」(表7,図7) |
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平成14年度の「肥満傾向」の者(学校医から肥満傾向と判定された者)の割合は,幼稚園0.6パーセント,小学校2.6パーセント,中学校1.9パーセント,高等学校1.5パーセントとなっており,各学校段階でこの10年間は横ばい傾向にある。
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年齢別(図7)にみると,9歳から11歳において,3パーセントを超えており,10歳が3.3パーセントと最も高くなっている。また,11歳以降は年齢が進むにつれて低くなる傾向にある。 |
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図7 年齢別 肥満傾向の者の割合 |
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「ぜん息」(表7,図8) |
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平成14年度の「ぜん息」の被患率は,幼稚園1.3パーセント,小学校2.7パーセント,中学校2.2パーセント,高等学校1.4パーセントとなっており,各学校段階でこの10年間は増加傾向にある。
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年齢別(図8)にみると,各年齢で1パーセントを超えており,6歳が2.9パーセントと最も高くなっている。
なお,小学校及び中学校の各年齢(6歳から14歳)で2パーセントを超えている。 |
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図7 年齢別 肥満傾向の者の割合 |
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