学校給食実施状況等調査結果の概要 学校給食における食堂・食器具使用状況(平成15年5月1日現在)


平成16年7月1日

4. 学校給食における食堂・食器具使用状況(平成15年5月1日現在,前回調査 平成12年)

(1) 学校食堂保有状況
 食堂を利用して給食を実施している学校は、全国で9,384校であり、これは、完全給食及び補食給食実施校の28.9%となっている。
 前回調査と比較すると、食堂保有校は全体で45校、0.4ポイント増加している。

区分 小学校 中学校 特殊教育諸学校 夜間定時制高等学校 合計
平成15年 6,837校(30.1%) 1,467校(18.0%) 593校(72.2%) 487校(69.1%) 9,384校(28.9%)
平成12年 6,917校(29.8%) 1,264校(15.7%) 617校(76.4%) 541校(73.0%) 9,339校(28.5%)


(2)
食器具使用状況(複数回答)
1  はしの使用状況
 はしの使用校は全国で30,061校(97.9%)であり、前回調査と比較すると、はしの使用校数は全体で0.9ポイント増加している。

平成15年 30,061校(97.9%)
平成12年 30,152校(97.0%)

2  はし以外の食器具使用状況
 前回調査と比較すると、先割れスプーンが1,594校、4.7ポイント減少し、スプーンが1,447校、5.4ポイント、フォークが406校、1.7ポイントそれぞれ増加している。また、先割れスプーンしか使用していない学校は50校、0.2ポイント減少し、全体の1.3%となっている。

区分 スプーン フォーク 先割れスプーン 先割れスプーンのみ使用校(再掲)
平成15年 19,135校(62.3%) 10,190校(33.2%) 10,234校(33.3%) 409校(1.3%)
平成12年 17,688校(56.9%) 9,784校(31.5%) 11,828校(38.0%) 459校(1.5%)


(3) 食器使用状況(複数回答)
 材質別食器の使用状況は、前回調査と比較すると、ポリカーボネートが4,129校、13.3ポイント、耐熱強化ガラスが805校、2.6ポイントそれぞれ減少し、陶磁器が8ポイント増加している。

区分 ポリプロピレン 陶磁器 アルマイト ポリカーボネート 耐熱強化ガラス
平成15年 11,068校(36.0%) 9,231校(30.1%) 4,037校(13.1%) 3,129校(10.2%) 1,171校(3.8%)
平成12年 11,734校(37.7%) 6,876校(22.1%) 5,538校(17.8%) 7,308校(23.5%) 1,976校(6.4%)
 陶磁器には強化磁器を含む。


(4) 食器の点数
 食器の点数は、3点保有している学校が13,044校(42.5%)と最も多く、次いで4点5,253校(17.1%)、2点4,750校(15.5%)となっている。
 なお、食器が0点又は1点という学校には、補食給食実施校の一部が含まれるほか、完全給食実施校でも、パレット皿(盆に凹凸をつけ、直接料理を盛り付けるようにしたもの)を使用する場合等が含まれる。
 (注)この調査では、食器の点数には盆、パレット皿とも含まない。

区分 3点 4点 2点
平成15年 13,044校(42.5%) 5,253校(17.1%) 4,750校(15.5%)
平成12年 12,698校(40.8%) 5,433校(17.5%) 5,450校(17.5%)

(スポーツ・青少年局学校健康教育課)

-- 登録:平成21年以前 --