平成13年9月
学校給食実施状況等調査結果の概要
学校給食における食堂・食器具使用状況(平成12年5月1日現在,前回調査 平成9年)
(1) 学校食堂保有状況
食堂を利用して給食を実施している学校は,全国で9,339校であり,これは,完全給食及び補食給食実施校の28.5%となっている。前回調査と比較すると,食堂保有校は全体で785校,2.6ポイント増加している。
区分 | 小学校 | 中学校 | 特殊教育諸学校 | 夜間定時制高等学校 | 合計 |
平成12年 | 6,917校(29.8%) | 1,264校(15.7%) | 617校(76.4%) | 541校(73.0%) | 9,339校(28.5%) |
平成9年 | 6,320校(26.9%) | 1,080校(13.6%) | 582校(74.0%) | 572校(72.9%) | 8,554校(25.9%) |
(2) 食器具使用状況
はしの使用状況
はしの使用校は全国で30,152校(97.0%)であり,小学校22,692校(98.2%),中学校7,460校(93.5%)となっている。前回調査と比較すると,はしの使用校数は全体で199校,0.2ポイント減少している。
平成12年 | 30,152校(97.0%) |
平成9年 | 30,351校(97.2%) |
はし以外の食器具使用状況
はし以外の食器具使用状況(複数回答)は,スプーン17,688校(56.9%),フォーク9,784校(31.5%),先割れスプーン11,828校(38.0%)となっている。前回調査と比較すると,先割れスプーンが2,270校,7.1ポイント減少し,スプーンが1,938校、6.5ポイント,フォークが406校,1.5ポイントそれぞれ増加している。また,先割れスプーンしか使用していない学校は206校,0.6ポイント減少し,全体の1.5%となっている。
区分 | スプーン | フォーク | 先割れスプーン | 先割れスプーンのみ使用校(再掲) |
平成12年 | 17,688校(56.9%) | 9,784校(31.5%) | 11,828校(38.0%) | 459校(1.5%) |
平成9年 | 15,750校(50.4%) | 9,378校(30.0%) | 14,098校(45.1%) | 665校(2.1%) |
(3) 食器使用状況
前回調査と比較すると,ポリプロピレンが1,060校,3.5ポイント,陶磁器が2,764校,8.9ポイントそれぞれ増加している。また,ポリカーボネートが3,157校,10.0ポイント,アルマイトが1,588校,5.0ポイント,メラミンが277校,0.9ポイントそれぞれ減少している。
区分 | ポリプロピレン | ポリカーボネート | アルマイト | メラミン | 陶磁器 |
平成12年 | 11,734校(37.7%) | 7,308校(23.5%) | 5,538校(17.8%) | 5,112校(16.4%) | 6,876校(22.1%) |
平成9年 | 10,674校(34.2%) | 10,465校(33.5%) | 7,126校(22.8%) | 5,389校(17.3%) | 4,112校(13.2%) |
(4) 食器の点数
食器の点数は,3点保有している学校が12,698校(40.8%)と最も多く,次いで2点5,450校(17.5%),4点5,433校(17.5%)となっている。なお,食器が0点又は1点という学校には,補食給食実施校の一部が含まれるほか,完全給食実施校でも,パレット皿(盆に凹凸をつけ、直接料理を盛り付けるようにしたもの)を使用する場合等が含まれる。
(注)この調査では,食器の点数には盆,パレット皿とも含まない。
区分 | 3点 | 2点 | 4点 | 1点 |
平成12年 | 12,698校(40.8%) | 5,450校(17.5%) | 5,433校(17.5%) | 1,948校(6.3%) |
平成9年 | 12,772校(40.9%) | 5,999校(19.2%) | 5,227校(16.7%) | 2,077校(6.6%) |
(スポーツ・青少年局学校健康教育課)
-- 登録:平成21年以前 --