【7】 |
施設利用者数
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施設別利用者数(表16)
平成13年度間の社会教育関係施設の利用者数(当該施設が主催又は共催した学級・講座及び諸集会の参加者数を除く。)は,社会体育施設が4億4,059万人で最も多く,次いで公民館2億2,267万7千人,民間体育施設1億5,671万6千人となっている。また,前回と比べて最も増加したのは図書館の1,191万5千人増(伸び率9.1パーセント)で,次いで公民館88万人増(同0.4パーセント),博物館70万4千人増(同0.6パーセント)の順となっている。一方,減少したのは民間体育施設で3,782万5千人減(同△19.4パーセント),社会体育施設1,235万3千人減(同△2.7パーセント),博物館類似施設1,185万人減(同△7.1パーセント)となっている。
なお,国民1人当たりの利用状況にすると,社会体育施設を年3.5回,公民館を年1.7回,博物館類似施設及び民間体育施設を年1.2回ずつ利用していることになる。
表16 施設別利用者数
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(2) |
種類別博物館・博物館類似施設の利用者数(表17−1,17−2)
博物館及び博物館類似施設の利用者数を種類別にみると,博物館では美術博物館が2,807万1千人(利用者総数に占める割合24.6パーセント)で最も多く,次いで歴史博物館1,961万7千人(同17.2パーセント),動物園1,760万3千人(同15.4パーセント)の順となっている。また,前回と比べて増加したのは歴史博物館,美術博物館及び動物園で,それぞれ176万8千人増(伸び率9.9パーセント),303万7千人増(同12.1パーセント),84万7千人増(同5.1パーセント)となっており,その他の施設では減少している。
博物館類似施設では,歴史博物館が5,843万8千人(利用者総数に占める割合37.6パーセント)で最も多く,次いで美術博物館2,245万1千人(同14.4パーセント),科学博物館2,088万1千人(同13.4パーセント)の順となっている。また,前回と比べて増加したのは野外博物館,動物園及び水族館で,それぞれ14万6千人増(伸び率3.1パーセント),199万9千人増(同13.1パーセント),71万7千人増(同8.7パーセント)となっており,その他の施設では減少している。
表17−1 種類別博物館の利用者数
表17−2 種類別博物館類似施設の利用者数
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(3) |
種類別体育施設の利用者数(表18−1,18−2)
体育施設の利用者数を種類別にみると,社会体育施設では,体育館が1億8,842万7千人で最も多く,次いで多目的運動広場7,145万7千人,野球場・ソフトボール場6,242万2千人の順となっている。また,前回と比べて増加したのは水泳プール(屋内)及び体育館で,それぞれ254万1千人増(伸び率4.9パーセント),262万人増(同1.4パーセント)となっており,その他の施設では減少している。
民間体育施設では,水泳プール(屋内)が1億754万1千人で最も多く,次いで体育館1,552万8千人,野球場・ソフトボール場1,379万7千人の順となっている。また,前回と比べて増加したのは陸上競技場及び体育館で,それぞれ11万8千人増(伸び率6.7パーセント),132万6千人増(同9.3パーセント)となっており,その他の施設では減少している。
表18−1 種類別社会体育施設の利用者数
表18−2 種類別民間体育施設の利用者数
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(4) |
図書の貸出業務の実施状況(表19)
図書館における図書の貸出業務の実施状況をみると,帯出者数は前述(1)のとおりであるが,登録者(件)数及び貸出冊数についてはそれぞれ2,785万7千件,5億2,082万2千冊で,前回と比べて,それぞれ141万8千件増(伸び率5.4パーセント),4,085万2千冊増(同8.5パーセント)となっている。
児童(小学生)に対する貸出業務の実施状況をみると,登録者(件)数,帯出者数及び貸出冊数はそれぞれ409万4千件,2,163万8千人,1億2,483万6千冊であり,年間の児童1人当たりの利用回数は3.0回(△0.1回減),冊数は17.1冊(1.3冊増)となる。
表19 図書の貸出業務の実施状況
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