文部科学大臣 中山成彬 最近、子どもが事件に巻き込まれたり加害者になったりする事件が相次ぎ、大変心を痛めています。食生活の乱れも含め、子どもたちが健やかに育ちにくい環境になっています。 社会全体で、自分の子どもも他人の子どもも区別なく、暖かく、かつ厳しく守り育てる風潮になってほしいと思います。子どもは社会の宝、国の宝。子どもたちがこの世に生まれてきたことの有り難さを自覚し、かけがえのない自分の命と同様、他人の命も大切にすることを教えていきたいと思います。 また、ある調査によると、太陽が西に沈むことを知らない子どもが3割、日の出や日の入りを見たことがない子どもが4割近くもいるという結果が出ています。自然や社会と交わるといった体験が驚くほど希薄になっています。 テレビゲームなどだけでなく、もっと本を読み、もっと外に出て、スポーツに親しみ、運動で汗を流そうと提唱したい。そのためには、学校や家庭、地域全体で子どもたちの多様な体験活動の機会を作ることが必要です。 子どもたちが人間の力を超える自然の偉大さを実感し、人間の営みについて深く考える機会をもっと与えたいと考えています。奥ゆかしさと優しさを秘め、厳しい国際競争を勝ち抜けるたくましい子どもたちの育成に努めていきたいと思います。
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