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第114号 [大臣のほんねとーく]これからの子どもたちに求められる「学力」とは(2003年10月16日)

平成15年10月16日

 スポーツの秋,芸術の秋。全国の子どもたちは,今まさに運動会や文化祭などの学校行事の中で,たくさんの思い出づくりに励んでいることでしょう。喜びと自信にあふれた子どもたちの表情が目に浮かびます。

 さて,昨年4月から始まった新学習指導要領(全国の学校の教育内容について国が定めている大枠の基準)については,皆様方から「子どもの学力が低下するのではないか?」との不安の声やご批判をいただいています。

 しかし,今目指しているのは,子どもたちに,これからの変化の激しい社会を生き抜くために,学校を出たあとも生涯学び続けていく上で基礎となる力[生きる力]を,家庭や地域のご協力も得ながら学校で育むことです。当然「学力」もあり,豊かな人間性や健康・体力もあります。

 ただ,ここで言う「学力」とは,知識を詰め込み,試験で得点がとれるといったことだけを意味しているのではありません。子どもたちが生涯を通じて自ら考える力を育むためには,知識や技能に加えて,学ぶ意欲や思考力,判断力,表現力なども含めた[確かな学力]が必要です。

 先日,中央教育審議会から,子どもたちが[確かな学力]をしっかりと身に付けるため,全ての学校で基礎的・基本的な内容はきちんと指導した上で,発展・補充学習など,それぞれの学校で大いに創意工夫ができるようにするための提言が出されました。

 各学校では,日々の教育を振り返り,なお一層の創意工夫に満ちた指導をお願いしたいと思います。

 文部科学省としては,習熟度別指導をはじめ少人数による指導を行うための先生の数を増やすなど,これからも全国の学校の取組を支援していきます。

※ 文部科学省ホームページ(中央教育審議会答申)
  http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/f_03100701.htm



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