1.評価の経緯

 宇宙開発を効率的かつ効果的に推進するため、宇宙開発委員会においては、「宇宙開発に関する重要な研究開発の評価について」(参考1)に基づき、重要な研究開発の評価を行い、その結果を公開するとともに、宇宙開発委員会として独立行政法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA(ジャクサ)」という。)が実施するプロジェクトの実施内容や実施体制等に係る助言を与えることとしている。
 光衛星間通信実験衛星「きらり」(以下「OICETS(オイセッツ)」という。)については、平成17年8月に打ち上げられ、一連の研究開発が終了したため、「宇宙開発に関するプロジェクトの評価指針」(平成19年4月23日 宇宙開発委員会推進部会)に基づき、宇宙開発委員会として事後評価を行った。推進部会の構成員は、参考1の別紙のとおりである。

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