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M-Vロケット7号機の打上げについて〔宇宙開発委員会委員長談話〕

平成18年9月23日
宇宙開発委員会委員長 井口 雅一

1.  本日、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は、ミューファイブロケット7号機による第22号科学衛星「ひので」(SOLAR−B)の打上げに成功いたしました。関係者の方々に心からお祝いの言葉を申し上げるとともに、御協力いただいた地元の方々に深く感謝いたします。

2.  今回打ち上げた太陽観測衛星「ひので」は太陽表面の磁場構造とその運動を高精度で観測し、太陽大気(コロナと彩層)の成因とフレアなどの太陽活動の原因を解明する衛星であり、今後の活躍が大いに期待されるものです。JAXA(ジャクサ)においては、確実な衛星の運用を行い、人類の知的フロンティアの拡大にまい進していただきたいと思います。

3.   ミューファイブロケットは、人工衛星や惑星探査機を宇宙へ運ぶ世界の固体燃料ロケットの中でも最大かつ高性能のシステムの一つです。ミューファイブロケットにより電波天文衛星「はるか」、火星探査機「のぞみ」、小惑星探査機「はやぶさ」、X線天文衛星「すざく」、赤外線天文衛星「あかり」といった野心的な宇宙科学ミッションが支えられ、このたび太陽観測衛星「ひので」を打上げることに成功しました。

4.  宇宙開発委員会においては、現在、次期の宇宙開発に関する長期的な計画を検討中ですが、わが国において培ってきた固体燃料ロケット技術が将来に継承されるよう、今後の我が国のロケットの在り方について、計画部会の下に輸送系ワーキンググループを設け、集中的に議論することとしており、来年夏までに基本的な方針を明らかにしてまいりたいと思っております。

5.  今後とも、我が国の宇宙開発利用をより信頼性の高いものとするよう一層の努力をしてまいりますので、引き続き、皆様方の御理解と御支援を賜りますようお願いいたします。

(研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付)

-- 登録:平成21年以前 --