ここからサイトの主なメニューです

宇宙開発に関する重要な研究開発の評価水循環変動観測衛星(GCOM-W)プロジェクトの事前評価結果について

平成18年7月11日
宇宙開発委員会 推進部会

 本部会は、水循環変動観測衛星プロジェクト評価小委員会(以下、小委員会という。)から別添の通り報告を受け、慎重に審議した結果、水循環変動観測衛星(GCOM−W)プロジェクトの目的、目標等については、地球観測の各分野の専門家の総意として適切に確認されていると判断し、GCOM−Wプロジェクトが「開発研究」に移行することは妥当であると考える。

 なお、小委員会における主な助言は、以下のとおりである。今回の評価における助言は、GCOM−Wプロジェクトが「開発」に移行する段階で行う評価の際の視点となることにかんがみ、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))において十分に検討、配慮されることを期待する。

【開発研究への移行の評価における主な助言】

(開発方針)
「開発研究」段階において、6機の衛星シリーズの開発・製作の有効活用の方法を検討し、信頼性の向上、コスト低減、開発期間の短縮、人材育成等の取組みの具体化を図ることが重要である。

(実施体制)
アルゴリズムの研究開発、データの校正・検証等は、長期的かつ専門的な取組みが必要であるため、外部研究者が参加する運用体制の構築やJAXA(ジャクサ)内部の体制の充実に特に配慮するべきである。

(システム選定及び基本設計要求)
太陽電池パドルが2翼となる場合は、「みどり2」及びAquaと異なるコンフィギュレーションとなるため、AMSR2反射鏡への衛星筐体の映りこみ等によるデータへの影響を早い段階で詳細に検討しておく必要がある。
開発方針でも述べたとおり、6機の衛星シリーズを有効活用し、開発・製作におけるGCOM−WとGCOM−Cの関連付け及び後継機への拡張性を早期に見通すことが重要である。その際は、マイクロ波散乱計等の後継機への搭載についても十分に調整・検討を行うべきである。

(研究開発局参事官(宇宙航空政策担当)付)

-- 登録:平成21年以前 --