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1 .機構の再点検と当専門委員会の技術的助言について

(機構の再点検と当専門委員会の調査審議)

 機構は、再点検において、設計の基本にさかのぼって、ロケット全体について、課題の抽出及びリスク評価による課題の選別を行い、課題への対処方針案を検討した。
 当専門委員会は、再点検に係る調査審議にあたって、当専門委員会の技術的助言が、機構における再点検に有効に反映されるよう、適切なタイミングで技術的助言を行った。具体的には、課題の抽出及びリスク評価による課題の選別について技術的助言を行うとともに、機構が作成した課題への対処方針案に対しても技術的助言を行った。
 機構の再点検と当専門委員会の調査審議の概要は図1のとおりである。

(機構における再点検の概要)

 機構は、客観的な評価のため、製造メーカと共働作業を行うとともに、機構内外の有識者で構成される独立した立場の点検チームを設けた。
 点検対象範囲については、ロケットの機体機能だけではなく、飛行解析/飛行安全、ペイロードインタフェース系、射点/射場設備系を点検対象とし、設計から開発・試験・製造・運用までを対象とした。
 機構が行った課題の抽出においては、1現在識別している課題の再評価を行うとともに、潜在的な課題に関しても、2詳細FMEA、3製造・検査・整備作業、4連鎖事象、5審査会指摘事項、の4つのアプローチ(25)により、あらゆる課題が抽出されるよう配慮した。
 機構は、抽出された課題については、発生可能性と発生時の影響度に着目したリスク評価を通じて、「打上げ再開に向けて対処を検討すべき課題」とそれ以外の課題に選別し、「打上げ再開に向けて対処を検討すべき課題」に対しては、対処方針案を作成した。
機構の再点検と当専門委員会の調査審議の概要の図
図1.機構の再点検と当専門委員会の調査審議の概要

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