ここからサイトの主なメニューです


はじめに

 独立行政法人宇宙航空研究開発機構(以下「機構」という。)は、H−2Aロケットの打上げ再開に向けて、信頼性向上に向けた取組みをさらに強化することとし、H−2ロケット8号機の打上げ失敗を受けて実施したH−2Aロケット総点検に引き続き、H−2Aロケットの再点検(以下「再点検」という。)を実施している。
 機構における再点検は、H−2Aロケットの信頼性向上を最優先課題として位置づけ、H−2Aロケット6号機打上げ失敗の直接原因への対策のみならず、ロケット全体にわたり、設計の基本にまでさかのぼって点検・評価を行っているものである。

 宇宙開発委員会は、H−2Aロケットの確実な打上げに向けて万全を期すために、調査部会の下にH−2Aロケット再点検専門委員会(以下「当専門委員会」という。)を特別に設置し、機構の行う再点検について、調査審議を行った。

 当専門委員会は、機構が行う再点検活動についてヒアリングを行い、再点検における課題の抽出手法及びリスク評価による課題の選別手法について、必要な技術的助言を行った。機構はこれを踏まえ「打上げ再開に向けて対処を検討すべき課題」を整理したが、当専門委員会は、当該課題の対処方針案についても必要な技術的助言を行った。

 当専門委員会としては、H−2Aロケットの打上げ再開に向けて、機構において、これらの課題への対処を確実かつ早期に実施することを強く期待し、打上げ再開前の然るべき時期に処置状況の報告を機構より受けることとした。
 さらに、信頼性向上は不断の取組みが必要であり、今後の機構の継続的な取組みについても、必要な調査審議を行った。

 また、H−2Aロケット6号機打上げ失敗の直接原因である固体ロケットブースタ(以下「SRB−A」という。)の設計変更についても、その妥当性についてあわせて調査審議を行ったところである。

  次のページへ


ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ